1. はじめに
マズラプです。215回目の投稿になります。 今回は、私の好きな曲を紹介するシリーズ第5弾になります。
こちらのシリーズの記事を投稿するのは84回目の投稿以来です。
最近新たにハマった曲ができたので、ふと思い立ち、今回久しぶりに書いてみることにしました。
以下では、曲ごとに、曲全体の雰囲気や好きなところ、特に好きな歌詞について書いていきます。
今回紹介する曲は以下の3曲になります。
①シネマ/Vivid BAD SQUAD × KAITO
②イフ/MORE MORE JUMP! × 初音ミク
③バニラ/楠木ともり
自分の感想と見比べたり、曲を知るきっかけにして、楽しんでいただければ幸いです。
では、どうぞ読んでいってください。
前回の好きな曲紹介記事はこちらです。
また、第1弾〜第3弾の記事は、関連記事の項目にリンクを掲載しておりますので、興味を持っていただけた方はそちらもぜひ。
では、どうぞ読んでいってください。
2. 好きな曲3つ紹介
①シネマ/Vivid BAD SQUAD × KAITO
1つ目は、「シネマ」です。
こちらの曲は、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(以後 プロセカ)における、「Vivid BAD SUQAD」の楽曲の1つです。
この曲では、自分の夢を追いかけることの大変さやつらさが表現されていると感じました。
私自身も、将棋やポケモン、Shadowverseといった対戦型ゲームで、1番を目指して競技的に取り組んでいたこともあり、この曲の描く夢へ続く道のりを歩き続けることの大変さを深く感じることができました。
また、最後には夢を叶えたことが示唆されるような歌詞もあり、挑戦し続けることへの勇気をもらえことができる曲であるとも思います。
「何が良くないのか どこが良くないのか そこまで教えてくれよ」や「いつになれば僕は主役になれるんだろうな」など、心に刺さる歌詞も多いです。
今現在夢に向かって頑張っている人や、夢に向かって努力した経験のある人には、ぜひ聴いてほしい一曲です。
そんなシネマにおいて、私が1番好きな歌詞はこちらになります。
向いてないない 今すぐ辞めてしまえば
でも何万回と繰り返した 明日に期待してしまうんだ
私自身も、「壁にぶつかりもうやめようと思い、でもその度に『これを試せば変わるかもしれない』『明日やってみれば変われるかもしれない』と考えて、また続ける」といったことを繰り返していたので、非常に共感でき、胸が熱くなりました。
また、私はこちらの歌ってみたもよく聴いています。
気になった方はぜひ。
②イフ/MORE MORE JUMP! × 初音ミク
2つ目は、「イフ」です。
こちらの曲は、プロセカにおける、MORE MORE JUMP!の楽曲の1つです。
この曲では、自分の生きる意味や価値がテーマになっていると感じました。
様々な捉え方ができる意味深な歌詞が多いという印象も持ちました。
「生まれた意味も死ねない理由もいつかは見つけられるのかな」という出だしから、曲の世界観に一気に引き込まれます。
「でもその道に君はいないかもしれない」や「もう一つ生きれたら」、「歌じゃ人生も何もきっと救えない でも君のために歌いたい」など、考えさせられる歌詞が多いのも印象的でした。
そんなイフにおいて、1番好きな歌詞はこちらになります。
この命に価値がないとしても
世界は美しいんだから
生きていこう
こちらの歌詞は、曲の最後の部分に当たります。
「自分の命に価値はある。だから生きよう」ではなく「自分の命に価値があるかはわからない。でも世界は美しい。そんな世界を見続けるためには生きている必要があるよね。じゃあ生きよう」という結論で締めていることに、とても好感を持てました。
「あなたの命にも価値はある」と言われるよりも「美しい世界を見続けるために生きよう」と言われたほうが、よっぽど腑に落ちる感じがして、それなら私も生きていこうかなと思いました。
他にも考えさせられたり、胸に響くような歌詞が多いので、気になった方はぜひ聴いてみてください。
③バニラ/楠木ともり
3つ目は、「バニラ」です。
こちらの曲は、声優・アーティスト「楠木ともり」さんの2ndEP「Forced Shutdown」に収録されている楽曲の1つです。
この曲は、親を亡くした子と亡くなる前の親が、親子の時間に思いを馳せる様子を、それぞれの視点で描いていると感じました。
曲を通して、親子の他愛ない時間がどれほど尊いものかが伝わってきました。
歌詞を見ながらこの曲を聴いたとき、描き出される情景にとても感動しました。
私史上最も感動した曲と言っても差し支えないと言えます。
生きているうちにこの曲に出会えてよかったとまで思いました。
また、タイトルになっている「バニラ」の花言葉は『永久不滅』だそうです。
バニラの甘い香りは、とても濃厚で印象的。ただ、花の寿命はたった1日しかありません。この香りと花の寿命とのギャップや、記憶に残るほど強い香りを放つことに由来して、「永久不滅」という花言葉が付けられました。
このことを知って、一段とこの曲の素晴らしさを感じることができました。
そんなバニラの中で1番好きな歌詞はこちらになります。
決して消えないはずの思い出から
次第にあなたの声だけが消えていく
だから何度も叱ってほしかった
その分記憶に刻んでいくから
こちらの歌詞は、どんなに忘れたくない記憶であっても、時間が経てば色褪せてしまうことが描かれており、記憶が薄れていくことに対する切なさや焦りなどを感じ、胸が苦しくなりました。
『叱ってほしかった』という言葉も特徴的だと感じました。
叱られるということは、ネガティブなイメージがあり、本来はされたくないことだと思います。
しかし、それよりも「あなた」を忘れたくないという思いが強いことを表すために、叱ってほしいという表現が用いられているのかなと考えました。
「あなた」がいかに大切な存在なのか、そんな「あなた」に関する記憶を忘れてしまうことに対していかに焦りや恐れを抱いているのかが伝わってきました。
また、以下の歌詞も強く印象に残りました。
誰が見たって普通の日々も
私にとっては溺れるほどの愛だ
上記の部分において、愛の深さの表現として『溺れるほど』を選んでいることがかなり印象的でした。
あえて『溺れる』というネガティブなイメージの言葉を用いることで、「受け止めきれない」や「貰いすぎているほどの」というニュアンスを表すことができると考えました。
これにより、注がれていた愛が当人にとっていかに大きなものだったか、普通に見えるような何気ない日常が、どれほど大切なものだったかを的確かつ端的に表現できていると感じました。
バニラは特に好きな曲なので、ついつい歌詞も2つ紹介してしまいました。
何度も言いますが、とても感動する素晴らしい曲です!
各種音楽配信サービスにて配信されております。
気になった方はぜひぜひ聴いてみてください!!
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回紹介した曲も、珠玉のものばかりです。各種サブスクやYouTubeでフルサイズを視聴することもできますので、気になった方は、ぜひ!(n回目)
では、今後もよろしくお願いします。
4. 関連記事