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「勇者、辞めます」第1話『次の職場は魔王城』感想・考察 印象に残ったこと3選 (深読み多め)【2022年 春アニメ】

1. はじめに

 

 マズラプです。115回目の投稿になります。

 今回は、アニメ「勇者、辞めます」第1話『次の職場は魔王城』を視聴した感想を書いていこうと思います。第1話を視聴して、印象に残ったこと3つを、感想・考察を交えながら記述していきます。

 

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(TVアニメ「勇者、辞めます」PV第1弾 - YouTube)より引用

 

 今回は、考察に熱が入り、いつも以上に長くなっております。どうかご了承ください。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

公式サイトはこちらになります。

TVアニメ「勇者、辞めます」公式サイト

 

 

 

 

2. 「勇者、辞めます」第1話『次の職場は魔王城』を視聴して印象に残ったこと3選

 

①良作画

 1つ目は、作画についてです。

 率直に言って素晴らしい作画でした。綺麗で丁寧で整った作画で、キャラクターの良さが際立っています。頼むからこの作画が最後まで続いてくれ…!

 語彙力がないのでこのあたりで終わります。

 

 

 

②社会を生きる上で大切なことを学べそうな予感

 2つ目は、この作品のテーマ・伝えたいことについての考察です。

 私は、第1話を視聴して、この作品は『社会を生きる上で大切なこと』を伝えようとしているのではないか…!?」と考えました。

 以下で例を挙げながらお話しします。

 

 

 

・勇者レオが国外追放されない方法はなかったのか?

 まずは、勇者レオの国外追放についてです。

 このレオの国外追放は、「効率のみを重視した目的達成」の負の側面について示唆されているのではないかと感じました。

 

 レオは、強すぎるが故に、国外追放されてしまったと話しています。しかし、国外追放を免れる方法はなかったのでしょうか?

 

 私は、レオが仲間と足並みを揃えて魔王軍を討伐していれば、レオがここまで恐れられることはなかったのではないかと考えました。

 

 足並みを揃え信頼に足る仲間となったレオを、仲間たちは恐れ殺そうとするでしょうか? 私は、そうは思いませんでした。

 つまり、仲間と信頼関係を築いておけば、レオは国外追放を免れられたのではないかと考えられます。

 

 レオは、「こんなことしてる間に俺だけで魔王を5回は倒せる」と考え、1人で魔王軍を討伐しました。

 魔王軍を討伐するという目的は、迅速に完遂することができました。

 しかし、その代償として、周囲から恐れられ、国外追放されてしまいました。

 

 このことは、効率のみを重視した目的達成だけではうまくいかない、ということが示唆されているのではないかと感じました。

 

 確かに私たちの住む世界でも、いち早く目的を達成するために、資金を使い果たしたり、殺戮を行なっては、ハッピーエンドとはいきませんよね。

 

 

 

・実は、魔王軍四天王が協力すれば、勇者レオに勝てる説

 次は、魔王軍四天王についてです。

 魔王軍四天王が勇者レオに敗北したエピソードから、協力することの大切さが示唆されているのではないかと感じました。

 

 魔王軍四天王は、全員、勇者レオに敗北しています。

 しかし、各四天王はレオに通用する能力を持っています。(リリを除いて…)

 エドヴァルトはパワーと強固な肉体、メルネスはスピード、シュティーナは魔法が、それぞれレオにとって脅威となっていました。

 

 

 したがって、魔王軍四天王が協力すれば、勇者レオに勝つことができていたのではないかと考えられます。

 例えば、レオがシュティーナ対策に全ての魔法を封じれば、エドヴァルトに魔法なしで挑まなければならなくなり、レオはそれだけでかなりの苦戦を強いられるはずです。

 また、レオがメルネスを倒すために禁忌魔法を展開しようとすれば、詠唱中に4名で攻撃を仕掛けることができます。いくらレオの防御特化といえど、メルネスの攻撃のみですらダメージを負っていたので、4人の攻撃全てを防ぎ切るのは困難でしょう。

 

 このように、いくらレオといえど、1人で四天王全員に対応することは簡単ではなく、四天王が協力すれば、レオに勝利することができる可能性は十分になります。

 

 このことは、協力することの大切さが示唆されているのではないかと考えました。

 

 私たちの世界でも、協力することは、互いの欠点を補い合い、さらなる成果を上げることに繋がりますよね。

 「『苦難に個々で挑むのではなく、協力しチームで挑むべきである』そのようなメッセージが込められているのかもしれない…!」と思いました。

 

 

 

・なんだか現代の会社みたいな魔王軍再建

 最後は魔王軍再建についてです。

 

 シュティーナが、魔王軍再建のための課題を挙げていましたが、それらは私たちの世界の会社の運営に必要なことに似ているなと感じました。

 

 具体的に挙げると、「兵力の増強→人材採用」「武具の調達→資材の調達」「新兵の教育→新人教育」にそれぞれ言い換えることができます。また、経費削減や福利厚生、カウンセリングは、私たちの世界の会社でも使われる言葉ですね。

 

 このように、魔王軍再建は、会社運営の話と捉えることができるのです。

 その上で、「どのことを優先すべきか」「どうすれば経費を削減できるのか」など、現代社会にも応用できそうな内容が、今後ストーリーで語られそうだなと考え、ワクワクしています。

 

 

 

 これらから、この作品では、現代社会を生きる上で大切なこと」を学ぶことができるのではないかと考えました。

 いささか深読みが過ぎる気もしますが、あくまで感想なのでね! 夢は大きくいきましょう!

 

 

 

③エキドナの目的が気になる

 長くなってしまいましたが、印象に残ったこと3つ目はエキドナの目的についてです

 

 作中でレオも疑問に思っていましたが、エキドナの目的は何なのでしょうか。

 

 ただ単に人界を征服したいのであれば、最終的に勝てばいいだけなので、無駄な殺戮を禁じたり穏便な支配を意識する必要はありません。

 

 また、この作品では、人界と魔界は分かれていて、エキドナたちは魔界から人界に現れ侵略を開始しました。したがって、敗北したのであれば、魔王軍が人界に留まる必要はありません。どうしても侵略したいのだとしても、一旦魔界に戻って兵力を立て直せば良いのです。

 しかし、エキドナは、勇者レオに敗北したのにも関わらず、人界に留まり、あろうことか人界で人材募集をしています。

 

 なぜ自分に不利な条件を課した上での侵略を行うのか、なぜ魔界に帰還せず人界に駐屯した状態なのか、そしてなぜそこまで人界の侵略にこだわるのか

 

 

 エキドナの真意、目的が気になります。ストーリーの展開から目が離せませんね。

 

 余談ですが、第1話を視聴した時点での私の推しはエキドナです。無駄な侵略を禁ずる精神を持つ魔王の元で働いてみたいなと思わされましたね。

 

 

 

 

 長々と語ってしまいましたが、「勇者、辞めます」第1話『次の職場は魔王城』を視聴して印象に残ったことは以上になります。

 今回挙げたことに注目しながら、今後のストーリーを楽しんでいこうと思います。

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 我ながら、1話を視聴しただけで結構いろんなこと書いてるな〜と思います…。深読みが過ぎる感じが否めませんが、あくまで個人の感想なので!気にしないでください!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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