1. はじめに
マズラプです。29回目の投稿になります。
今回は、新シリーズ「アニメを見て印象に残ったセリフ」になります。このシリーズは、タイトルの通り、アニメを見ていて印象に残ったセリフを挙げ、そのセリフを聞いて私が感じたことを書いていく、という内容になっています。
記念すべき初回である今回は、私が愛してやまない、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」で登場したセリフを紹介します。ぜひ読んでいただければと思います。
※今回の内容には、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のネタバレが含まれます。ご注意ください。
2. 印象に残ったセリフとその背景
では、今回印象に残ったセリフを紹介します。
“「私がいたら!ラブライブに出られないんですよ!」
「だったら! だったらラブライブなんて出なくていい!」
(中略)
「スクールアイドルがいて、ファンがいている。それでいいんじゃない?」“
このセリフは、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第3話の終盤で、高崎侑(以後 侑)と優木せつ菜(以後 せつ菜)の会話の一部です。
アニメ3話は、せつ菜にスポットが当てられた回となっています。せつ菜は、ラブライブで勝つことに固執するあまり、練習に熱が入りすぎてしまいます。そのせいで気持ちの食い違いが生じ、同好会メンバーと衝突してしまいます。このことを受け、せつ菜は、メンバーを傷つけてしまうような、自分の「大好き」は同好会にあってはならないと考え、同好会を抜け、スクールアイドルを辞める決意を固めていました。
一方、侑は同好会メンバーと話していくうちに、同好会メンバーは、スクールアイドルとしての実力やスクールアイドルへの熱意の強さ等から、せつ菜は同好会に必要な存在であると考えていました。また、侑はせつ菜のライブを生で見て、スクールアイドルについて調べ始めたほど、せつ菜のライブに魅了されていました。そのため、侑はせつ菜にスクールアイドルを辞めて欲しくないと思っていました。
そして、侑は、同好会のため、せつ菜のため、そして自分のために、せつ菜を屋上に呼び出し、スクールアイドルを続けて欲しいと話し始めます。そこで今回取り上げたセリフが登場します。
今回取り上げたセリフは、自分がいては同好会のためにならないというせつ菜の気持ちと、せつ菜がスクールアイドルを続けてもいい、せつ菜の「大好き」を貫いてもいいんだよという侑の気持ちがぶつかる、そんなシーンのものになります。
(上記で述べたセリフの背景は、あくまで自身の解釈を自身の言葉で述べたものになります。みなさんの思っていたものと食い違いが生じる可能性があります。ご了承ください。)
それでは、本題である、このセリフを聞いて私が感じたことを以下の項で述べていきます。
3. 「本当に大事なこと、やりたいこと」を思い出せるセリフ
私は、このセリフは「本当に大事なこと、やりたいことを思い出せるセリフ」だと感じました。
「それでいいんじゃない?」という言葉には、高みを諦めて妥協する、といったマイナスの意味合いを感じる方もいると思います。しかし私は、この言葉は、先を見据えるがあまり見失ってしまっていた、本来大事にしていたことややりたいことなどの、物事の本質や根底を、思い出させてくれる、そんなものだと感じました。
アニメ第3話のせつ菜は、ラブライブで結果を残すために必死になっていました。それ故にメンバーを傷つけ自分はいらない存在だとさえ考えてしまっていました。しかしそのときせつ菜は、ファンの期待に応えようとするあまり、自身が本来大事にしていたことを忘れてしまっていたのだと思います。
せつ菜は、みんなの「大好き」を応援することを目指して、スクールアイドルを始めていて、またそのこと自体がせつ菜の「大好き」なことだったはずです。このことは、ファンの前でライブをしたり、ファンと話しをする機会を設けたりするといった、一般的なスクールアイドルの活動をすることで、十分に達成できることだと思います。つまり、ラブライブに参加し結果を残すようなことはしなくてもいいのです。
このように、今回取り上げた侑のセリフは、ファンの期待に応えようとするあまり見失っていた、せつ菜がスクールアイドルの活動をする上で大事にしていたことやりたかったことを、思い出させてくれた、素晴らしいものであったと思います。
私も、思い悩んだときはこの侑の言葉を思い出し、本当に大事なことやりたいことは何かを思い出しながら、歩いていく道を進んでいこう、そう思いました。
4. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回のような、印象に残ったセリフや場面シリーズも、今後も続けていけたらなと考えていますので、乞うご期待です。
余談ですが、私は、今回取り上げたセリフは、アニメ虹ヶ咲を象徴するものであると考えています。正直なところ、今回挙げたセリフを聞いて、アニメ虹ヶ咲を視聴することを決めたと言っても過言ではありません。そのため、アニメ第3話は私が最も好きな回になります。侑×せつ菜も好きです。
やっぱり虹ヶ咲は最高だぜ!
では、今後ともよろしくお願いします。