1. はじめに
マズラプです。40回目の投稿になります。
もう気づけば40回目です。ちなみに忘れていましたが、すでに5週間連続投稿も達成していました。つい先日30回目の投稿を喜んでいた気でいましたが、早いものですね。読んでいただいているみなさん、本当にありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いします。
今回は、本を読んで印象に残ったこと第28弾です。今回は、再び「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」を読んで印象に残ったことになります。今回も人生を歩んでいく上で役に立つ内容だと思いますので、どうぞ読んでいっていただければと思います。
2. 後ろに下がるという前進
では、今回印象に残った部分を紹介します。
“後ろに下がるという、前進
ぴりぴりした場面になったときは、
前に進むよりも、むしろ後ろに下がってみよう。
積極的に何かをすることはすることは、
かえって自分を苦しくさせるから“(「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」PHP研究所)
このように、ただ前に進むことだけが前進ではなく、後ろに下がることで前進することもあるのです。「急がば回れ」に似ているかもしれません。
たとえ自分の好きなこと、熱中していることであったとしても、「やりたくない」「面倒くさい」「気が進まない」と思うことがあるかもしれません。私もゲームに熱中していたとき、そのような経験がありました。
そんなときは、無理をせず、自分の心に従って、一旦そのことから離れてみるといいと思います。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」(樺沢紫苑) でも、「嫌々やると記憶力とモチベーションが大幅に低下する」と述べられています。また、嫌々取り組んだときは、楽しいと思って取り組んだときに比べて、精神的疲労も大きいと思います。
また、以前投稿したこちら記事では、睡眠不足は作業の効率を大幅に低下させる、というようなことをお話ししました。
したがって、睡眠時間を削って作業時間を伸ばすよりも、作業時間を増やさずに十分な睡眠時間を確保したほうが、作業の効率が良くなり、結果的に作業がより進むと考えられます。
つまり、闇雲に前に進む(=睡眠時間を削って作業する)よりも、後ろに下がる(=十分な睡眠をとる)ほうが、前進する(=作業が進む)ことにつながるのです。
さらに、こちらの記事では、健康の重要性について述べました。
こちらの記事で述べているように、健康を害してしまうと日常生活に大きな悪影響が発生してしまうため、健康を疎かにしない生活を心がける必要があります。したがって、体調が悪いときは、無理をせず十分に休養をとったほうが良いと考えられます。
このことも、闇雲に前に進むより(=体調が悪い中無理をする)、後ろに下がる(=十分な休養をとる)ほうが前進することにつながる、と言うことができます。
これらのように、「前に進むより、後ろに下がってみる」という考え方は、非常に大切であることが分かります。
前に進んでいないと焦燥感に駆られ不安になってしまうという気持ちもよく分かります。しかし、前に進もうとしすぎるがあまり、もう前に進めなくなってしまう、そんなことにもなりかねません。焦る気持ちを抑え、勇気を持って後ろに下がってみてもいいのではないでしょうか。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回で「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」の内容を紹介した記事は4つ目になりました。それくらい「ためになる」と感じる言葉が多く載っています。今後もまだまだこの本の内容から記事を書いていこうと思います!
では、今後もよろしくおねがします。
4. 参考文献
・「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」, PHP研究所, 2012, 株式会社PHP研究所