ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

「睡眠不足≒飲酒状態。睡眠、大事。」 〜本を読んでいて印象に残ったこと5〜

1. はじめに

 マズラプです。10回目の投稿になります。

 連続記事投稿数もついに2桁に到達しました!読んでいただいているみなさんありがとうございます!みなさんあってのことですので、今後ともよろしくお願いします。

 今回は、本を読んで印象に残ったこと第5弾になります。今回取り上げる本は、より良い睡眠の取り方について書かれた「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」という本になります。私はその本の中の、「睡眠の重要性」を伝えている部分が印象に残ったので、今回はその部分を紹介していきます。

 現代社会を生きるみなさんの中には、睡眠時間を削られている方もいらっしゃるかと思います。今回の記事を読んで、少しでも睡眠への関心が高まれば幸いです。

 

 

 

2. 睡眠の重要性

 では、「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」から、「睡眠の重要性」について書かれた部分をいくつか紹介し、それを読んでみての私の感想を述べていこうと思います。

 

 まずはこちらです。

 

“私たちの体内では、目覚めているときに異化作用(外から摂取した物質を体内で分解する過程)が起こり、眠っているときに同化作用(外から摂取した物質を合成する過程)が起こる。睡眠時は同化作用が活発になると言われ、免疫力、骨、筋肉の成長や再生が促される。つまり、眠ることで身体が再生され、若さが保てるのだ。

 良質な睡眠をとると、免疫系が強化され、ホルモンバランスが安定し、新陳代謝が促進される。身体のエネルギーが増加し、脳の働きも改善される。睡眠を適切にとらない限り、自らが求める肉体や人生を手にすることはできない。絶対に不可能だ。“

 

 つまりは、良質な睡眠は、健康的な身体をつくることに必要不可欠ということです。

 みなさんも、夜更かししていると健康に悪いとか、身体の成長に影響が出るということを聞いたことがあるかと思います。この部分では、睡眠が健康に与える影響について、科学的メカニズムにより説明されています。それによって、否が応にも、良質な睡眠は健康に必要不可欠であることを認めざるを得ません。

 

 

 次にこちらです。

 

“睡眠時間を削ってたくさん仕事をするほうが、早く成果が出ると思う人もいるだろう。それについては調査が実施されていて、完璧な結論が出ている。十分な睡眠をとらずにいると、何をするのも遅くなり、創造力が衰え、ストレスが増大し、仕事のパフォーマンスが下がる。要するに、自分の能力のごく一部しか使えなくなるのだ。“

 

 「確かに睡眠は健康的には良くないかもしれない。でもやることをいっぱいやるには仕方ないよね」そう考えている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 私自身も、過去に夜更かしをした経験がたくさんあります。学生時代では、深夜放送されるアニメをリアルタイムで視聴したり、ゲームをしたり、宿題をしたりしました。社会人になってからも、平日でできない分、休日は深夜までゲームをしていました。

 そんなとき私は、「早く寝るよりも多くのことができている」と思っていました。しかし、実際は逆だったということが分かりました。十分に睡眠をとっていたほうが、効率が良くなり、総合的に見ると、寝不足時よりも多くのことができるのです。

 私自身、睡眠を減らすと眠くてなんだか頭が回らないなと思ってはいましたが、ここまではっきり言わると、睡眠の必要性を考えざるを得なくなりました。

 

 

 最後はこちらです。

 

アメリカ睡眠医学会が発表した調査により、睡眠不足は、大量の酒やマリファナを摂取した状態と同等の影響を学業の成績に及ぼすことが明らかになった。“

 

 この部分は、上記で紹介した部分の補足にあたりますが、凄まじい衝撃を受ける内容になっています。ただ睡眠時間が少なかっただけで、お酒を飲んだり薬物を摂取したりした状態と同じくらいまでパフォーマンスが低下してしまうのです。このような例を提示することで、読者は、ただ「睡眠不足はパフォーマンスが低下します」と言われるよりも、重く受け止めざるを得なくなります。

 正直私は、この部分を読んで、睡眠をしっかり取ろうと決心しました。みなさんの中にも、これを読んで考えを改めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 印象に残った部分の紹介は以上になります。

 健康においても、仕事においても、学業においても、良質な睡眠は必須であることがよく分かる内容になっていると思います。

 私はこの本を読んで、睡眠に関する習慣を大きく変えました。具体的に述べると、就寝と起床のサイクルを「22時就寝6時起床」にしました。今回紹介した本には、このような睡眠の質を向上させる方法がたくさん紹介されています。今回紹介した本は参考文献に記載しておきますので、今回の記事を読んで睡眠の習慣を変えたいと感じた方は、ぜひお手にとっていただければと思います。

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 睡眠は、人生の約1/3を占めており、私達の生活とは切り離すことができません。この記事が、みなさんの自分の睡眠について考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

 

4. 参考文献

・「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」, ショーン・スティーブンソン, 2017, ダイヤモンド社

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