マズラプです。298回目の投稿です。
今回は、私の好きな百合ラノベについて、各作品の好きなところを2つずつ挙げながら、紹介していこうと思います。

気になった方は、リンクからAmazonページに飛んでみてください。
※以下の内容は、多少のネタバレを含んでいます。そのため、読みたいと思ったら即座にAmazonのリンクをタップしていただくか、苦手な方はブラウザバックしていただくことを推奨します。
また、コミカライズ、アニメ化されている作品は、その旨についても記載していくので、参考にしていただければと思います。
マズラプの好きな百合ラノベ9選
猫ノ山寧々子はネコになる
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好きポイント①:“吸血鬼百合に求める要素"がてんこ盛り
単刀直入に、本作は9作品の中でダントツで好きな作品です。
なぜなら、私の好きな要素や心揺さぶられる要素がこれでもかと詰め込まれた、まさに私の理想の吸血鬼百合作品だからです。
- 自己肯定感の低い女の子(吸血鬼)
- 相手が愛されるのは当たり前だと思っているのに、同時に自分が愛されるわけはないとも思っている
- 百合キス
- キスも絡めた吸血
- 吸血して「甘い」と言う
- 吸血されて「好きな人の血肉になれて嬉しい」と思う
など、私の好きな要素がこれでもかと詰め込まれていて「私のために書かれた作品か?」と思ってしまったほどです。
私の好みに共感された方は、ぜひ読んでみてください。
好きポイント②:高頻度かつ、少しずつ変化していく吸血シーン
本作は、吸血シーンが非常に多いのも見どころです。
吸血鬼作品には、大きく分けて「吸血がゴールの作品」と「吸血が過程にある作品」の2パターンがあります。
前者の場合は、吸血シーンが1度しかない場合がほとんどです。後者の場合であっても、1冊野中で3〜5回程度の場合が多いのではないかなと感じています。
そんな中で、なんと本作は、作中に10回以上の吸血シーンがあります!
スキンシップの延長のようなものから、キスを絡めた濃厚さを感じるものまで、様々な吸血シーンがたくさん描かれています。
もちろん、感情のこもった1回だけの吸血というのも味わい深いです。
しかしながら、吸血鬼好きオタクな私としては、何度も何度も吸血シーンを楽しめるのはとてもありがたいのです。
加えて、関係性や心情の変化に伴い、吸血にも変化を感じられます。
最初の方は、壊れ物を扱うように、大事に丁寧に吸血していたのが、だんだん“雑"になっていくんです。
それには、吸血鬼側の「この子は逃げないでいてくれる、吸血鬼の自分を受け入れてくれるんだ」という気持ちが反映されているのです。
信頼や想いが大きくなったからこそ、気を許していくかのように、雑になっていくわけですね。
吸血鬼属性や吸血鬼百合が好きな方は、ぜひ読んでいただきたいです。
百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話
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ここ好きポイント①:好みの甘い百合シチュエーションの数々
本作も、私好みの展開や言動、感情が多く味わえる作品です。
まず何といっても、関係のきっかけとなったキスシーンが、すごく良いです。
この上なく私の好みに刺さり、その時点で本作に100点を付けていました。
恋愛的に相手を想う気持ちが溢れてキスをしてしまう
↓
しかし、相手を慮る気持ちや関係性の崩壊の予測から、キス直後に「ごめんね」と言ってしまう。
この流れ、感情の推移、言動、すべてが最高でした。
5巻まで読んだあとでも、やっぱり最初のキスシーンも本当によかったなと思い返すほどです。それほどまでに、思い入れ深いシーンです。
そして本作では「相手から目一杯の想いをぶつけられる甘々展開の数々」に心奪われました。
タイトルから察せられる通り、本作は二股状態で進行していきます。
しかしながら、ドロドロさや辛さ、苦しさは少なめで、逆に甘さや愛おしさを多く味わえるテイストに仕上げられています。
中でも私は「同じ本を買って交換する」シーンが印象に残っています。
この行為って、互いに相手に想いを寄せていないと成立しないんですよね。
「同じものだったとしても相手からもらったという価値があるだけですごく嬉しいとお互い思っている=お互いに相手を愛おしく思っている」ということなんですよ。
このように、想いが伝わってくる、甘くてときに濃厚なシチュエーションが他にもたくさんあります。
好きな相手に目の前で恋愛ソングを歌われて――
久しぶりに家に招いて2人っきりになれるから、部屋についてすぐ、なんなら玄関で――
などなど、胸が愛おしさで溢れかえる、甘さを味わえます。
甘い百合が好きな方にも、ぜひおすすめです!
ここ好きポイント②:相手を考え行動できる主人公、四葉
本作の特筆すべき点として、主人公の人柄の良さも挙げたいです。
本作の主人公『間四葉』は「打算のない、真にどこまでも相手の幸せを願ったゆえの、気遣い・思いやり」ができる、とってもいい子なんです!
相手がこれでいいと言っても「本当はそうじゃないでしょ?」と踏み込んでくれたり、相手のために怒るべきだと思いながら怒られた相手の心情を考えて胸を痛めてくれたり、とにかく相手思いの言動ばかりとってくれます。
物語が進むにつれ、四葉の虜になる女の子たちが登場してくるのですが、それも頷けてしまうほど、四葉は人として魅力的です。
これだけ真摯に考えてくれるなら、様々な女の子が好きになってしまうのも仕方がないよな、むしろ必然だよなと、そう思えてきます。
かくいう、私も5巻を読み終えるころには、四葉推しになっていましたね。
この世界に女の子として転生したら、間違いなく四葉に堕ちていると思います。
でも、そんな四葉の他人思いは、自己肯定感の低さゆえなんですよ。
そして、周りがそんな四葉の自己否定を怒ってくれるのも、胸が温かくなるんですよね……。
そこまで含めて、非常に魅力的な主人公です。
相手思いのキャラクターが織りなす百合を読みたい方にも、ぜひおすすめです。
アフタヌーンティーはいかがですか? 私と先輩の、不純で一途なふたり暮らし
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ここ好きポイント①:甘くて苦い『ビターチョコレート』な読み心地
まず、本作で描かれる心情描写がかなり好きです。
好きになっても辛いだけだと頭ではわかっているのに、どんどん想いが膨らんでいって、でも自分だけを好きになってくれるとは思えなかったり過去のトラウマからあと一歩を踏み出せなくて、でも想いは大きくなっていって____
という甘さと辛さのせめぎあいに胸がいっぱいになり、張り裂けそうになりました。
この『甘いからこそ辛い。でもそれでも甘くて、やみつきになってしまう』という味わいが、本作の醍醐味です。
甘くて苦いとも言え、まさに”ビターチョコレート”な物語に仕上がっています。
読んでいて溢れる想いが流れ込んできて、でも一歩踏み出さない選択をするのにも共感できてしまって、想いと辛さ・切なさを同時に感じられるのが、たまらないんですよね……。
ぜひ読んで、この味わいを体験していただきいです。
ここ好きポイント②:“想いが膨らむ様子"の多彩な描き方
加えて、想いが膨らんでいく様子の、描き方の多彩さと巧さもかなり好きです。
まず、主人公であるかなたの心情表現が印象的でした。
そんなかなたのモノローグで「どれだけ結衣のことを想っているか」が、多彩な表現で描かれていたのが印象に残っています。
・気持ちが高まると、敬語が抜けていく
・自分に合わせてくれる結衣に慣れたことで、相手に合わせることが苦痛になっていく
・帰省だけど、相手と離れたくない。離れたばかりなのにもう会いたい
・ぬいぐるみを持ってきてよかった→やっぱりおいてくればよかった。自分の代わりとしてくれたら……
・相手とお揃いの香水は違う→相手がつけてこそだから
などなど。
挙げ始めれば切りがないほど、多種多様な表現で、想いが表現されています。
また、結衣もかなたに好意があると感じさせる描写も、非常に巧いです。
中でも、結衣本人からではなく、結衣の友人といった第三者から語られる結衣の様子で、結衣がかなたをどう思っているのか感じさせてくるのも、非常に巧いなと思いました。
かなたと結衣がけんかをしてしまった後日の「(結衣が)今日荒れてるけどなんかあった?」は、印象的でしたね。
このような描写から「結衣はかなたのことを、女たらしの一環ではなく、特別に想っているのではないか」と伝わってきます。
だからこそ、お互いにあと一歩踏み出さないのが、見ていてじれったくて切なくて……!
ぜひ読んで、本作の心理描写を味わっていただきたいです。
あ、あと、キスシーンにすべて挿絵がついてるのもポイントです!(唐突)
本作は、コミカライズがあります。(投稿時点で、まだ単行本は発売されていません。)
https://comic-walker.com/detail/KC_007220_S/episodes/KC_0072200000200011_E
「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい
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ここ好きポイント①:世界が暗く厳しいからこそ、尊く輝く百合
本作の醍醐味は「主人公たちに厳しすぎる世界×フラムとミルキットの尊い百合」です。
世界が2人に厳しすぎるからこそ、2人の触れ合いの愛おしさが増し、愛おしさで胸が満たされるのです。
「ミルキットを守るため、ミルキットのもとに帰るため、ミルキットを取り戻すために、死闘を繰り広げていくフラム」の様子には胸を熱くさせられます。
どんな強敵が立ちはだかろうとも、たとえ体中の骨が折れたとしても、ミルキットのために立ち上がるフラムの姿には、脳を焼かれましたね。
そんなフラムに対し「徐々に自らフラムを求め、フラムの力になりたいと思うようになっていくミルキット」も味わい深いです。
幸せゆえに死ぬのが怖くなってしまったとか、いたぶられている最中にフラムに助けを求めるシーンなんかは、本当に感情がこみあげてきて、心揺さぶられました。
このような、障害や困難、喪失の恐怖があるからこそ浮き彫りになる想いが、本作の醍醐味の1つです。
あと、そもそもダークファンタジーとしてのクオリティが高いです。
「勇者パーティが魔王を倒す物語」かと思いきや、そんなシンプルな話ではないんですよね。
人間側に渦巻く闇と明かされていく真実には、驚かされました。
ここ好きポイント②:じっくり深みを増し染み込んでくるような、フラミルてぇてぇ
こちらでは、さらにフラムとミルキットの百合についてお話します。
物語の進行に連れて、なし崩し的に奴隷と主人の関係を結んだ2人が、次第にかけがえのない2人だけの間柄に変わっていくのです。
そして、想いが大きく膨らんでいく過程をじ~~~っくり描いていくのが、本作の醍醐味です。
奴隷印をお揃いのものと捉えたりとか、素顔を見せるのは相手にだけとか、一緒だとよく眠れるとか、同じ言葉を口にして同じ気持ちなんだと分かってどうしようもなく嬉しくなるとか、愛おしさが胸に広がるやりとりを存分に楽しめます。
最初は「はやく結婚しよう!」と思っていた私ですが、巻を重ねるごとにこのじっくりしみ込んでくる感じがクセになり、今は「このままじっくりいってくれ!」になっています。
あまりにもぴゅあぴゅあなやりとりに、別の作品を読んでいるのかと錯覚してしまうほどです笑
ちなみに、これを書いている今現在は、小説4巻を読んでいる途中です(全8巻中)。
そんな段階で、すでにこれほどまでの感動を味わえています。8巻まで読み終えた時には、一体どれほどの感動を味わえるのか、とても楽しみです。
ぜひ気になった方は読んでみてください。
電子書籍では、たまに1,2巻を無料で取得できるセールが行われていますので、ぜひチェックしてみてください。
また、本作はコミカライズ、アニメもあります。
youtu.be
週に一度クラスメイトを買う話
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ここ好きポイント①:圧倒的に”面倒くさい"、でも味わい深い百合
本作の醍醐味は、メインキャラ2人の”面倒くささ"だと思います。
2人とも、相手の気持ちや相手との今後の関係を考えてしまうがゆえに、相手に踏み込んだ質問をせずに遠回しな質問をして自分の中だけで考察を完結させたり、自分の気持ちを話さなかったり、踏み込んだ提案をできなかったりするし、決定権を相手に委ねがちだったりで、一言でいうとかなり面倒くさいやり取りが描かれていきます。
しかしながら、2人の気持ちや内情を考えるとその面倒くささの理由もなんとなく理解できてしまいます。
そしてそんな状態でも、少しずつ気持ちが変わり、関係が進展していく様子に、味わい深さを感じるのです。
ちなみに私が好きなシーンは「宮城が仙台にサイダーをかける」シーンです。
この行動をとる前後の宮城の心情には切なくなりましたし、その後の仙台の行動とそれを受けての心情はかなりいいなと思いました。
どんなシーンなのかは、ぜひ読んでみていただきたいです。
また、本作で特徴的なのが、モノローグです。
本作は、宮城と仙台のモノローグが、各章ごとに入れ替わりで描かれていきます。
少し読んでみればわかると思いますが、本作のモノローグはかなり特徴的だと思います。
端的に言うと、ネガティブな表現ばかりでポジティブな表現がほとんどないし、めちゃくちゃ回りくどいです。本作では「悪くない」は「良い」と置き換えてもいいかもなと思うくらいですね笑
しかしだからこそ、ポジティブな言葉が出たときに、とてつもなく大きな意味を持つのです。
本作において「気に入っている」とか「気持ちいい」の破壊力は、相当なものですね。
この独特さも、ぜひ読んで味わっていただきたいです。
ここ好きポイント②:”行為"が、ゴールではなく過程に存在している
ここでは、もう少し踏み込んだ内容を書きます。
というか、これネタバレだといわれても文句は言えないかもしれないレベルの内容かもしれません。
そのため、↑の『ここ好きポイント①』の内容で読みたくなった方は、読み飛ばしていただくことをご検討ください。
↓の内容は、既読者向けかなと思います。
宮城と仙台は、『命令』という特殊な関係により、関係を進展させていきます。
命令では「普通の友達同士では絶対にしない、なんなら相手に心を許している関係同士でさえもしなさそうな行為」を幾度も行ってきました。
それゆえに、相手が自分のことを好いているのかが、言動からは判断できなくなっているのです。
たとえ指をなめようが、キスをしようが、それは命令下でもしてきたことであり、相手が自分を恋愛的に好きなのか、確信が持てないのです。
だから、もっと恋人同士でしかしないような行為をしていき、少しずつ可能性や希望を確信に変えていくしかないのです。
この、行為がゴールではなく過程に存在しているというのも、本作の味わいだなと感じました。
どんな感情を抱きながら過程を歩んでいくのか、過程を経てどう変化していくのか、すごく味わい深いですし、とても楽しみです。
こちらの作品もコミカライズが出ています。
いばら姫とおやすみ。
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ここ好きポイント①:胸がいっぱいになる言動・展開の数々
本作も、キャラクターの心情に感情移入して胸がいっぱいになる言動・展開を、多く味わえた作品でした。
いばらや、時雨の知り合いの子の言動には、想いが色濃く滲んでいて、心が満たされました。
これはあくまで私の体感ですが、前述した「アフタヌーンティー」と「百合の間に挟まれたわたしが~」のやや中間くらいの、甘さと辛さなのかなと思います。
そして、時折差し込まれるいばら側の一人称視点の章を経ることで、味わいが爆発的に増していきます。
「すごく嬉しいだろうな」「これは辛いだろうな」「本当に好きなんだな」などを想像でき、楽しめました。
中でも、時雨に対しての想いがどういう質のものなのかが提示されたような「酔った時雨の隣で……」のシーンや、雨の中歩く時雨を見たいばらのシーン、そして最後の朝のシーンなどは、心に残っています。
ここ好きポイント②「寝たい/寝れない」の意味合いの変容
また、本作ならではの特徴として「寝たい/寝れない」の意味の変容が挙げられます。
本作は、いばらの睡眠障害を解消するという方針で、物語が始まっていきます。
しかし、物語が進むにつれて、「ただ睡眠障害を解消できればいい」という、簡単な物語ではなくなっていくのです。そこに巧さを感じました。
中でも1番好きなのは「今日はまだ起きていたいんだ。夢みたいな気分だから」です。
本作は、睡眠障害を解消したいいばらの物語です。
つまり、すごく『寝たがっている』わけなんですよね。
そんな、あれだけ寝たいと言っていた上での、この言葉なのです。
物語の流れと合わせて考えることで、どれほどいばらの心に感情があふれているかが伝わってきます。
また、寝ているときに見る夢を見ているときと近しい気分ということは、まるで寝られたような状態と同等以上の嬉しさを感じられている、とも捉えられます。
あれだけ寝れなくて辛いと言っていたうえでのと考えると、このパターンの捉え方でも、いばらの心情を汲み取ることができます。
このように、睡眠をテーマに扱いながら「寝たい/寝れない」を比喩的に活用し、心情を表現しているところに巧さを感じ、それが本作の味わいだなと感じました。
このような、その作品ならではの表現もかなり好きなので、読んでいて味わい深かったです。
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
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ここ好きポイント①:わたなれでしか味わえない『ハイクオリティな笑って萌えて胸が熱くなるガルコメ』
唯一性と高いクオリティにより、”わたなれらしさ"を存分に感じられるところが、本作の魅力です。
笑えるモノローグや掛け合い、個性的ながら感情移入できる魅力的なキャラクター、時には胸を熱くさせ時には涙を誘うような展開、これらが全てかつ高品質で兼ね備えられているのです。
作中では、突飛で時に一見すると面白可笑しいように見える言動をとります。
しかし、そのキャラクターなりの感情や価値観の変化が込められていることがわかり、価値観の変化にも感情移入できて納得できます。
そしてその価値観の変化には、キャラクターたちの交流が関係しており、キャラクターたちの出会いにも意味をもたらされているのです。
このように本作は、突飛ながらも、納得できて必然性のある展開に仕上げられています。
まさに、笑えて萌えて熱くなれる、本作でしか味わえない、青春ガールズラブコメです。
ここ好きポイント②:もちろん、百合のイチャイチャもしっかりある!
ほかの百合作品同様、しっかり百合のイチャイチャ的な甘さ・愛おしさも兼ね備えています。
毎巻必ず差し込まれるお風呂シーンや、想いが乗ったキスなど、少し刺激的な百合の醍醐味も堪能できます。
こちらについても、ぜひ読んで味わってみてください。
(①でだいぶ出し切りました……。アニメもかなりクオリティだったので、とにかく読んでor見てみてください!)
こちらの作品は、コミカライズ、アニメ化がされています。
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少女星間漂流記
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ここ好きポイント①:1冊で様々な感情になれる、多種多様な物語
本作の醍醐味としてまず挙げたいのが、収録されている短編物語の多種多様さです。
本作は、ワタリとリドリーという主人公が共通した短編物語集、いわゆる連作短編形式の作品です。基本的に30ページ以内の1話が、1冊で15話程度収録されています。
それらの物語で抱かされる感情の多彩さが、本作の見どころの1つです。
笑えるもの、切なくなるもの、胸が温かくなるもの、萌えるもの、ゾッとするもの、なるほどと唸らされるもの、皮肉に顔が引きつってしまうものまで、共通の主人公ながら、非常に幅広い物語を楽しむことができます。
ちなみに、私が一番好きな話は「鳴の星」です。
後述するように、ワタリとリドリーというとても魅力的な主人公は一貫していながら、1冊でいろんな感情になれるとは、とてもお得です。
短い短編集という点でも、読みやすいです。
気になった方は、ぜひ気軽に手に取ってみてください。
ここ好きポイント②:全幅の信頼を寄せ合うワタリとリドリー
「あれ、本作の百合要素は?」と思ったそこのあなた。大丈夫です、しっかりあります。
本作の主人公、ワタリとリドリーの2人の相手を信頼する様子、慕う様子、仲睦まじい様子に、胸がいっぱいになるのです。
ワタリとリドリーは、お互いの得意分野に絶対の信頼を置いています。
ワタリは、リドリーの判断に絶対に従いますし、「リドリーなら必ずなんとかしてくれる」と思っています。仮死状態にされるとしても、リドリーの提案なら躊躇いなく従います。
対してリドリーも、ワタリの戦闘力を頼りにし、「ワタリならやってくれる」と思っています。たとえ自分が捕縛されていようとも、ワタリが助けに来てくれると確信しています。
そして2人とも、一生出られない空間に閉じ込められても「相手とであれば、そんな最期も悪くない」とさえ思っているのです。
このような全幅の信頼、並々ならぬ絆を持つ2人の関係が伺えるやり取りが、各話で垣間見えるのが、本作の百合的味わいです。
2人の星を巡る旅は、死と隣り合わせの危険な旅路です。だからこそ、2人の絆が映え、より尊く思えるのだと思います。
しかしながら、本作は比較的マイルドな百合作品だと思いますので、百合初心者の方にもおすすめしたい作品です。
逆に、より2人の百合を味わいたいのなら「甘の星」や「白の星」をおすすめします。特に「白の星」はすごいです。ええ。
そんなわけで、百合好きの方にも是非読んでほしい作品です。
こちらの作品も、コミカライズされています。
あまがみエメンタール
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ここ好きポイント①:「噛む/噛まれる」の関係性に込められた心情
私の考える本作の見どころは、関係性に込められた心情だと思っています。
本作は、メインとなる2人の女の子が、あるとき「相手の体を噛む/相手に体を噛まれる」関係を結びます。
この関係性が物語の中心の1つになり、展開されていきます。
私はこの「噛む/噛まれる」の関係性に込められた双方の心情が印象に残り、本作が記憶に残っています。
読み始めて間もなくの頃は、相手の体を噛むという行為は痛みを伴うものであるため、いわゆるSM的な意味合いなのかなと思っていました。
しかし、そうではなかったのです。
その行為に込められた心情に「なるほど……!」と思わされたため、印象に残っています。
さらに、関係値の変化に伴い、その行為に求めるもの、そして行為をしている際の感情も変容していくのです。
その心情、そして関係性・心情の行く末は、ぜひ読んで確かめていただきたいです。
ここ好きポイント②:関係の終着点の鮮烈さ
そして、そんな2人の関係の行く末が、1番の見どころです。
鮮烈で、しかし情感たっぷりで胸がいっぱいにさせられる心情と情景に、魅せられ引き込まれてしまいました。
挿絵も相まって、その時の読書体験が脳裏に焼き付いています。
そんなこともあり、今回9選に選出しようと思いました。
そんな2人の結末を、ぜひその目で確かめてください……!
おわりに
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
気になった作品があれば、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
また、他にも好きな百合ラノベはたくさんあります。
みなさんも、ぜひさまざまな作品を手に取ってみてください。
みなさんが、たくさんの推し百合ラノベに出会えますように。
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