1. はじめに
マズラプです。13回目の投稿になります。
今回は、本を読んで印象に残ったこと第8弾です。最近本デッキだらけですが、あまり気にしないでいただけると助かります。
今回は、小説を読むメリットについて述べられている部分を取り上げていこうと思います。みなさんは小説を読みますか?本を読んでいる方の中には、「実用書や新書比較して、小説は明確な知識の獲得はできないから読まない」という方もいらっしゃるかもしれません。私もそのような考えを持っていたときもありました。しかし、小説を読むことにもメリットはあるのです。今回の記事を読んで、「小説を読もう!」と思っていただけたなら嬉しいです。
2. 小説のメリットが述べられている部分の紹介
では、本を読んでいて小説のメリットが述べられていると感じた部分を紹介していきます。
まずは、こちらです。
◯共感力がつく
“ある研究によると、「小説をよく読む人は、共感性タスクの点数が高い」「文学作品を読むと、読後に共感性が高まる」という結果が出ています。小説を読むと、主人公に感情移入しますので、それによって共感力が鍛えられるのです。“(「学び効率が最大化する インプット大全」より)
このように、小説を読むことは共感力を高めるそうです。共感力は、「相手の気持ちを考え、それに寄り添う力」だと言えます(Google先生曰く)。確かに小説には、様々な考えや目的を持ったキャラクターたちが登場しますし、キャラクターの視点から語られる一人称視点の作品も多いです。そのため、小説を読んでいると、自分以外の人の気持ちを考える機会がたくさんあると言えます。
私は、中学生から小説を定期的に読み始め、高校生の頃は小説を年15冊程度読んでいました。ちなみに、中学生のときは山田悠介さんの作品を中心に、高校生のときはライトノベルを、それぞれ読んでいた記憶があります。思い返してみると、様々なキャラクターの様々な心情を想像していました。知人たちを蹴落としてでも生き残ろうとする青年(ドアD)、化け物として暴走する前に、笑顔を浮かべながら自ら命を絶った女の子(ブラック・ブレット)、ゲームの中で多くの人たちに見守られながら息を引き取った少女(ソードアート・オンライン)など。このような数々のキャラクターの気持ちを考えたことで、私も共感力が鍛えられたのかもしれませんね。
さて、次はこちらです。
◯創造性が増す
“小説は文字なので、頭の中で情景を想像しないと、物語を理解できません。つまり、小説を読むことは、想像力を使う。創造性のトレーニングになります。“(「学び効率を最大化する インプット大全」より)
このように、小説を読むことは、創造性を鍛えることにもつながるそうです。
上記で述べたキャラクターの心情を読み取ることに関しても同様、小説には漫画やテレビのように表情や声があるわけではなく文字しかないので、自分の頭の中で想像することが求められます。
創造性は、自身の個性を出すことにつながるなど、高めれば武器になるものだと思いますので、ぜひとも高めたいものです。
◯他人の人生を疑似体験できる
“小説を読むことで、他人の人生を疑似体験することができます。(中略) 自分の人生で失敗しなくても、主人公の失敗から学ぶことができるのです。
このように、小説を読むことは、他人の人生の疑似体験もできます。
この着眼点は、非常に面白く、なるほどと思いました。考えてみれば、私もキャラクターの行動とその結果から、学びを得ていたのかもしれません。具体例を挙げると、「勝負事に友情を持ち出してはいけない(りゅうおうのおしごと!)」や、「復讐は復讐を生むからよくないよね(復讐法)など案外多いものです。
物語を楽しみながら、学びを得られるというのは、一石二鳥ですね。
今回紹介する内容は以上となります。
これらから分かるように、小説を読むことは、ただ楽しいだけではなく、自己成長にも寄与するのです。というわけでみなさんも、気兼ねなく自信を持って小説を読んでいただければと思います。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、あくまで「小説を読む」メリットをお伝えしました。「本を読む」こと自体にももちろんメリットはありますが、それにつきましては、また別の記事で書いていければと思います。
最後に、みんな!小説を読もう!
では、今後ともよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「学び効率が最大化する インプット大全」,樺沢紫苑 ,2019 ,サンクチュアリ出版