1. はじめに
マズラプです。27回目の投稿になります。
今回は本を読んで印象に残ったこと第20弾になります。今回は、「物事を覚えておくにはどうすれば良いか」に関する内容になっております。今回の内容にも「アウトプット」が絡んできます。では、どうぞご覧ください。
2. 2週間に3回使った情報は、長期記憶される
では、今回印象に残った部分を紹介します。
“人間の脳は、「重要な情報」を長期記憶として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。「重要な情報」とは、インプットしたあとに何度も「使われる情報」です。
つまり、インプットしても、その情報を何度も使わないと、すぐに忘れてしまうのです。
脳に入力された情報は、「海馬」というところに仮保存されます。その期間は、2〜4週間です。海馬の仮保存期間中に、その情報が何度も使われると、脳はその情報を「重要な情報」と判断し、「側頭葉」の長期記憶に移動します。
一度側頭葉に記憶されると、その記憶は忘れづらく、長期間覚えていることができます。(中略)
大体の目安としては、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなるといいます。“(「学びを結果に変えるアウトプット大全」より)
このように、情報を長期記憶にするには、2週間に3回を目安に、書いたり話したり等のアウトプットをする必要があります。
この部分を読んでまず、情報が長期記憶となるメカニズムに驚きました。得た情報を覚えるには、その情報をアウトプットすることが必要なのです。
みなさんも覚えたことを気付いたら忘れてしまっているという経験をしたことはあるのではないでしょうか。かくいう私も、そのような経験は何度もあります。不思議に思っていましたが、それはアウトプットが不十分だったからなのだということを学ぶことができました。
本を読んで「いい勉強になった。よかった。」とか映画を見て「感動した。いい映画だった。」と自分の中で思って終わり、それでは長期記憶にすることはできないのです。「この本は投資をする上での心得がよくわかる本だったよ」と知人に教えたり、「あの映画はヒロインが自分を犠牲にして主人公の能力を覚醒させるシーンが最高だった(ネタバレすいません)」とSNSに投稿したりといった、アウトプットを行うことで初めて、情報を長期記憶にできるのです。
以前の記事でも述べましたが、私がやっているような「ブログを書く」という行動も、アウトプットに当たる行為です。ちなみに、今回取り上げた部分を読んだことも、私がブログを始めた理由の1つになります。
その他に、「2週間に3回」という目安があるということが勉強になりました。やはり、何事を行うにあたっても、目安があるかないかで身の入り方が違うと思います。「今年はいっぱい本を読もう」と「今年は60冊本を読もう」では、後者のほうが、どのくらいのペースで本を読めばいいか、そのペースを維持するためにどのような行動をとればいいかなど、目標達成の目指し方が明確になっていて、目標に取り組みやすくなっており、目標を達成しやすくなっていると考えられます。
「2週間に3回使った情報は、長期記憶される」、このことを意識して、日々過ごしていただければ、覚えておきたいことを覚えておけるようになると思いますので、一緒に頑張っていきましょう!
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
私は、知人に話す、メモする、SNSへ投稿する、ブログを書く、雑談で話す、などの方法を駆使して、覚えたいことを長期記憶にしていこうと思います。最後が1番ハードルが高いですが、頑張って…いきます…。
では、今後もよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「学びを結果に変えるアウトプット大全」, 樺沢紫苑, 2018, サンクチュアリ出版
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