マズラプです。297回目の投稿です。
今回は『TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバーを全員堕としにいく話 3』の感想を書いていきます。
読んでいて、特に印象に残ったこと・語りたいことを挙げていきます。
(※ネタバレありです。)
ネタバレを控えた感想は以下の通りです。
https://x.com/pmp68096801/status/2027142631378362385?s=61
本記事では、せっかくネタバレありで語るということで、具体的なシーンやセリフを細かく挙げて、自分の「これだけは語りたい!」を余すところなく書いていこうと思います。
(※引用しているセリフが正確ではない可能性がありますが、どうか目を瞑っていただけますと幸いです。)
『TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバーを全員堕としにいく話 3』を読んで印象に残ったこと3選+α
花×全てぇてぇ
まず一番印象に残ったのは、花依と全智のてぇてぇです。
2人のてぇてぇは、私が本作の推しポイントの1つです。当人たちも互いの言動で悶えていますが、私も読みながら悶えています。
そんな花×全てぇてぇについて、ネタバレなし感想では語れなかった部分も合わせて、思う存分語っていこうと思います。
- 全智→花依の想いは、“依存"ではない……!
まず、3巻で一番印象に残ったのは、全智の花依への気持ちが明言されたことです。
全智の花依への気持ちは、最初は依存でしたが、今では依存ではないものになっていることが明かされました。
「え、生姜焼きを焼いたのって、いつだったかな……」と気になって、1巻、2巻を読み返してみたら……なんと、1巻の約3分の1程度のあたりじゃないですか……!
つまり、全智はだいぶ早い段階から、花依のことを依存ではないそれでも大きな想いで見ていたわけです。
今まで「依存的感情もあるのかな……?」を思って読んでいましたが、まさか純度100%の想いだったとは……!
「え、じゃあ、ただのシンプルな感情を表現していたの……? もうてぇてぇとかいう次元じゃないだろっ……!」と、今までの花×全の見え方が一変し、感情が込み上げてきまししたね。
そして、今巻もたくさんの花×全のてぇてぇシーンが描かれていました。
以下では、花×全に関する具体的なセリフやシーンを挙げ、それに関する感想を書いていきます。
- でも……花依がいなくなるほうがもっとこわい
数ある全智の花依に対する言葉の中でも、特にこのセリフ印象的でしたね。
全智の花依に対する想いの大きさを感じられ、胸がいっぱいになりました。
「花依の質問になんて返すんだろう……!」→「うわあああああ!!」となり、心の中で叫んでいましたね。
この言葉により、全智の花依への想いは、過去のトラウマをも上回るほどのものだということが示唆されたわけです。
控えめに言って最高ですね。
もうてぇてぇどころの騒ぎじゃないよッ……!!
また、全智の言葉を受けた花依の「嬉しいよ。嬉しいに決まってる」もすごくよかったです。
いつものライバーモード?な感じではない、花依の本心からの確かな想いが流れてきて、いつもとは比べ物にならない嬉しさを感じていそうだなと伝わってきました。
こちらも読んでいて感情が溢れて、うわああああとなっていましたね。
「『寂しい』という、花依の勇気を振り絞って解き放たれた本音が、全智の背中を押し、全智もまた本心に従い花依のもとに向かうことができた」という展開にも、胸が熱くなりました。
まるでお互いの魂叫びに呼応しているようで、心が揺さぶられましたね……!
- ……ゆるさない 一緒に寝てくれたら……ゆるす
わたしが風邪を引いたら、花依が看病しに来てくれる。だからだいじょぶ
こちらは先ほど挙げたセリフの少し前の場面でのセリフです。こちらも、全智の花依への想いが伝わってきて悶えました。
『ゆるさない』は、自我が出ていそうな=相手に依存している場合には使わなさそうなワードチョイスだと感じられました。これにより、全智の花依への想いが依存ではないことを確信させてくれたのもよかったです。
(その後のしっかり花依に看病される全智もほほえまでした。)
- 好意の滲むしっかり論理で安心させる花依
また、以下の『ちゃんと約束を守るけど好きゆえに不安になる全智を、好意の滲むしっかり論理で安心させる花依』の場面も、すごくよかったです。
怒って……ない?
↓
たとえ隠し事があっても、それを気にせず好きでいられるのが、ある意味信頼
全智さんに約束を破らせたくないですし
↓
花依の、そういうところ……すき
私「ああああああ」
花依が提示した考え方は納得性が高く、全智の申し訳なさを軽くしてあげられるに足るもので、とてもよかったです。
さらに「全智さんに約束を破らせたくないですし」と付け加えることで、「考え方以前に、全智さんに好意を抱いているよ」という想いが伝わってきて、じんわり温かくなりました。
『相手への寄り添い+論理的な考え方』は、まさに花依らしいなぁと感じましたね。
このような花依らしさは、私が本作品を読みたいと思う理由の1つです。本当に好き。
- その他&まとめ
・「全智さん。好きな人……いる?」→「はなより(花依の発言に被せる勢い)」
・100%で見せたら「わたしと花依の絆はこんなものじゃない」→全智監修のもと150%
なども、花依への並々ならぬ想いが溢れんばかりに伝わってきて、沁みましたね~。
さらに、これらの全智の言動を『全智の花依への感情は依存ではない、純度100%の大切な相手への想いである』ことを踏まえて振り返ってみると、さらなる感情が込み上げてきて、非常に味わい深かったです。
あと、花依の意図を察してミュートにする全智もグッドでした。
相手の意図を察せられる全智さん、私も好きです。
花×全は、お互いに相手の言動で悶えるような、殴り合い?の関係が良いですよね。
加えて今回、全智の花依への想いの質が明かされたおかげで、より胸がいっぱいになりました。
いやもうホント、花×全しか勝たん。
今後の全智の花依に対する想いの表現、そして花依と全智の関係の行末も、とても楽しみです。
花依に堕ちるレイナちゃん
第3巻では、花依に堕ちるレイナちゃんも印象的でした。
レイナちゃんが花依に堕ちるまでの流れをレイナちゃん視点に立って考えてみると、確かに花依を「お姉様……♡」と呼びたくたるのもすごくわかるなと感じたので、ネタバレありで語っていこうと思います。
- レイナちゃんが花依に堕ちた理由
今回のメスガキ対決では「花依が、しっかりぶつかってきてくれて、ちゃんと自分の努力を認めてれて、さらにそのうえで同じ努力の道ではるか先を行っているのが分かった」ため、レイナちゃんは花依に堕ちたのかなと感じました。
花依は、レイナちゃんの心が本当に求めていた「子供扱いしないで、本気でぶつかってきてほしい」を満たしてくれました。
さらに、レイナちゃんの歌を聴いて、レイナちゃんが自分なりに努力していることを理解してくれました。
今まで馬鹿にされてきた過去があるからこそ、ちゃんと努力を認めてくれた花依のまっすぐな感想が、レイナちゃんに刺さったんだろうと思います。
そしてレイナちゃんは、花依の歌を聴いて、花依が自分の道の遥か先を行く者だと悟りました。
加えて花依の「私の勝ちだね」という言葉は、企画の投票による勝ち負けではなく「レイナちゃん自身が完敗だと感じているよね?」という旨の発言なのかなと感じました。
「自分の心を見透かす=自分の心にここまで寄り添ってくれた」と分かってしまったら、確かに「お姉様……♡」となるのも無理はないなと思いました。多分私も同じ立場だったらそうなると思うので(ほんとか?)
- レイナちゃんも”努力している側である"という示唆
また「レイナちゃんが、花依の歌を聴いて、天才ではなく血のにじむ努力によるものだとわかった」という点は、『レイナちゃんも努力している側だ』と語られているようで、とても好きです。
その人の成果が努力によるものであることは、その人と同じように、その道を歩み努力した者にしか分かりません。(『ダニングクルーガー効果』に近いかなと思います。)
努力した経験がなければ自分にできないことをやってのけた者を「自分よりも才能があったから」と安直に決めつけてしまうこともあります。(詳しくは『誰が勇者を殺したか』を読んでみましょう!)
しかし、レイナちゃんは、花依の歌が努力によるものだと見抜けていました。
これは、紛れもなくレイナちゃんが努力していることの証明であると、私は感じました。
このこととレイナちゃん自身のモノローグを含めて、レイナちゃんは「メスガキというコンセプトでありながら、しっかり自分にできる努力を重ねてきたキャラクター」なんだと伝わってきて、読んでいて胸が熱くなりました。
また、レイナちゃんの「お姉様♡」と、前述した花依と全智の関係性の変化も踏まえて「3巻の表紙カバーイラストは、誇張なしの、本編の展開を忠実に表したものだったんだ……!」と、感銘を受けました。
本編を読んでから表紙を見ると、全智とレイナちゃんの感情を想像できて、より味わい深かったです。
それはそうと、花依、即死コンボを極めるのは、相手してくれる友達いなくなって当然だと思うぞ。
そらプロてぇてぇ
3巻では、宇宙×プロてぇてぇも適宜供給されていたのも、印象的でした。
前述したように、私は花×全を激推ししています。
しかし一方で、宇宙×プロも結構好きなんです。
クール系な宇宙さんが、プロちゃんのことを同期として認め慮り、かつかわいさに絆されているのが、とても好きなんですよね。
なので、全ライバーとのてぇてぇを目指している花依には申し訳ありませんが、宇宙×プロの組み合わせだけは譲れません。
今回の3巻では、そんな宇宙さんのプロちゃんへの想いが溢れていたり、プロちゃんに絆されていたりする場面もしっかり描かれていてよかったです。
そんなわけで、3巻の宇宙×プロてぇてぇシーンについても、具体的なシーンやセリフを挙げて語っていこうと思います。
ちなみに書いていて気づいたのですが、どうやら私は宇宙さんのギャップに萌えているようです。なので、本項では、宇宙さんに関する内容が主になります。
- プロちゃんへの想いが溢れる宇宙さんシーンの数々
3巻では『プロちゃんへの想いが溢れ、もはや面白くなっちゃっている宇宙さん』がたくさん出てきて、微笑ましいような心持ちになりました。
まず「プロちゃんからの電話には、基本1秒以内に出ていた」のには笑いましたね。
早すぎんだろ……!笑
「タオルかえイベントが」→「それは私にしてください」も、私情がだだ漏れで面白かったです笑
電子特典の「プロミネンスさんにプロちゃんに肉を焼くのは私」な宇宙さんも、並々ならぬ思いが伝わってきて好きでした。
また、花依のモノローグですが「プロちゃんは抱え込むタイプっぽそう」→「まぁ、宇宙さんが引っ張り出すと思うけど……」も、印象に残っています。
さらっと書かれていましたが、その場面や心情を想像してグッときていましたね。
面白くなりつつも、その本質はプロちゃんを慮る思いなんだよなと、胸が温かくなりました。
- 爆速入室宇宙さん
宇宙さんとプロちゃんの協力型ゲーム配信の場面もよかったですね。
プロちゃんを中心にみせるように立ち回ったり、颯爽と助けにいく宇宙さんはかっこよかったです。
素晴らしいコラボ配信だなと思っていたら、まさかの「視聴者参加型で最速入室していた宇宙さん」という事実が明かされて、笑いました。
そこは普通にコラボしましょうよ……笑
- 宇宙えもん!! 助けてなのだ!!
8話で、プロちゃんが宇宙さんに助けを求めた場面も印象的でした。
「ワタシは嬉s……」や「アナタのためですからね」→「素直じゃないのだ!」→「可愛……ん"ん」など、プロちゃんへの想いが漏れ出ちゃっていたのには、思わず笑みがこぼれてしまいましたね。
そして「このため息は、なんだかんだで許してくれるやつなのだ!」と、プロちゃん側が分かっていたのも印象的でした。
「プロちゃんも察せられるくらい幾度となく、宇宙さんはそんな態度をプロちゃんにとっている=それほどまでにプロちゃんに甘いし絆されている」と感じ、てぇてぇを感じました。
それと、多分プロちゃんのため>花依のためだと思うので「アナタのためですからね」というのは、だいぶ本当のことを言っていそうだなと思いました笑
あとこの場面で『いつもは一秒以内で電話に出るけど、今回は二秒だった』のは、花依のことを考えていたからですよね……!?
後述しますが、なんだかんだ言いつつも、しっかり花依のことを考えているのも、宇宙さんの好きポイントです。
え? たった1秒だって……?
いやいや、プロちゃんからの着信に対する1秒は、とてつもなく重い価値を持っているから……!
たった1秒だとしても、すごいことだから……!
それくらい花依のことも考えてくれているってことだから……!!
そうですよね、宇宙さん……?
- しっかり体を労わってくれる宇宙さん
また、これは宇宙さん個人のものですが、9話の花依の看病の場面で「正気を保ちながら、正論を言いつつもしっかり体を労わる言動をとってくれる宇宙さん」もかなり好きでした。
「あなたは働きすぎです」とスケジュール調整を提案したり、みんなの帰りを見送ろうとする花依を「お前は何もするな」という眼光で制していたりしたのには、結構グッときましたね。
宇宙さんの言動は、柔らか穏やかないわゆ”優しい感じ"では決してありません。
しかしそんな厳しいような態度だからこそ、花依の身を案じ、看病ではない方面から助力してくれていることを感じられ、なんだか胸が熱くなりました。
そして、前述した花×全てぇてぇのきっかけになる「もう少し素直になるべき」という言葉もかけてくれていましたね。
宇宙さんが、長い付き合いから、花依自身にも気付けない花依の本心を見抜いていたことが感じられ、グッときました。
『冷徹に見えて、その実は相手を労ったり慮ったりしてくれる面も備えている大人のお姉さん』好きなんですよ……。
おそらく実務で疲れていらっしゃると思うので、ぜひ宇宙×プロコラボをして癒されてほしいですね。
こんな感じで、実は宇宙さんも結構好きなキャラクターなので、今後の宇宙さんの動向にも注目していこうと思います。
その他に印象に残ったこと(+αの部分)
- 『堕としたいと思った相手には、すでに堕ちている』
この言葉は、本作の醍醐味である花依の『堕とし方』を象徴する言葉だなと思い、印象に残りました。
花依の堕とし方は「自分を好きになれ!」という押しつけのようなものではなくて、「相手の心に寄り添う言動で相手を幸せにする」ようなものです。それは、まず花依が相手の魅力に惹き込まれているからだったのですね。
自分が想いを寄せる相手なら、相手を無下に扱うような真似はしないですよね。だから、相手の心に寄り添う言動になるのだなと納得しました。
花依の堕とし方は、本作の醍醐味であり、私の本作の好きな部分の1つでもあるので、その解像度が上がってよかったです。
- 花×全以外のてぇてぇ
今回の3巻でも、前述した花×全以外の、花依と他ライバーとのてぇてぇもたくさん描かれていました。
中でも私は『相手を動物に例えると?の質問での、自分がゴリラの理由を説明されている時の、実は照れていた花依』が印象的でした。「それに助けられたしね」という囁きもよかったですね~。
花×全に限らず、花依完全優位の関係性ではなくて、支えてもらったりたまに照れさせられたりするのが本作の特徴だなと思います。
まさに「堕としたいと思った相手には、すでに堕ちている」を象徴している出来事でした。
- ぷ、プロちゃん……?
最後に、これはそれ以上でもそれ以下でもないのですが、花依の熱くて心に響く言葉がモノローグで流れたアツい展開からの「ぷ、プロちゃん……?」な展開には笑いました……笑
さ、さすがプロちゃんだね……!
今回の内容は以上です。
かなりの長文を、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
本作を読んで感じた思いを、存分に語ることができ、満足しています。
改めて、今回の3巻では、1、2巻以上のてぇてぇを摂取することができました。
今後も花×全の行く末を見守っていこうと思います。
第4巻もとても楽しみです!
他にもネタバレありの感想を書いているので、興味があるものがあればご覧ください!




