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【感想】「転生王女と天才令嬢の魔法革命」第2話『趣味と実益の助手獲得』印象に残ったこと3選 2023年冬アニメ

1. はじめに

 マズラプです。207回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメ「転生王女と天才令嬢の魔法革命」第2話『趣味と実益の助手獲得』を視聴した感想を書いていきます。

 

https://youtu.be/mSdxI0ANWpo より引用

 

 今回の第2話は、率直にとても感動しました。

 そしてアニスとユフィリアのゆりゆりした触れ合いも堪能でき、本作品を最終話まで見ることに決めました。

 

 

 そんな第2話を視聴して以下の3つが特に印象に残りました。

①ユフィリアとグランツの親子関係

②自己肯定感の低いユフィリア

③ユフィリアを温かく包み込むアニス

 

 今回の記事ではこの3つについて書いていこうと思います。

 

 みなさんの感想と見比べながら楽しんでいただければと思います。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「転生王女と天才令嬢の魔法革命」第2話『趣味と実益の助手獲得』を視聴して印象に残ったこと3選

①ユフィリアとグランツの親子関係

 1つ目は、ユフィリア嬢とグランツ公の親子関係が印象に残りました。

 今回の第2話では、2人の今までの関係性が明らかになると同時に、それが変化していったことが描かれていて印象的でした。

 

 

グランツの動きに怯えてしまうユフィリア

 最も印象的だったのが、グランツがユフィリアのことを撫でようと体を動かしたのを見て、ユフィリアが怯えるように身を強張らせたシーンです。

 おそらくユフィリアは、グランツにぶたれると思ったのではないでしょうか。

 

 このシーンだけで、この2人の関係がどのようなものか伝わってきて、胸が引き裂かれるような気持ちになりました。

 

 グランツのユフィリアを大切に思う気持ちは、当のユフィリアには伝わっていなかったことが分かります。

 

 グランツは王の宰相を務めているほど優れた人物ですが、おそらく感情を表に出すことが苦手だったと考えられます。

 このことは、いささか冷たすぎるような振る舞いから推察することができます。

 それに、普段から頭を撫でていたのならば、グランツが手を上げようとしただけでユフィリアが怯えるようなことはないでしょう。

 

 このことが災いし、グランツがユフィリアのことを親身に考えていたにもかかわらず、その思いは伝わらず、2人の関係は冷え切ったものになってしまっていたと考えられます。

 

 

 ユフィリアの怯えた姿を見たとき、グランツはどんな思いを抱いたのでしょうか。

 その心情を考えるだけで、胸が痛くなりました。

 

 

本当の気持ちを伝え合うことができた2人

 そんな2人でしたが、最終的には思いが通じ合い、温かい関係を形成できていました。

 

 グランツが頭を下げて思いを口にしたことで、ユフィリアは「王妃になるのが辛い」という本当の気持ちを伝えられていました。

 

 いやぁ、本当によかったです(しみじみ)。

 

 

 父としてするべきことを理解したグランツは、とても頼もしく見えました。

 特に「私の娘に愚か者などいない」「たとえ王が相手でも叶えてやろう」は、めちゃくちゃかっこよかったです。

 

 

 グランツ、本当はすごくいいやつなんですよ…!伝えるのが苦手だっただけなんです…!(謎の立場)

 

 思いを言葉にして伝えるって大切ですね。

 

 

 今回の一件により、やっと2人の親子関係が始まったと言えるでしょう。

 

 このユフィリアとグランツのシーンだけで、もう感動で胸がいっぱいでした。

 

 

 最近、親子それぞれの心情を考えながら見ているだけで、なんだか泣けてきてしまいます。私も歳なんですかね…。まだ20代なんですけど…。

 

 

 

 

②自己肯定感の低いユフィリア

 2つ目は、自己肯定感の低いユフィリアが印象に残りました。

 第2話では、「私が助手なんて…」「全て私の責任です!」など、自分を過小評価するユフィリアの姿が印象的でした。

 

 もちろん、才ある者が謙遜する姿勢は素晴らしいものです。

 しかし、ユフィリアの表情を見ていると、謙遜を通り越しているように思え、見ていて胸が痛くなりました。

 

 

 ユフィリアの自己肯定感が低いのは、前述したグランツとの関係が影響していると考えられます。

 あまり褒められていなかったが故に、自分はまだまだだと考えてしまっていたのかもしれません。

 

 また、王家に嫁ぐことへの責務の重さから、完璧を目指しすぎていたことも原因だったと言えると思います。

 

 

 いずれにせよ、天才令嬢と謳われていながら、自分を卑下するユフィリアの姿には、見ていて悲しさや切なさを覚えました。

 

 

 だがそこがいい。

 

 何を隠そう、私は自己肯定感の低い女の子が好きです。

 ユフィリアの姿を見ているとたくさんの萌えを感じます。

 

 つらい表情を浮かべる女の子、いいですよね(明後日の方向を見つめる)

 

 

 ちなみに、照れるユフィリアもめちゃくちゃかわいいです。

 もっと照れてくれ(直球ストレート)。

 

https://youtu.be/mSdxI0ANWpo より引用

 

 結論を述べますと、ユフィリアは最高です。

 

 

 

 

③ユフィリアを温かく包み込むアニス

 3つ目は、アニスがユフィリアを助けた1番の理由が印象に残りました。

 

 アニスは、「自分でちゃんと笑えていなかった」ユフィリアを見て、放っておけなかったと話していました。

 

 アニスはキテレツ王女なんて呼ばれていますが、ちゃんとユフィリアの胸の内を察していたのですね。

 

 アニスのような「普段は飄々としているけど、ちゃんと相手の気持ちを理解し気遣うことができるキャラクター」はかなり好きなので、見ていて心が温かくなりました。

 

 

「よく頑張ったね」

 また、アニスがユフィリアを胸に抱き、「よく頑張ったね」と柔らかく声をかけたシーンも印象的でした

 

 今まで誰もユフィリアの気持ちを理解してくれず、ユフィリアは本音を吐き出すことができていませんでした。

 

 そんなユフィリアにとって、アニスのこの言葉は、かなり染みたのではないでしょうか。

 ユフィリアの心情は「おやすみなさい」の声色から汲み取ることができます。

 

 凍ってしまったようなユフィリアの心が、アニスの言葉によって、温められ溶かされていく、そんなシーンでした。

 

 

 

 心情の面で見ても素晴らしいシーンでしたが、やはりかわいい女の子同士が抱き合う姿はとても良いものですね。

 今後もこのようなシーンを量産してくれると大変助かります(百合大好き視聴者)。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 2023年冬アニメは、個人的にかなり豊作でしたが、その中でも本作品「転生王女と天才令嬢の魔法革命」には、とてもハマりました。

 前述したような感動要素も素晴らしいですし、やっぱり百合っていいですよね!(結局はそこ)

 

 今後も楽しく視聴していきたいと思います。

 一緒にアニスとユフィリアの行く末を見守っていきましょう!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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