ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

最近本を読んでいて新たに学んだ言葉2選 2 「可処分時間」「アミューズ」

1. はじめに

 マズラプです。61回目の投稿になります。

 今回は、「最近本を読んでいて新たに学んだ言葉」シリーズ待望の第2弾になります。このシリーズは、本を読んでいて新たに意味を知った言葉を記事にしてアウトプットすることで、自分の長期記憶に保存しよう、という趣旨のものです。第1弾はこちらです。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 今回は、書いていたら思いの外長くなってしまったので、3つではなく2つの言葉のみの紹介になります。もしかしたら今後も2つずつの紹介になるかもしれません。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

2. ①「可処分時間」

 1つ目は「可処分時間」です。

 この言葉は、「個人が自由に使える時間」のことです。これは、所得のうち自由に使える金額を示す「可処分所得」の考え方を時間に当てはめたものになります。具体的には、1日24時間のうち睡眠や食事、仕事(通勤)といった、生活に欠かせない時間を差し引いた残りの時間が該当します。(可処分時間とは? 消費者の自由な時間を巡り、企業が争奪戦:日経ビジネス電子版 より)

 

 こちらの言葉は、ライトノベル「わたしが恋人になれるわけないじゃん!、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 2」(みかみてれん) 通称「わたなれ」に登場しました。

 

"人間と平等に一日24時間しか生きられない紫陽花さんの可処分時間を、なるべく損なわないようにと、速やかに視界から消えようと思ったんだけど、紫陽花さんはまだわたしに話があるみたいだった。"

 

 

 これは、主人公の「れな子」が、かわいらしい見た目に清らかな心を持ったまるで天使のようなクラスメイトの「紫陽花」と会話をしているシーンになります。

 

 可処分時間の意味を調べ理解したことで、この場面で、紫陽花の時間を奪うまいとしている、れな子の腰の低さというか、自己肯定感の低さというかが表現されていることが分かり、作品をより楽しむことができました。

 ちなみに、「紫陽花」は「瀬名紫陽花」というキャラクターで、花を指しているわけではないです。

 

 

 可処分時間の考え方は、とても参考になりました。

 仕事がある日は、「仕事終わった〜」とのんびりしていたら、家事やら食事やら入浴やら歯磨きやらであっという間に自由に使える時間がなくなってしまいます。休日でさえも、思うがままにネットサーフィンや動画鑑賞、ゲームをしていたら、気付けば夜になっている、なんてこともあります。

 毎日の可処分時間を意識して、自分がやりたいことを少しでもできるようにしていきたいものですね。YouTubeTwitterの誘惑に負けず、読書や記事作成に取り組んでいこうと思います…!

 

 

 

3. ②「アミューズ(アミューズブーシュ)」 

 2つ目はアミューズです。

 この言葉はフランス語で、西洋料理特にフランス料理で、食前酒とともに出される軽いつまみのことです。正式にはアミューズブーシュ」という言葉で、アミューズはその略称にあたります。(アミューズブーシュとは - コトバンク)

 また、アミューズは、シェフの独断によって内容が自由に決められるもので、シェフの料理へのアプローチの片鱗を見せるためのものとのことです。(アミューズブーシュ - Wikipedia)

つまりは、このアミューズの作られ方を見ることで、シェフの料理に対する考えや込めた思い、基本方針などを、客が感じることができる、ということだと思います。ちなみに勘で言ってます。

 

 こちらの言葉は、「『話の面白い人』の法則」(野呂エイシロウ)を読んでいて、法則を説明する際に挙げた例の中に、以下のように書かれていました。

 

"馴染みのレストランやお店を持つと、パーティや接待で無理なお願いを聞いてもらえるなど強い味方になります。

(中略)

 退屈させないようシャンパンとアミューズ(小前菜)を出しておいてほしい、なんていう電話でのオーダーにも快く応じてもらえます。"

(「話の面白い人の法則」野呂エイシロウ より)

 

 

 私の中で「アミューズ」といえば、以前記事にも挙げた「AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL」だったので、アミューズにこんな意味があったとは驚きでした。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 そんなこともあり、上記の引用文において「アミューズ」という言葉は本筋には関係の薄いものですが、強く印象に残っています。

 正直、この意味のアミューズは、私がこのまま生きてて使うことはないと思いますが、念のため頭の片隅にでも置いておこうと思います。

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 知っている言葉が増えると、作品をより理解し楽しめるなど、世界が広がる感じがします。これからも、知らない言葉に出会ったら、調べて記事にしていこうと思います!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

5. 参考文献

・「私が恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 2」,みかみてれん ,2020 ,ダッシュエックス文庫 

Amazon.co.jp: わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 2 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) eBook : みかみてれん, 竹嶋えく: 本

 

・「『話が面白い人』の法則」野呂エイシロウ, 2014, アスコム

「話のおもしろい人」の法則 | 野呂エイシロウ |本 | 通販 | Amazon