ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

私の好きな曲2選① 〜ロスタイムメモリー、Alchemy〜

1. はじめに

 マズラプです。31回目の投稿になります。

 今回は、私がよく聴いている、私の好きな曲を2つ紹介していこうと思います。私は、高校生のときにアニメやボーカロイドにハマり、今もなお興味関心を持っています。そのため、私の好きな曲はほとんどアニメソングかボーカイド曲になりますが、ご了承ください。また、曲の背景やその曲が主題歌のアニメなどについて触れていると長くなってしまうので、今回は曲の簡単な概要と私がその曲を好きな理由を中心に述べていこうと思います。どうぞ読んでいってください。

 

 

 

2. 好きな曲①「ロスタイムメモリー

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 まず紹介するのは「ロスタイムメモリー」です。この曲はボカロPの「自然の敵P」こと「じん」さんが製作されたボーカロイド曲になります。「カゲロウプロジェクト」というマルチメディアプロジェクトのおける楽曲の1つです。繰り返される日々に飲み込まれた主人公の苦痛に歪んだ心情を描いた歌詞が、疾走感のある早いテンポに乗せて歌われています。

 カゲロウプロジェクトは、楽曲、小説、漫画に加え、2014年に「メカクシティアクターズ」としてアニメ展開もされており、私も当時視聴していました。

 

 さて、この曲の好きな理由についてお話しします。私が疾走感のある曲や難解で深みのあるような歌詞の曲が好きだったこともあります。しかし、一番の理由は、この曲の以下の部分にあります。

 

“「死んじゃった、ごめんね」

なんて

「『サヨウナラ』しようか」

なんて

寂しいこと言わないで 

往かないで“

 

 

 私はアニメ「メカクシティアクターズ」の挿入歌としてこの曲が流れたとき、この歌詞が強く印象に残り、口ずさむようになっていました。それくらいそのとき受けた衝撃は大きいものでした。

 わかりきっていることですが、「死ぬ」ということは人間において、非常に重大なことです。もちろん生きている家族や友人とは会えなくなり、別れを余儀なくされます。しかし、この曲では、死んでもう会えなくなることを、そんなことを感じさせないくらい軽く、呆気なく言っているように感じました。まるで「あ、さっきの店で買うものあったの忘れてた、ごめんね。もう一回戻ろうか」と言っているかのようです。この「死」すらも軽薄なもののように表現し、そのセリフの発言者の覚悟の強さだったり諦めだったりを視聴者に汲み取らせてくる、そんな歌詞に私は魅了されたのかもしれませんね。

 

 

 

3. Alchemy

 次に紹介するのは「Alchemy」になります。(いい具合の画像が見当たらなかったので画像なしです…) この曲は、アニメ「Angel Beats!」の劇中歌の1つで、第3話で登場しました。作中に登場するバンド「Girls Dead Monster」通称「ガルデモ」の持ち曲の1つです。若者の人生における不安や焦燥感などが表現された曲となっています。

 私は、Angel Beats!は 、放送されていた2010年ではなく、2016年ぐらいにビデオレンタルで視聴しました。登場するキャラクターが多くドタバタしていて笑い溢れる作品でありつつ、最後の展開には非常に感動しました。この作品を今思い出すと、日々悔いなく生きていかなければと思います。

 

 さて、そんな曲の好きな理由を書いていきます。それは、歌詞に惹き込まれたからです。やっぱり歌詞は大事ですね!

 この曲の歌詞は、私の思いを代弁しているかのようなものがいくつもあり、感情移入していました。そんな歌詞の中から、最も共感して心に残った部分を1つ紹介します。

 

“無限に生きたい 無限に生きられたら 全て叶う“

 

 聴いたことがある方なら分かると思いますが、曲の冒頭の部分になります。曲の初っ端からこのような刺さる歌詞が流れてきて、私は釘付けになりました。

 生きているみなさん、特に若い方は、やりたいこと叶えたいことがたくさんあるかと思います。かくいう私も、この曲を聴いた当時はやりたいことがいっぱいありました。「ポケモンをしながらシャドウバースをしながらアニメを見ながらラノベを読みたい」と考えていた程です。また、生きていくに連れて、新たにやりたいことも見つかることでしょう。このように人には大小含めれば無限にも等しいやりたいこと叶えたいことがあります。

 しかし、現代の技術では、生きている時間は限られています。生きている時間が限られているということは、やりたいことの中から諦めなければならないことも少なかなず出てきます。そのため、やりたいことの中で優先順位をつけることを余儀なくされます。才能、環境、資金、身体の状態などを考え、最もやりたいことを決めていくという作業を強いられます。

 でも、無限に生きることができるのならばどうでしょう。無限に生きられるということは身体の衰えなどは気にする必要はありません。才能がなくても、無限の時間があるので、試行を無限に重ねることで能力をどこまでも向上させることができます。資金だって、無限に働いてお金を稼げるので無限に貯めることができます。資金と時間さえあれば、環境さえも自分の思うがままにすることができます。

 このように、無限に生きることができれば、自分のやりたいこと叶えたいことを全て達成することができます。そんなことを歌った歌詞が、「ずっと生きていられたらなー」とぼんやり考えていた私に強く響きました。

 

 ちなみにですが、この曲のタイトルである「Alchemy」という言葉には「錬金術」という意味があります。これは、この曲の最後の「触れるものを輝かせる存在になってみせる」という部分に通じていると考えられます。

 しかし、私はこのAlchemyにはもう1つの意味が込められているのではないかと思います。「Alchemy」を「アルケミー」とすると、「歩けme」とも捉えることができます。このことは、曲に込められている「前を向いて止まらずに歩いていこう(生きていこう)」という思いを表現しているものではないかと考えています。

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 今回紹介した曲に興味を持たれた方がいれば、ぜひ聴いてみていただけると嬉しいです。

 ちなみに、なぜ2曲のみの紹介なのかというと、書いていてちょうどいいぐらいの文章量になったからです笑 タイトルに①とあるように、今後もこのシリーズも続けていこうと思っていますので、乞うご期待です。

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

5. 参考URL

 ・「ロスタイムメモリー」, じん,  2013

じん / ロスタイムメモリー 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube