ねおすかい、ねおマズラプ!

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【感想】「都合の良い地雷系彼女とカラダだけの関係を」印象に残ったこと3選 〜察しがよく気遣いができるキャラクターたちによる、ストレスフリーで甘々なラブコメ〜

1. はじめに

 マズラプです。277回目の投稿になります。

 

 今回は、ライトノベル「都合の良い地雷系彼女とカラダだけの関係を」を読んだ感想を書いていきます。

※ネタバレありです。

 

 

・「都合の良い地雷系彼女とカラダだけの関係を」(すかいふぁーむ, みれあ, 2023, 富士見ファンタジア文庫)

 

 本作品を読んで、特に印象に残った以下の3つについて書いていきます。

①「察しがよく気遣いのできる」アキとリヨン

 「私はアキくんのオススメに行きたいんだよね」

 「せっかくもらったから、使いたいんだよな、これ」

三者三様の魅力的な3人のヒロイン

 リヨンの好きなところ

 寧々の好きなところ

 沙羅の好きなところ

③「オンラインから始まった関係だからこその良さ」が描かれている

 

 

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の すかいふぁーむ 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「都合の良い地雷系彼女とカラダだけの関係を」を読んで特に印象に残ったこと3選

①「察しがよく気遣いのできる」アキとリヨン

 1つ目は、メインキャラクターたちの察しの良さが印象に残りました。

 

 主人公の彰人(以後 アキ)とメインヒロインの理世(以後 リヨン)が、どちらも「察しがよく気遣いのできる」キャラクターで、ストレスなく甘い物語を堪能することができました。

 

 

 以下では、そんな2人の、最も好きな言動をそれぞれ1つずつ挙げていきます。

 

 

 

「私はアキくんのオススメに行きたいんだよね」

 まずは、リヨンの1番好きな言葉です。

 

 深夜にラーメンを食べに行くときの「私はアキくんのオススメに行きたいんだよね。」が一番印象的でした。

 

 この場面から、リヨンはアキの気遣いに気付けているということがわかります。

 そしてそのことから、リヨン自身も察しがよく気遣いができることが伺えますね。

 

 

 また、リヨンのこの言葉は、美味しいラーメンではなく“アキの"おすすめに興味を持っていると捉えることもできます。

 

 これは、「あくまで私が興味を持っているのはあなたのことなんだよ」と言っているようにも聞こえ、グッときました。

 

 ラーメンを食べにいきたいと言いつつも、こちらの内面のことを見ようとしてくれている女友達…良すぎますね。

 

 

 こんな女友達と一緒にすごしたい人生でした…。

 

 

 

 

 

「せっかくもらったから、使いたいんだよな、これ」

 次に、アキの1番好きな言葉についてです。

 

 リヨンの家に行った際の、アキとリヨンのどちらがアキの服を買いに行くかという話のときに口にした「せっかくもらったから、使いたいんだよな、これ」が一番印象的でした。

 

 

 アキのこの言葉は、リヨンの気遣いをかわしながら、自分の気遣いを通し、さらにはリオンをご満悦にしているという、一石二鳥を超えた一石三鳥の離れ業だったのです。

 

 リヨンのかわいさに見惚れていた私もこれには脱帽し、思わず「彰人、お前天才か!?」と心の中で叫んでいました。

 

 果てには、デレデレのリヨンや玄関の扉を開けるギリギリのところまで見送ってくれるリヨンまで見られて、もう大満足でした。

 

 さすが、リヨンが好意を寄せるだけはありますね〜(サムズアップ)。

 

 

 これほどまでに気遣いができる者同士が中心の物語なのですから、ストレスを感じるわけがありません!

 

 甘々な絡みをストレスフリーで楽しむことができ、大満足でした。

 

 

 ありがとうアキ

 ありがとうリヨン

 ありがとうすかい先生

 

 

 

 

三者三様の魅力的な3人のヒロイン

 2つ目は、魅力的な3人のヒロインが印象に残りました。

 

 読んでいて、ヒロイン3人全員に良さを感じたので、本項ではそれぞれのヒロインの魅力について語っていきたいと思います。

 

 

 

リヨンの好きなところ

 まずリヨンについてです。

 

 第一に、前述したように、気遣いができるという点がかなり推しポイントでした。

 

 そして、それほどまでの気遣いができることに加えて、明るく、さらにはからかいきれずに墓穴を掘ってしまうという魅力まで持ち合わせているという点がよかったです。

 

 私の好きな要素マシマシで惚れずにはいられませんでした。

 

 

 明るくて、リードしてくれたり、積極的にスキンシップをとってくれる女の子は好みです。

 

 また、からかいきれない様子からは、リヨンの人の良さを感じることができ、面白さと温かさの二重の面で笑顔になれました。

 

 書いていて改めて思いましたが、リヨン最高すぎますね(真顔)。

 

 アキ視点で没入していると、リヨンのかわいさを感じまくり、なんだか脳が溶けてしまいそうでした。

 

 

 私得すぎるヒロインをありがとうございました!

 

 

 

寧々の好きなところ

 次は寧々についてです。

 

 リヨンについての部分でお察しの通り、私は主導権を握って欲しいタイプの人種なので、寧々のようなマイペースな女の子も結構好きだったりします。

 リヨンとは違うスタイルで引っ張ってくれる感じがいいですね。

 

 

 また、「普段のゆるめな雰囲気から一変して、強引に迫ってくる」可能性があるというのもまたいいなと感じました。

 作中でアキがされていたように急に押し倒されてしまったとしたら、多分私は落ちてしまいますね(名推理)。

 

 

 そしてなんと言っても、こちらの真面目な空気をすぐに察して、真面目なモードに切り替えてくれるのが、一番の推しポイントです。

 

 前述したように、やっぱり察しが良くて気遣いできる女の子って、いいんですよ(熱弁)。

 

 しかも、「普段はマイペースに自由奔放な振る舞いをしているのに、真面目なときにはちゃんと真面目になってくれる」というのが寧々ならではの良さで、ギャップ萌えを感じられたり、ちゃんとこっちを見てくれているんだなということが伝わってきたりして、リヨンとはまた違った感情を味わうことができました。

 

 ①では挙げませんでしたが、そういった気遣いの面で、寧々もかなり好きです。

 

 

 

沙羅の好きなところ

 最後に沙羅についてです。

 

 正直、沙羅は第一印象では苦手でした。

 

 大量のピアスに割れた舌、そしてなかなかの下ネタを放ってくる、というのはさすがにキツい…と思っていました。

 

 

 しかし、ふと「『自分は2番目3番目、からだだけの関係でいい』という子が『心も通じ合った1番の関係』になったらどんな感情を抱いてくれるんだろう…!」と思いついてしまったのです。

 

 私の中のスイッチが入り、もはやそういう目でしか見れなくなりました。

 

 

 また、過去の出来事から「自分の身を守るための威嚇として大量のピアスなどのいかついファッションをしている」というエピソードも、「守ってあげたい…!」と思ってしまう萌えポイントでした。

 

 

 まとめると、沙羅については、「この子を1番の相手にして、過保護なくらい守ってあげたい…!」と思いました。

 

 (愛で方が間違っている気がします。作者のすかい先生、ごめんなさい)

 

 

 

 このように、ヒロイン3人に、それぞれ違った魅力を感じ、飽きるどころか常に楽しい気持ちで最後まで読み切ることができました。

 

 まさに、三者三様なヒロインたちでした。

 

 

 

 

③「オンラインから始まった関係だからこその良さ」が描かれている

 3つ目は、本作品では、オンラインから始まった関係だからこその良さも描かれていると感じ、印象に残りました。

 

 

 すっぴんを見せることを躊躇っていたリヨンに、アキがかけた「リヨンとは顔も知らないで会うところまでいったんだから、リヨンの顔を見て嫌いになるはずがない」という言葉が、印象的でした。

 

 これは、オンラインから始まった関係ならではの良さだと感じました。

 

 

 オフラインから始まった関係ならば、初対面から顔を合わせていることになり、このアキの言葉には説得力がなかったでしょう。

 

 顔が見えないオンラインからスタートした関係だからこそ、「リヨンのどんな姿を見ても嫌いになるはずがない」という言葉に確かな説得力が宿り、リヨンもすっぴんを見せることに踏み切れたのだと思います。

 

 「顔が見えない声だけの関係だからこそ、強い友人関係を維持できるという側面もある」というようなメッセージが込められているようにも感じ、なんだか胸が熱くなりました。

 

 私自身もオンラインで関係を築くことはよくあるので、オンラインならではの良さが描かれていて嬉しかったです。

 

 

 そして何より、すっぴんを見られるのが恥ずかしいという乙女心に対して、素晴らしい切り返しでした。

 ナイスアキ!(サムズアップ)

 

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 本作品を読んで、「これが私の好きなラブコメの形だ…!」と心から感じました。

 

 私は「察しがよく気遣いができるキャラクターたちが紡ぐ、ストレスフリーで甘々なラブコメが好きだったんだと、改めて気づくことができました。

 

 この記事を読んでいただいた方で、そんな作品を他に知っている方がいれば、ぜひコメント等で教えていただけるととても嬉しいです!

 

 これからも、自分の好きなジャンルの作品を読んで、ハッピーな気持ちになりたいものですね。

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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