1. はじめに
マズラプです。77回目の投稿になります。
今回の投稿で11周間連続達成となりました。幾度も申し上げているように、これは当ブログに足を運んでくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
さて、今回は、本を読んで印象に残ったこと第48弾です。今回は「もうちょっと『楽』に生きてみないか？」(和田秀樹) からの内容になります。
今回取り上げた内容は、私の生き方の根幹に関わることで、読んだとき、心に強く響き、感動すら覚えました。そんな内容をみなさんにもぜひ読んでいただければと思います。
2. 仕事での人間関係は、仕事を挟んでの付き合いでしかない。無理に話に入っていく必要はない。
では、今回印象に残ったことを紹介します。
"「職場はたしかに仕事をする場だから、仕事さえきちんとやっていればいいでしょう。でも同時に、同じ部署やチームならふだんの関係がうまくいっていたほうが仕事もスムーズに運ぶんじゃないか」(中略)
そんなことで人間関係に悩むくらいなら、最初から「ワタシ、協調性ゼロ」と割り切って仕事を通した付き合いに徹すればいいのにと思ってしまいます。"
(「もうちょっと『楽』に生きてみないか」和田秀樹 より)
本書では、「仕事での人間関係はあくまで仕事を挟んでの付き合いでしかない」「最終的に仕事を完遂させれば良いのだから、職場での人間関係は素通りできるものであり、重く捉える必要はない」ということが述べられています。それでも職場の人間関係に悩んでしまうような人に向けて、上記の言葉が述べらています。
今回取り上げた内容を読んだとき、私は自分の生き方を初めて肯定され、心が軽くなったように感じました。それくらい今回の内容は私の胸に響きました。
当ブログで散々述べているように、私は人間関係を形成したり他人とコミュニケーションを取ることが苦手です。(下記記事参照)
そんな私は、今まで学校や職場での人間関係の形成を必要最低限にしてきましたし、今の職場でもそうしています。
このように人間関係を希薄にしている自分に対し、「自分の気持ちを考えた生き方だし、ちょうどいい」と考えると同時に、「やっぱりこんな生き方じゃダメなんだろうな」と考えている側面もありました。
人は一人では生きていけないと言うように、どんな環境であっても進んでより良い人間関係を形成していくような人間じゃないとダメ、社会に適していない、価値がない、そんな風に思っていました。
しかし、今回取り上げた内容は、上記のような私の生き方を肯定するような内容でした。
もちろん、私の現状を全て肯定するものではありません。
それでも、「どんな環境においても進んでより良い人間関係を形成していくべき」ではないということを学ぶことができました。さらにそれが、専門家の本に書かれていたということも、私の肩の荷を降ろさせる要因になっていました。
自分以外のそれも専門家の方の口(まぁ文字なんですけど…)から聞くことができたことで、「自分のような生き方をしていても良いんだ」そう思うことができたのです。
あまり経験したことはありませんでしたが、第三者から自分の考え方を肯定されると、非常に心強いというか、頼もしいというか、安心するものなのですね。このような気持ちを感じることができ、この本を読んで良かったと心から思いました。
もしかしたら、この記事を読んでいる方の中にも、職場の人間関係に悩んでいる方がいるかもしれません。そんな方は、今回取り上げた内容を胸に抱いて、気負わず、自分の気持ちが少しでも安らぐように生きていただければと思います。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は珍しく短めになりましたね(当社比)。しかしながら、私の伝えたいことはしっかり詰まっている内容だと思います。今回取り上げた内容のように、短い文章でも強く印象に残るように、文章の長さはそこまで重要ではないのかもしれませんね。
では、今後もよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「もうちょっと『楽』に生きてみないか？」, 和田秀樹, 2018, 新講社
https://www.amazon.co.jp/もうちょっと「楽」に生きてみないか-WIDE-SHINSHO-246-和田秀樹/dp/4860815793
