1 はじめに
マズラプです。74回目の投稿になります。
今回は、本を読んで印象に残ったこと第46弾です。今回は、「人生の公式ルートにとらわれない生き方 ゲームが好きすぎて局アナを辞めた僕の裏技」(平岩康佑) から取り上げた内容になります。
平岩さんは、日本初のeスポーツ実況会社「ODYSSEY」を設立し、日本初のeスポーツアナウンサーとなった方です。eスポーツ実況における先駆者で、私も数々のeスポーツ大会での平岩さんの実況を目にしました。今回取り上げた本では、そんな平岩さんの「生き方」について、実用的なことも含めて学ぶことができます。興味のある方はぜひ手にとってみてください。
そんな中で今回取り上げたのは、私もやっているということもあり、印象に残ったことになります。どんぞ読んでいってください。
2. 「食事の時間はすべてインプットにまわせ」食事の時間も貴重なインプット時間。
では、今回印象に残ったことをお話しします。
"食事の時間はすべてインプットに回せ
(中略)
僕は基本的に常に何かをインプットしていないと嫌なんです。ですから、食事の時も、お行儀は悪いですが必ずスマートフォンで何かを見ながら、あるいは本を読みながら…… 要するに “ながら食べ“ ばかりしています。(中略)
たった数分でも、一人なら隙あらばスマホを見たり本を読んだりしたい。昔からずっとそういう性分です。(中略)
驚いたり、喜んだり、人が知らないことを知ったりするのが楽しい。反対に、僕が知らないことをほかの人から聞くというシチュエーションも大好きです。それこそ自分にとってのいいインプットになるので、有意義です。(中略)
映画監督から国連の元職員まで、さまざまな方とご飯をご一緒させていただくのですが、そういう時は最高の時間ですね。"
(「人生の公式ルートにとらわれない生き方 ゲームが好きすぎて局アナを辞めた僕の裏技」平岩康佑 )
このように、食事をする時間も、情報をインプットできる貴重なタイミングなのです。
前述したように、本書の著者である平岩さんは、eスポーツの実況をされています。私もeスポーツの競技シーンで平岩さんが実況したり話したりする場面を何度も拝見しました。そしてその度に、仕入れている情報量の多さや的確さに驚いていました。
平岩さんは、一般的にプレイヤー間では略称で呼ばれているようなスキルやアイテム、キャラクター等の名称も、実況の際には正式名称を用いますし、競技が一段落したようなタイミングでは、選手やゲームに関連した面白い話もします。
これらの姿から、平岩さんの情報収集の入念さが見て取れます。今回取り上げた、食事時であっても情報を集めてしまうといった部分からも、平岩さんの情報収集に貪欲な姿勢を感じ取ることができると思います。
こちらの記事でお話ししたように、相手の情報を知っていることは、相手と友好的な関係を築くことに大きく貢献するので、情報収集を徹底するという意識も重要であると考えられます。
1日の時間は誰しも平等に24時間しかありません。しかしそれと相反するように、やりたいことやるべきことやらなければならないことはたくさんある、そういった状況が現代社会なのかもしれません。
その中で、限られた時間をいかに効率よく使うか、そう考えたとき、食事の時間も隙間時間と捉え、インプットの時間に当てる、そういった心掛けも大切だと感じました。
3. ライトノベルを読みながら昼飯を食べていたおかげで読書に慣れた話
かくいう私も、食事中にスマホや本を見る習慣が付いている人間の1人です。そのルーツは、高校時代にありました。
私は、高校生のとき、ライトノベルを読みながら、昼食をとっていたのです。
私が通っていた高校では校内での携帯電話の使用が禁止されていたので、昼食時に携帯電話を見ることはできませんでした。それでは暇だなと感じ、「それならばライトノベルを読みながらご飯を食べればいいじゃない!」と思いついたのが、この習慣が始まったきっかけです。
「いやちょっと待って、普通に友達と話しながら食べればいいんじゃない?」そう考える方もいると思います。というかほとんどそうだと思います。
残念ながら、「友達と一緒にご飯を食べる」という選択肢はありませんでした。なぜならそんなに親しい友達がクラスにいなかったからです。まぁそもそも、私は誰かとコミュニケーションをとることに疲れを感じるタイプの人間なので、一人の方が気楽でゆっくりできる、という思いもありました。強がりじゃないです!
私のコミュ弱具合はこちらの記事をはじめ、投稿してきた記事の数々を読んでいただければご理解していただけるかと思います…。
というわけで、ライトノベルを読みながら昼飯を食べること習慣になったわけですが、これにはクラスメイトとの交友を犠牲にした代わりに、あるメリットがありました。
それは、本を読むことに慣れたことです。
世の中には「活字を読むことがとにかく苦手」という方も一定数いると思いますが、私は活字に抵抗はなく、苦なく読書をすることができています。
これには前述した、ライトノベルを読みながら昼飯を食べていたことが影響しているのではないか、そう考えています。毎日数十分ではありましたが、継続することで、本を読むことに慣れていったと思っています。
本を読むことに慣れていたことは、大学の勉強、レポートや卒論の作成で大いに役立ちましたし、何より今記事を作成する際に非常に重宝しています。
そんなわけで、あのときのライトノベルを読みながら昼飯を食べ始めた自分には感謝しています。
なんだか記事の趣旨がそれてしまっていますが、「ながら食事」は行儀が悪いだけではないということが伝わっていれば幸いです。
4. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
余談ですが、当時読んでいたライトノベルは「ソードアートオンライン」や「ブラック・ブレット」、「キノの旅」などです。ライトノベルの面白さに魅了されていましたね。友達と話すよりライトノベルを読んでいる方が楽しいから別にいいんだ〜……
では、今後もよろしくお願いします。
5. 参考文献
・「人生の公式ルートにとらわれない生き方 ゲームが好きすぎて局アナを辞めた僕の裏技」, 平岩康佑, 2020, KADOKAWA
https://www.amazon.co.jp/人生の公式ルートにとらわれない生き方-ゲームが好きすぎて局アナを辞めた僕の裏技-平岩-康佑/dp/4046050780