1. はじめに
マズラプです。195回目の投稿になります。
今回は「読書で勝つシャドウバース」と題しまして、実践することで、間接的にシャドウバースの勝率が上がりそうな知識や考え方を紹介していきます。
本記事はTobyさん(@toby_24ss)主催の「シャドバアドカレ2022」の参加記事になっております。
今年もアドカレやります!!
— Toby (@toby_24ss) 2022年11月29日
参加者大募集!
拡散していただけると嬉しいです。#シャドバアドカレ2022
シャドバアドカレ2022開催します - Toby Gamehttps://t.co/ULBIWzeOtQ
本記事は「シャドウバースに関連していればOK」という条件をいいように解釈している節がありますが、気にせず読んでいただければ幸いです。
今回の内容は以下の4つとなっております。
①「楽しむことで記憶力とモチベーションがアップする」ゲームを楽しもう
②「睡眠不足≒飲酒状態」適切な睡眠を確保しよう
③一瞬で気持ちを落ち着かせる呼吸法「タクティカル・ブリージング」
④「死ぬときに後悔することが最も不幸なことである」人生、やりたいことをやったもん勝ち
注意点として、今回紹介するのはあくまでシャドウバースの勝率を『間接的に』上げそうなものです。
プレイングやデッキ構築などの直接的にシャドウバースの勝率が上がることではありません。その点についてご理解していただければと思います。
では、さっそく本題に入っていきます。
2. 間接的にシャドウバースの勝率が上がりそうな知識・考え方 4選
①「楽しむことで記憶力とモチベーションがアップする」ゲームを楽しもう
1つ目は「『楽しむ』ことの大切さ」についてです。
楽しむことは、気持ちが良いだけでなく、記憶力やモチベーションの上昇をもたらす行為なのです。
「学びを結果に変える アウトプット大全」(樺沢紫苑, サンクチュアリ出版) では、以下のように述べられています。
「楽しい」と記憶力やモチベーションがアップし、「嫌々やる」と記憶力とモチベーションは大幅に低下します。
「楽しい」と、脳内物質である「ドーパミン」が出ます。ドーパミンは幸福物質であり、集中力、モチベーション、学習能力を高める物質です。一言でいうと「頭がよくなる物質」です。
楽しみながらやると、学びや作業の効率は最大化すると言えます。
「楽しむ人は強い」なんて言ったりもしますが、それは科学的根拠に基づいたものだったというわけですね。
というわけで、シャドウバースも楽しみながらプレイすることをおすすめします。
情報や知識が身につきやすくなり、ゆくゆくは大会で勝つことにもつながるでしょう。
たとえ対戦に負けても、良いプレイができた、デッキを理解できた、強いデッキを知ることができたなど、ポジティブな視点に立つことで、シャドウバースを楽しんでいきましょう。
どうしてもイライラしてしまったら、一旦やめてみるのも手かもしれませんね。
ゲームを楽しもう。
②「睡眠不足≒飲酒状態」適切な睡眠を確保しよう
2つ目は「睡眠の重要性」についてです。
睡眠不足は判断力や集中力の低下を始めとした悪影響をもたらすため、十分な睡眠をとるべきです。
眠いけど「あと1戦…」とシャドウバースをしてしまう、通話をしていたら深夜になってしまっていた、など、睡眠の大切さを感じてはいるものの、睡眠をおろそかにしている方も少なくないのではないでしょうか。以前の私もそうでした。
しかし、以下の内容を読んで、絶対に十分な睡眠をとろうと心に誓うことができました。
「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」(ショーン・スティーブンソン, ダイヤモンド社) には、以下のような内容がありました。
アメリカ睡眠医学会が発表した調査により、睡眠不足は、大量の酒やマリファナを摂取した状態と同等の影響を学業の成績に及ぼすことが明らかになった。
端的に述べると、睡眠不足は、飲酒したときと同じ状態になっているということです。
こう言われると、ことの重大さに気づくことができるのではないでしょうか。
「エッセンシャル思考」(グレッグ・マキューン, かんき社) では「酔っぱらいを見て、『いつも酔っているなんてさすが働き者だ!』と言う人はいないだろう。それなのに、睡眠を削っている人はなぜか働き者だと評価される」なんてことも書かれていました。
飲酒状態では、著しく判断力が低下します。
飲酒状態で車を運転すると犯罪になってしまうのが良い例ですね。
そんな飲酒状態で勝てるほどシャドウバースの競技シーン(特にRatings) は甘くありません。
また、凡ミスで負けてしまうと、自己嫌悪に陥り、前述した「楽しむ」を実行できなくなることにもつながってしまいます。
本当に勝ちたいのであれば、十分な睡眠を取るべきなのではないでしょうか。
また、「エッセンシャル思考」では、睡眠に関して以下のようなことが述べられていました。
「睡眠は生産性の敵ではなく、パフォーマンスを最大限に高めてくれるものである」
「もう1時間眠れば、数時間分の生産性が手に入る」
「世の中には短時間睡眠で活動できる人もいるが、そういう人はたいてい疲労に慣れきっているだけだ。たっぷり眠って明晰に考えるという感覚を忘れているのである」
「たっぷり眠ろう。そうすれば洞察力が高まり、発想が広がり、より少ない時間でより良い成果を上げることができる」
睡眠を削って時間を捻出しても、生産性が落ちているため、結局大した成果を得ることはできないのです。
睡眠を削って「やっている感」を得るのではなく、十分な睡眠をとって「成果」を得ませんか。
睡眠不足のもたらす悪影響は計りしれません。
今回の内容を読んで、睡眠の大切さに気づいていただけたらと思います。
③一瞬で気持ちを落ち着かせる呼吸法「タクティカル・ブリージング」
3つ目は、緊張を和らげる呼吸法についてです。
「タクティカル・ブリージング」という呼吸法を用いることで、緊張を和らげ、普段通りのパフォーマンスをすることができます。
「緊張して普段のプレイができなくなってしまった、凡ミスをしてしまった」といったように、シャドウバースを競技的に取り組んでいる方は『緊張』に苦労したことがあるのではないでしょうか。
「後悔しない超選択術」(メンタリストDaiGo, 西東社) では「人は不安を感じると呼吸が浅く、早くなります。すると、交感神経が働いて血液の循環が落ち、脳が必要とする酸素の供給が滞り始め、注意力、集中力、観察力、判断力が落ちてしまうのです。」と述べられています。
そんな緊張を和らげる方法として、同書では「タクティカル・ブリージング」という呼吸法が紹介されています。
「タクティカル・ブリージング」
①口を閉じて鼻から4秒かけて息を吸います
②4秒間息を止めます
③4秒かけて口から息を吐き出します
④4秒間息を止めます
以上のセットを気持ちが落ち着くまでくり返します。
この呼吸法は、脈拍の安定、血圧の低下、脳神経の鎮静、ストレスの解消などの効果が認められていると述べられています。
なんと、タクティカル・ブリージングは、アメリカの国防省が正式採用している呼吸法で、アメリカ軍の兵士が実践し効果をあげているそうです。
ぜひタクティカル・ブリージングを実践し、緊張に負けずにシャドウバースをプレイしていただければと思います。
④「死ぬときに後悔することが最も不幸なことである」人生、やりたいことをやったもん勝ち
4つ目は「人生はやりたいことをやったもん勝ちである」ということについてです。
最後は「シャドウバースが楽しくてもっと強くなりたい!」でも
『シャドウバースに時間を費やして本当に良いのだろうか』
『シャドウバースをやめてもっと将来のためになることをするべきなのではないか』
そんな悩みを抱いている方の背中を押したくて選んだ内容で締めくくろうと思います。
「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー」(ひすいこうたろう, ディスカヴァー・トゥエンティワン) では以下のようなことが述べられていました。
あの世には、お金も家具も服も家も持っていくことはできません。 だから、この世で財産を失うことは、ほんとうの不幸ではありません。 では、この世の最大の不幸はなんでしょう? それは、死が間近に迫ったときに、自分の人生に後悔することです。 死ぬ前に後悔することこそ、最大の不幸です。
人はいずれ死にます。
やりたいこと楽しいことをしていなかったために、死ぬときに後悔すること、それが最も不幸なことなのです。
やりたいことを押し殺してまで、良い職に就いたり財産を築いても、真の幸福には至れません。
結局のところ、人生、楽しいことをしたもん勝ち、やりたいことをやったもん勝ちなのです。
であるならば、世間体や将来のことなど考えずに、楽しい・やりたいと思えるシャドウバースをしませんか。
同書ではこんな言葉も紹介されていました。
実は人生では、なにをしているかって、そんなに重要じゃないんです。 それよりも「ホンキでやってるかどうか」。そこが問われるのです。 「キミはホンキで生きてるか?」 by ゲーテ(『ファウスト』より)
シャドウバースが楽しい、シャドウバースを極めたい、シャドウバースで勝ちたい、そんな気持ちで満ちている方は、ぜひその気持ちを大事にしてほしいと思っています。
最後に、本の内容ではありませんが、「Deep in Abyss」というアニメソングに、以下のような歌詞があります。
それが呪いでも鼓動は本物
自分の気持ち、信じてみませんか。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回紹介した内容が何かの役に立てば幸いです。
最後に、以下で今回使用した参考文献をまとめて掲載します。気になった本があればぜひ手にとっていただければと思います。
では、良いシャドウバースライフ、読書ライフを。
4. 参考文献
・「アウトプット大全」(樺沢紫苑, 2018, サンクチュアリ出版)
・「SLEEP 最高の脳と身体をつくる」(ショーン・スティーブンソン, 2017, ダイヤモンド社)
・「エッセンシャル思考」(グレッグ・マキューン, 2014, かんき出版)
・「後悔しない超選択術」(メンタリストDaiGo, 2018, 西東社)
・「あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー」(ひすいこうたろう, 2012, ディスカヴァー・トゥエンティワン)