1. はじめに
マズラプです。32回目の投稿になります。
今回は本を読んで印象に残ったこと第23弾になります。今回は、「くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」を読んでいて印象に残ったことを取り上げています。相変わらず、短い文章かつ簡単な言葉でありながら、深いことが述べられています。どうぞ読んでいただければと思います。
2. 評価よりも自分の体を大事にしよう
では、今回印象に残った部分を紹介します。
“評価を大事にするのはやめる
ほめられたときも、けなされたときも
びっくり、ドキドキ、変になっちゃう。
こころを惑わすわざわいのタネより
自分の体を大事にしよう“(「くまのプーさん心がふっとラクになる言葉」より)
この部分では、評価は心を惑わす災いの元であるとも言え、その評価よりも自分の体を大事にしていこう、そんなことが述べられています。
「『めんどくさい』がなくなる本」(鶴田豊和) では、物事を実行する原動力である「やる気」は、精神的なエネルギーが関係している、といったことが述べられています。
何かをやろうとするときに、本来する必要性の薄いこともやるべきだと考えたり、やるからには結果も出したいと考え入念に準備しようとしたりする等の「考えすぎる」ことによって、精神的に疲れ、結果何の行動もできなくなってしまうのだそうです。これは、いろいろ考えすぎたことで、その思考に精神的エネルギーが消費させられ、行動に回す分の精神的エネルギーがなくなってしまった、と考えることができると思います。したがって、「やる気」には、精神的エネルギーが不可欠であり、精神的エネルギーの消耗を引き起こすような過度な思考やストレスは、回避するべきである、と考えられます。
このことから、評価を気にするべきではないと考えることができます。ストレスは、気分が落ち込んだときだけでなく、気分が急激に上がったときにも感じるものです。したがって、評価が良かった場合でも悪かった場合でも、ストレスは感じてしまいます、つまり、評価を気にすることは、精神的疲れを引き起こしてしまう可能性が高いのです。
評価を気にすることではなく、自分のやりたいことをやるために、自分のエネルギーを使ったほうが良いかも、そう思いませんか。
人生の主人公は自分です。プレイアブルキャラは自分だけで、残機は1機のみです。だったら、周りの評価に左右されるよりも、自分の体を大事にしようと思いませんか。
評価が悪くなると、将来的に影響が出るかもしれません。でも、今の自分の体を大切にしなければ、その将来も来ないかもしれません。
周りの評価を気にして、無理をしたり辛い気持ちを抱えたりするよりも、自分の体、心のことを1番に考えて生きてみても、いいんじゃないでしょうか。
今回取り上げた部分を読んでそんなことを考えることができました。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
正直なところ、今回取り上げた部分をこのように解釈するのが正解かどうかは定かではありません。しかし、自分なりの考えを持つことができたので満足しています。今回の内容が少しでも読んでいただいているみなさんの役に立ったのならば嬉しい限りです。
では、今後もよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「英訳付き くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」, PHP研究所, 2012, 株式会社PHP研究所
くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 | PHP研究所編著 | 書籍 | PHP研究所