ねおすかい、ねおマズラプ!

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「『To see the future』の好きなところ、歌詞に込められたメッセージ」好きな曲紹介⑤

1. はじめに

 

 マズラプです。99回目の投稿になります。

 今回は、私の好きな曲紹介第5弾になります。

 

 今回はなんと、「『To see the future』レン(CV楠木ともり) 」1曲のみの紹介になります。

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https://www.amazon.co.jp/see-future-楠木ともり/dp/B07CDMF6NK

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 こちらの曲は、アニメソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイルオンラインのエンディングテーマで、主人公である「レン」を担当された「楠木ともり」さんが歌唱されています。

 

 「To see the future」は、先日、楠木さんがTwitterで「みなさんが好きな、自身が演じるキャラクターのキャラクターソングはなんですか」というようなツイートを投稿した日に、トレンド入りをしていたのが印象的でした。

 そのトレンド入りを受けて、私もまた聴いてみたところ、とてもいい曲だ!と感じたので、今回記事にしてみた次第です。

 

 

 

 

2.「 To see the future」の好きなところ

 

 まずは、私が思う「To see the future」の好きなところについてお話ししていきます。

 

 まずはやっぱり歌詞です。なんというか、若年層の悩みとそんな若年層への励ましが、抽象的、比喩的に表現された歌詞だなと感じました。「窮屈なリアル息がつまる」の歌い出しから、そのような雰囲気が伝わってきました。「不自由な僕たちは なんだって信じたくなるよ」は特に印象的で、若年層の葛藤というか苦しみというか、そんな気持ちが込められているなぁと感じました。

 

 「なりたい自分も なれない自分も 必要とされるなら 力になる 生きていける」「なりたい自分も なれない自分も 受け入れられたとき 力になる 強くなれる」は、聴いていて、心が熱くなるような温かくなるような気持ちになりました。

 中でも「生きていける」は、言葉の力も相まって、より印象に残りました。

 

 「消せない傷はないよ」も、聴いていてグッときました。優しく励まされ、背中を押されているようで、感動しつつも心地よい、そんな気分になりました。

 

 

 歌詞だけでなく、歌詞とリンクしたような曲調も印象的でした。

 柔らかく静かな雰囲気の歌い出しから、サビ前、そしてサビにかけて、強く激しい曲調に変わっていたのが分かりました。まるで歌詞で表現された心情の変化と曲調が連動しているかのように、サビに向けて盛り上がりが増していて、感動というか、エモさを感じました。

 

 

 以上が、私が思う「To see the future」の好きなところでした。

 

 

 

 

3. 「To see the future」に込められたメッセージ

 

 では次に、「To see the future」に込められたメッセージについて書いていこうと思います。

 

 こちらの項では、以下の歌詞を中心にお話しします。

 

"明けない夜はないよ ないよ だから You say Good night"

"消せない傷はないよ ないよ だから You say Good night"

"迷いも不安もこの手の中に To see the future"

 

 

 結論から述べますと、この曲には「過去、現在ではなく、未来を見ていこう」というメッセージが込められていると考えました。

 そもそも「To see the future」は、「未来を見ること」と訳すことができるので、この曲名だけで、未来を見ようというメッセージが込められているのではないかと想像することもできるかと思います。

 しかしながら、このメッセージは、曲名だけでなく、歌詞からも読み取ることができると感じました。

 

 

 サビの歌詞に注目してみましょう。

 

 まず、「明けない夜はないよ」の「夜」は、「現在」を表していると考えました。

 何か大成するまでの、下積みに当たるような道のりは、辛いことや苦しいことも少なくなく、明るいというよりは暗いものというイメージがあると思います。

 また、「一寸先は闇」というような言葉もあるように、思い悩んだり苦しさを感じたりして、今歩んでいる人生の道が真っ暗になってしまう、そんな感覚もあるかと思います。

 つまり「夜」は、今進んでいる方向が正しい方向なのか、自分の思い描く未来に進めているのか、そういった焦りや不安を感じている「現在」のことを示した言葉であると考えられます。

 

 次に、「消せない傷はないよ」の「傷」は、「過去」を表現していると考えました。

 傷は、過去に発生した事象が現在に影響を与えている現象と言い表すことができると思います。

 指を切って血が出たり、スマートフォンを落としてヒビが入ったり、トラウマができたり、それら「傷」は、発生した瞬間こそ「現在」のことですが、1秒過ぎたらもう「過去」のものとなっていくのです。

 そして、血は止まったけど傷んだり、スマートフォンを操作しにくかったり、昔のことを気にして行動できなかったりと、「傷」は、発生したのは過去ですが、現在にまで影響を与えるものです。

 「完治するまで現在に影響を与え続ける過去のもの」それが「傷」であると言えます。

 

 

 そして、「To see the future」では、「明けない夜はないよ」「消せない傷はないよ」というように、「夜」や「傷」にはいつか終わりが来ることを告げています。前述した内容を踏まえるとこのことは、「未来を見て生きていこう」ということを表現していると考えました。

 

 さらに、「You say Good night」や「おやすみ」といった歌詞もありますが、「眠る」ということは、新しい朝、つまりは明日、つまりは「未来」を迎えるための行為であると言うこともできます。したがって、これらの眠ることを促すような歌詞は、「今や過去が辛くて眠れないこともあるかもしれないけど、未来を信じて、未来を迎えにいこう」そんな思いが込められているのではないかと考えました。

 

 

 これらから、「To see the future」には、「明るい未来はきっと訪れる。だから、苦しい今に挫けず、辛い過去に囚われず、前を向いて進んでいこう。」そんなメッセージが込められていると私は感じました。

 

 

 この込められたメッセージを意識しながら曲を聴いてみると、得られる感動はひとしおです。

 

 

 

 

4. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 みなさん!「To see the future」を聴いてください!

 余談ですが!「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」も非常に面白い作品です!アニメ、原作ライトノベルともにオススメです!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

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