ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

漫画「ブルーロック」1巻 感想 作品紹介 印象に残ったこと 『サッカー漫画だけどサッカー漫画じゃない。サッカーの常識を覆すサッカー漫画』

1. はじめに

 

 マズラプです。110回目の投稿になります。

 今回は、漫画「ブルーロック」(金城宗幸 漫画, ノ村優介 原作) 第1巻を読んでの感想をお話ししていこうと思います。

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(https://www.amazon.co.jp/ブルーロック(1)-週刊少年マガジンコミックス-金城宗幸-ebook/dp/B07K43H7TS) より

 

 読んでみて、感じた作品の魅力や印象に残ったことについて、簡潔に書いていければと考えています。

 どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. ブルーロック作品概要

 

 まず、ブルーロックの概要について簡単にお話しします。

 

 ブルーロックは、「週刊少年マガジン」で連載されているサッカー漫画です。2022年3月現在、単行本は17巻まで発売されています。

 

 この作品はサッカーについて扱った漫画なのですが、一般的に言うサッカー漫画とは一線を画しています。

 

 

 そんなブルーロックの作品のポイントは以下の2点です。

 

 

①  日本がサッカーW杯(ワールドカップ)で優勝することを目指している

 

②   ①を達成するために300人の18歳以下のFW(フォワード)の選手を『青い監獄(ブルーロック)』に集め、1人の世界一のストライカを生み出す実験をする

 

 

 この2点が、このブルーロックを象徴する特徴であると思いました。

 

 

 タイトルのブルーロックは、この実験施設である青い監獄(ブルーロック)に由来していると考えられます。

 また、各巻の表紙に描かれているキャラクターに、鎖に繋がった首輪がつけられているのは、青い監獄にちなんでいるからだと思われます。

 

 

 非常に簡単ではありますが、概要はこのあたりで終わります。

 詳しいことは、↓の公式サイトをご覧ください。

 TVアニメ『ブルーロック』公式サイト

 

 

 

 

3. ブルーロックを象徴するセリフ紹介

 

 では次に、作中の印象的なセリフを2つ紹介します。

 

 以下で紹介するセリフは、青い監獄(ブルーロック) の創設者である「絵心甚八(えごじんぱち)」のものになります。

 このキャラクターのセリフは、今までのサッカーの常識を覆すものや、日本サッカー界にズバッと切り込むものが多く挙げられており、この作品の方向性を象徴するものであると言えます。

 

 

"

「お前らに訊く

 サッカーとは何だ?

 

 11人で戦うスポーツ…? 

 『絆を大事に』?

 『仲間のために』…? 

 

 だからこの国のサッカーはいつまで経っても弱小なんだ…

 違うんだよ

 教えてやる… サッカーってのはな…

 

 相手より多く点をとるスポーツだ

   点を取った人間が一番偉いんだよ

 

 仲良し絆ごっこしたいなら帰れ」"

 

 

 こちらのセリフでは、サッカーについてよく言われている「サッカーは11人でやるスポーツ」という考えを真っ向から否定しています。

 

 私も、「サッカーは11人でやるスポーツ」という言葉はよく聞いてきました。

 だから、試合に勝ったときは「チーム全体の功績」であり、試合に負けたときは「チーム全体の責任」だと言われることが多いと思います。

 

 しかしこの青い監獄(ブルーロック)では違います。サッカーはチームプレーについてとやかく言う前に、相手より点を取れなければ勝てないスポーツです。そして、点を取るのは、主にFWの仕事です。

 つまり、勝ちは「点を取ったFWの功績」で、負けは「点を取れなかったFWの責任」なのです。

 

 もしかしたら誰もが心の中で思っているかもしれない、サッカーの本来の姿を高らかと宣言したかのような、そんなセリフでした。

 

 このサッカーの常識を勢いよく真っ向から否定したセリフを読んで、この作品に引きこまれていきました。誰もが言っているような常識をスパッと否定する姿には痺れましたね〜。

 

 

 

"

「ん…? 本田? 香川? んーー?

 

 そいつらってW杯優勝してなくない?

   じゃあカスでしょ

 

 世界一になるための話してんだけど? 俺」"

 

 

 こちらは、青い監獄(ブルーロック) の「日本がW杯で優勝することを目指す」という方針の本気、執念、狂気が激しく伝わっているセリフとなっています。

 

 正直、実在する日本代表選手を「カスでしょ」と評する作品はそうそうないないのではないのかと思います…笑

 

 このセリフが、「世界一になるためには、今までの日本の考えや選手像を壊し、新たに創り上げる必要がある」そんなこの作品の作風を、力強く表現していると感じました。

 

 他にも「日本の組織力は世界一だが、それ以外は二流」「こんなサッカー後進国のしかも高校のチーム活動に固執するようなやつはいらない」といったようなセリフもあり、日本のサッカーについてもズバッと切り込んでいます。

 

 そんな姿勢に衝撃を受けるとともに、「すごい作品が出て来たぞ…!」というワクワクを感じました。

 

 

 

 以上となります。

 これらのセリフを読んでみて、この「ブルーロック」という作品の作風、魅力、やりたいこと、面白さを感じていただければ幸いです。

 

 

 

 

4. kindleならブルーロック1巻と2巻が無料で読める!

 

 「ブルーロック」について述べてきました。ここまで読んでいただいた方の中には「この漫画読んでみたい!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 そんな方に朗報です!

 

 なんと、電子書籍kindleなら、ブルーロック1巻と2巻が無料で購入できます!

 

 

 私もこちらの方法で1巻を読み、ブルーロックの魅力に引き込まれました。

 

 以下にURLを貼っておきますので、気になった方はぜひ調べてみてください!

 

・ブルーロック1 kindle

https://www.amazon.co.jp/ブルーロック(1)-週刊少年マガジンコミックス-金城宗幸-ebook/dp/B07K43H7TS

 

・ブルーロック2 Kindle

https://www.amazon.co.jp/ブルーロック(2)-週刊少年マガジンコミックス-金城宗幸-ebook/dp/B07MDGFMM5

 

 

 

 

5. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 実は、今回紹介した「ブルーロック」は、知り合いの方に勧められたことがきっかけで読みました。

 正直なところ、スポーツ系の作品はあまり読まない傾向にあったので、今回読んでみてよかったなと思いました。

 

 自分の知らない面白い作品を勧めてもらえるって素晴らしいですね! 当ブログを読んでいる方のオススメの作品も教えていただければ嬉しいです!

 

 では、今後もよろしくお願いします。