1. はじめに
マズラプです。12回目の投稿になります。
今回は、本を読んで印象に残ったこと第7弾になります。今回取り上げるのは、「本当に頭がいい人の思考習慣100」における1部分です。考え方の参考にしていただければ幸いです。
2. ベスト3方式で「たとえ力」を鍛える
今回印象に残った部分は以下になります。
“話をしていて「たとえば?」と聞かれたとき、即座に具体的な例が挙げられる人は頭がいい人です。ある事象を別のワードでたとえる力というのはとても大事です。(中略)
「これまで感銘を受けた本をいくつか挙げてください」というお題に対して、返ってきたリストを見れば、その人がどんなレベルで読書をしてきたかがおおよそわかります。(中略)
この判定方法については、私は「ベスト3方式」というのをおすすめしています。たとえば、ユーチューブに精通している人に「好きなコンテンツを3つ」とお願いし、興味深いコンテンツを瞬時に3つ答えられる人は、「ユーチューブ偏差値」が高い人といえるでしょう。ひとつも答えられないという人は、普段から頭の中で情報が整理されていない人です。そういう人は、概して話すことも一般論に偏りがちで、具体的な説明が苦手です。“(「本当に頭がいい人の思考習慣100」齋藤孝)
この部分では、具体例を瞬時に挙げられる人はその分野に深く精通していると言え、それを判別する方法として「ベスト3方式」がある、ということが述べられています。
これは非常に面白い内容だと思いました。
ある分野に詳しそうな相手にこの「ベスト3方式」に基づく質問をすることで、その人が本当に詳しい人なのか分かったり、気になっている分野の具体例を聞いたりすることができます。また、自分自身に「ベスト3方式」の問いをすることで、自分の興味のある分野をより深くできたり、質問に対して具体例を交えた回答をする準備をしたりすることができます。
というわけで、私もたとえ力を鍛えるために、この「ベスト3方式」によるブログも書いてみようと思いました。
私自身、「おすすめなアニメは?」と聞かれてすぐに具体的なタイトルが思いつかず、結局最近見たアニメを言ってしまったといった経験があって、たとえ力を鍛えていきたいなと考えました。
また、「ベスト3方式」によるブログを書くことで、たとえ力はもちろん、理由を述べる際の言語化力や文章力も鍛えられるのではないかと考えています。何より、自分の興味のある分野のことをより深く考え、その考えを紹介できるのは楽しいことですので、今後取り入れていきたいと考えています。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
みなさんも、自分自身や自分の興味のあることについてよく知ってそうな友人の方に、「ベスト3方式」の質問をしてみてはいかがでしょうか。
では、今後もよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「本当に頭がいい人の思考習慣100」, 齋藤孝, 2021, 宝島社