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「頭の良さとは『説明力』だ(齋藤孝)」感想・ざっくり要約・印象に残った文章3選 書評

1. はじめに

 マズラプです。167回目の投稿になります。

 

 今回は、本「頭の良さとは『説明力』だ(齋藤孝)」を読んでみての感想、内容の要約を書いていこうと思います。

 

 また、こちらの本には、本の要約の仕方について述べられた部分もありました。 

 そこで、せっかくなので、こちらの本の「本を使った要約トレーニング」という部分で述べられていた要約方法を参考にして、今回の記事を書いていこうと思います。

 

 「この本の要約トレーニング、ブログのネタになるな…!」

 「それならまずはこの本の要約からやっちゃおう!」

 というノリの記事になりますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。

 

 

 短めの内容ですので、どうぞ気軽に読んでいってください。

 

 

 

 

2. キャッチコピー

 まずば、本書が最も伝えたいことを考え、キャッチコピーを作ってみました。

 

 

 ズバリ

 

「思わず感心するような説明力は、誰でも身につけられる」

 

 です!

 

 

 

 

3. 内容ざっくり要約(趣旨説明)

 次は、今回紹介する本の内容を簡単にまとめてみます。

 

 

 本書は、読むことで、誰でも優れた説明ができるように、説明についての解説がされています。流れは大まかに3段階になっています。

 まず、説明力は、「時間感覚、要約力、例示力」の3つによって構成されていることを示し、上手な説明が具体的にどのようなものかについて述べられています。

 次に上手な説明の基本構造を解説し、説明の組み立て方が解説されています。

 最後に、説明力を上げるためのトレーニング方法や、上手な説明における技術が紹介されています。

 

 

 

 

4. 印象に残った文章3選

 最後に、本書を読んでいて、特にグッときた、印象的な文章を3つ紹介します。

 

 

 優れた説明とは、聞き手に「わかった感」を通常以上にもたらすものです。

 

 こちらの文では、説明の目的が聞き手にわかった感を持ってもらうことであることがわかり、説明は聞き手ありきのものなのだなと学ぶことができました。

 

 

 説明は、聞き手に「なるほど!」というようなわかった感を持ってもらって初めて成功と言えます。

 したがって、聞き手側のことを考えずに、説明する側の都合を押し付けたり、用意してきたものをそのまま出したり、何も工夫せずに時系列通りに話すのでは、良い説明とは言えません。

 要点を絞ったり、相手の理解度に応じて臨機応変に説明する内容を調節したり、より優先度が高いものから順に話したりといったように、聞き手に寄り添った工夫をしていくことが大事なのだと学びました。

 

 

 三脚は三つの脚で安定して立ちます。かりにたくさんの脚がはじめに付いていて、「これがなかったら、もう立たない」というところまで他の脚を取っていき、最小の三本の脚にするとイメージしてください。なくて大丈夫なものや、重複しているものは落として、ぜんぜん違うものを三つ残します。

 

 

 こちらの文章は、ポイントを3つに絞ることの大切さを説明する文章の一部になります。

 

 例として三脚の話を挙げることで、ポイントを毛色の違う3つに絞ることの重要性を的確に言い表していて、もはや感動すら感じました。

 

 

 この文章を読むことで、説明の際にポイントを3つに絞ることは大切なのだということと、これが説明における例示力なのだなとということが、記憶に深く刻み込まれました。

 

 

 

 

相手が話を聞く気になってくれるということは、すなわちその説明者の人柄を受け入れたとということなのです。

 

 これは目から鱗の内容で、思わずなるほどと唸っていました。

 

 本書でも述べられていますが、誠実な人柄の人の説明は聞き入りやすいですし、なんだか不機嫌な人の説明は聞き苦しいものです。

 実際に自分の経験を振り返ってみても、自分が好意的な相手の説明には耳を傾けていたし、逆もまた然りだったなと思いました。

 

 

 このように、説明は、内容や様式、テクニックといった説明自体の質以外にも重要な要素が存在しているのだということを学ぶことができました。

 

 

 

 

5. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 今回の要約フォーマットは、著者の斉藤さんが、大学の講義で学生に課す課題として使われているもので、本来は1分間で口頭で説明するための資料を作る際に用いるものになります。

 そのため、ブログにするといささかボリューム不足な感じもしますが、これはこれでシンプルでいいのかなと思ったりしますし、とりあえず今回はこういった形になりました。

 

 今回の内容を読んで気になった方はぜひお手に取っていただけると嬉しいです!

 

 今後もこのフォーマットを使って様々な本を紹介していこうと思っています。

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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6. 参考文献

・「頭の良さとは『説明力』だ」, 斉藤孝, 2019, 詩想社

 

 

 

 

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