ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

「教え合って高め合う 具体的でポイントを絞ったアドバイスを」 本を読んで印象に残ったこと16

1. はじめに

 マズラプです。22回目の投稿になります。

 今回は、本を読んで印象に残ったこと第16弾です。今回は、「互いにアドバイスをし合う」ということに関する内容を取り上げました。今後人生を過ごしていく上で、自分の友達や同僚、後輩などにアドバイスをする機会は何度もあるかと思います。そんなときに、今回の内容が役に立てばと思います。

 

 

 

2. アドバイスは具体的でポイントを絞ったものを

 では、今回印象に残った部分は以下になります。

 

“アドバイスという行為は、上から目線で偉そうに訓示をたれるということではありません。(中略) 何が欠けているのか、どこが優れているのか、(中略) そこを見抜いてわかりやすく説明するということです。(中略)

 アドバイスをすると責任も生まれるため、互いの関係性の密度とテーマへの真剣度は増していきます。もちろん、される側も同じです。(中略) その際、アドバイスは具体的かつ本質的にするのが重要です。たとえば格闘技で後ろ回し蹴りがうまくできないと悩んでいる人に、「気合を入れて」ではアドバイスになっていません。(中略)

 具体的で本質的なポイントをひとつに絞ることが大事です。一度に3つも4つも伝えようとしても混乱が増すだけです。ひとつ目がクリアできたら次のアドバイスへ移行していきましょう。“(「頭がいい人の思考習慣100」より)

 

 このように、アドバイスをすることは、相手の成長に貢献し、相手との関係性を深めることにもつながる行動です。的確なアドバイスをするには、相手をよく観察・分析する必要があり、簡単に行うことはできません。具体的で本質的の的確なアドバイスをし合えるような関係になれば、互いのことをよく理解できている、かけがえのない関係になっていると言えるでしょう。

 

 また、アドバイスをする際は、1つのアドバイスに絞ることも重要です。いざアドバイスをする側に回ったとき、どうしても感じたことを一気に話してしまいたくなることもあるかもしれません。実際私も、シャドウバースの初心者の方のプレイを見たあとに意見を求められ、「あそこのターンはこういうプレイをするべきだった」「あのカードはもっと後に使うから雑に使わないほうがいい」「そもそものこのデッキの方針はこうで」のように、様々なことを思い、ベラベラと話してしまいたくなります。しかし、そこはグッと堪えて、実際に口に出すのは1つにしましょう。アドバイスされた側は、一度に大量のアドバイスを一気に意識して行動に反映させるのは非常に困難であると思います。アドバイスを大量に思いついたとしても、1つずつ小出しにしていきましょう。そのほうが、全てのアドバイスを実行に移せるようになるまでの時間も短いはずです。

 大量にアドバイスを思いついた場合は、重要度や難易度を考えて、伝える順番を決めると良いと思います。最初にするアドバイスは、今後のアドバイスの根本となる重要なことや、基本となることに関する内容が望ましいと考えられます。基礎ができていない相手に、いきなり応用的な内容のアドバイスをしてもうまくいきません。相手の現状を見て、適切な内容のアドバイスを選択することが大切だと言えます。カードゲームであるシャドウバースの場合を考えてみると、まずは使用するデッキの基本的な動きや勝ちパターンに関することから教え、徐々に効率の良いカードの使い方や、相手のデッキタイプごとの立ち回りの違いに移っていく、といった具合です。

 

 上記で述べたような内容を踏まえ、互いにアドバイスをし合えば、お互いを高め合う魅力的な関係を築き上げることができることでしょう。私もそのような関係の友人を作っていきたいものですね…。

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 アドバイスをし合うというのは、照れ臭かったり気が引けたりすることしれません。しかし、アドバイスをし合えば、1人で黙々とやるよりも効率良く成長することができます。同じ物事を頑張っている友人がいるならば、ぜひアドバイスをし合ってみてください!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

4. 参考文献

・「本当に頭がいい人の思考習慣100」, 齋藤孝, 2021, 宝島社

本当に頭がいい人の思考習慣100 | 齋藤 孝 |本 | 通販 | Amazon