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「リコリス・リコイル 第9話『What’s done is done』感想」印象に残ったこと3選 2022年夏アニメ

1. はじめに

 マズラプです。174回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」第9話『What's done is done』を視聴して印象に残ったことを書いていきます。

https://youtu.be/CTeJtAyWj8cより引用

 

 今回は、千束の人工心臓の秘密や千束が人を殺さない本当の理由などの、千束にまつわる過去が掘り下げられる内容になっていました。

 過去が全て明らかになり「あとは未来を切り開いていくだけだ!」と言わんばかりの、最終章の始まりにふさわしい回だったと感じました。

 

 

 そんな第9話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 第8話の感想はこちらです。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

2. 第9話『What's done is done』を視聴して印象に残ったこと3選

①動揺を隠せないたきなと千束

 第9話では、千束の人工心臓が故障させられあと2ヶ月しか持たないこと、人工心臓の耐久性の問題でそもそも千束は20歳前後までしか生きることはできなかったことといった、ショッキングなことが明らかになりました。

 

 このことは、今までの千束の立ち振る舞いからは全く予想することはできず、視聴していた私もかなりの衝撃を受けました。

 

 今まで千束とともに、危なっかしくも楽しげな日常を過ごしてきたたきなは、千束の余命を聞いて、かなり動揺していました。そして、千束もまた、そんなたきなの様子を見て、内心では動揺していたように感じました。

 ここでは、そのことについてお話ししていこうと思います。

 

 

心ここにあらずなたきな

 まずは、たきなについてです。

 病院での会話のあと、たきなは相当動揺していることが分かりました。

 

 笑顔が少なくなり思い詰めるような表情が多くなったり、任務中に2度も対象を取り逃してしまったりと、普段のたきなとはまるで違う、まさに心ここにあらずといった様子でした。

 

 それもそのはず、今まで平然と生活していた千束には余命があり、しかも今はあと2ヶ月しかないと急に聞かされたのですから、意識してしまって当然でしょう。

 

 そんな千束のことを考えて平静を保っていられないたきなの姿を見ていると、私も胸が痛みました…。

 

 

内心では動揺している千束

 次は千束についてです。

 千束は、余命が残り2ヶ月しかなくなったことを聞かされたときも取り乱す様子はなく、その後も普段と同じような振る舞いをしており、動揺していないように見えました。

 しかし、千束も内心では動揺していることが分かる描写がありました。

 

 それは「車で移動中に絡んできたチンピラに向かっていきなり銃を発射したシーン」です。

 いくら非殺傷弾だとはいえ、運転中に発射されれば、運転操作を誤り、事故を起こして最悪命を落としてしまう可能性もあります。「命大事に」をモットーに掲げている普段の千束であれば、こんなことはしないのではないでしょうか。

 

 その他に、「大声で『いらっしゃいませ』と連呼する場面」もありましたが、これは内心の不安をかき消そうと空回りしているとも考えることができます。

 

 これらの描写は、心に余裕がないことの表れであり、平静を装ってはいるものの、内心では千束も動揺していることが分かります。

 

 

 また「たきな意識しちゃってるね」「だから言いたくなかったんだよな〜」という言葉から、千束が動揺しているのは、余命が残りわずかということよりも、たきなの様子が普段と変わってしまったことに対してだと思われます。

 「人生の最後の時間もいつも通りのたきなと楽しく過ごしたい」という千束の思いの表れなんでしょうかね…。

 

 

 

 ここまでたきなと千束が動揺しているということについて話してきたわけですが、これだけお互いのことを考えて動揺しているということは、見方を変えれば「互いが互いのことを大切に思っている、素晴らしい関係の2人」だとも考えることができます。

 つまり「千束×たきなてぇてぇ」です。

 

 やったぜ!

 

 

 こんなことを言っていますが私もかなり狼狽しています。

 どうにか千束がたきなとずっと笑って暮らせる世界線を見出すことはできませんか…(涙)

 

 

 

 

②千束は『救世主』になりたかった

 第9話では、千束が人を殺さない本当の理由も明らかになり、印象に残りました。

 

 第1話から今まで、敵味方構わず人を殺さず、人々の幸福を手助けするような活動をしてきた千束ですが、第9話でついに千束の人生の指針を決めたきっかけになった出来事について触れられました。

 人を殺さない理由について、千束は、第4話で「他人の時間を奪うことが嫌だから」と話していたりしましたが、実際は別の理由があったのです。

 

 

 人を殺さない本当の理由は、命の恩人であるシンジと同じ『救世主』になることを目指していたたからだったのです。

 

 千束は過去の手術の際にシンジが自分を助けてくれる人であると見抜き、シンジに話しかけていました。

 そのときシンジの「さしずめ、救世主になったんだ」という言葉に対して、千束は「私もなる…救世主!」と元気よく返していました。

 これが千束の人生の指針を決めた瞬間だったのです。

 

 「自分は救世主」と言ったシンジが自分を助けてくれたという事実から、千束は、「救世主とは人を救うものである」と考え、人を殺さずに、人を幸せにする活動に注力してきたわけですね。

 

 

 またこのことから、シンジは千束にとって大きな存在であるということが改めてよく分かりました。

 人生の指針に関わるほどの恩人の正体が分かったのですから、第7話で千束がシンジに声を掛けてしまったのも仕方ないことですよね。

 

 

 しかし皮肉なことに、シンジの思惑は外れ、シンジは千束に人殺しという使命を果たさせようと暗躍しました。

 

 過去は全て明らかになりましたが、今後の展開でシンジが千束に接触・干渉し、千束の人生の指針が変わるようなことはあるのでしょうか。(まぁもうかなり干渉してきてますけど)

 この点についても要注目ですね。

 

 

 

 

③たきなの人生の指針が変化

 最後に、第9話では、たきなの人生の指針に変化が生じていることが分かり、印象に残りました。

 

 第3話まではあんなにDAに復帰したがっていたたきなですが、今回復帰の指令をもらっても驚きはすれど喜びはせず、断ろうとさえしていました。

 このことから、今までの物語を通じてたきなの人生の指針が変化していると考えられます。

 

 

 以前のたきなは、DAでリコリスとしての使命を果たすことを第一に考えていました。

 しかし、喫茶リコリコに異動し、千束をはじめとしたリコリコのメンバーや常連客と触れ合っていくうちに、いつしかたきなの人生観も変わっていったのだと思います。

 

 たきなは、DAではなく、リコリコの中の千束の隣を自分の居場所に選んだというわけですね。

 千束の容態を気に掛けていたり、あくまで千束を助けるためにDAへの復帰を決めたことからも、このことは明白でしょう。

 

 第1話から考えてみると、たきなはかなり変わったんだなと感じ、なんだか感慨深いですね。

 

 

 たきながどんな選択をするのか、そして2人がどんな結末を迎えるのか、固唾を飲んで見守っていこうと思います。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 いやぁ、今回は要点を絞って感想を書くことができました!(圧倒的主観)(3000字オーバー)

 今回の感想を書いていて「これ、どんな結末になっても絶対感動するやつじゃん…!」ということに気づきました。

 最終話を迎えたあと私の心が壊れてしまわないか、非常に心配です笑

 何はともあれ、リコリス・リコイル最終章をとことん楽しもうと思います!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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