アニソンから学ぶ人生観「私のこと私が信じなくちゃ誰が信じてくれるの」

1. はじめに

　マズラプです。78回目の投稿になります。

　今回は、久々の「アニソンから学ぶ人生観」シリーズです。今回取り上げた曲は、私が懸想する「虹ヶ咲」の中の1曲です。ラブライブ！シリーズは、いい歌詞の曲がたくさんありますね〜。

　また、今回の記事にも私の自分語りが含まれています。もしかしたら同じ気持ちを持った方もいらっしゃるかもしれないので、できれば飛ばさずに読んでいただけると嬉しいです！笑

2. 「自分を信じる」　自分のことを信じることがチャレンジの原動力

　「ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の「上原歩夢」の曲の1つ『Say Good-Bye 涙』に、以下の歌詞があります。

"私のこと私が信じなくちゃ

誰が信じてくれるの"

(「Say Good-Bye 涙」上原歩夢(CV大西亜玖璃)より)

　この曲には、「自分なんて魅力がない普通の女の子」だと考えていた歩夢が、自分を応援してくれるファンの思いを受けて、「自分で自分に自信を持てるように変わろう」という思いを抱いたというストーリーが背景にあります。この曲は、そんな歩夢の決意が込められたものになっています。

　今回取り上げた歌詞には、歩夢の「ファンに楽しんでもらうために、まずは自分のことを自分が信じよう」というような気持ちを感じ取ることができます。

　「自信」について、「東大主席弁護士が教える　超速『7回読み』勉強法」(山口真由) では、以下のようなことが述べられています。

"人がまだ何も成し遂げていないときに一段ステップを昇るには、この「自信」が不可欠だと思うのです。まだ結果を出していないが、自分には必ずできると信じること。この気持ちがあってこそ、人は物事にチャレンジできるのです。(中略)

　自分を信じる力、「自信」というものは、人がステップアップする時に欠かせないエネルギー源なのです。"

(「東大主席弁護士が教える　超速『7回読み』勉強法」山口真由より)

　このように、「自信」は人が成長するときに必要不可欠なものなのです。

　同書では、プロ野球選手「イチロー」さんの、少年時代、バッティングセンターでボールのスピードを最速に設定し、どう打つか研究していたというエピソードが添えられています。これは、イチローさんが、まだ何の実績もないながら、将来プロになりこのボールを打つことができるという自信を持っていたのである、ということが語られています。

　確かに、自分はできると思わなければ、行動は起こさないなと思いました。何かにチャレンジするには、まず自分に自信を持つことが大切なのだということが分かりました。

　今回取り上げた歌詞は、このことを示している歌詞とも言えますね。

　私は今回取り上げた歌詞を耳にしたとき、強い衝撃を受け、この1フレーズが脳裏に焼き付くように、非常に印象に残りました。

　なぜなら、私は自分のことを全く信じていなかったからです。

　私はいつの頃からか、少しの努力をしただけで自分ができることにしか取り組まなくなりました。壁にぶつかることや失敗を恐れていたのかもしれませんし、ただ面倒くさかったのかもしれません。そんな生き方をしているうちに、今できていること以外のことをする自分を想像したとき、「自分は無理だからやめよう」と即座に思うようなっていました。そして、自分は何もできない人間なんだと思うようになり、自分のことを信用しなくなりました。

　かわいいキャラクターをかわいいと思えたり、面白い作品を面白いと思えるような感受性を持っているという側面では、自分のことは好きです。しかし、何もできずできるように努力をしない自分は好きではありませんでした。

　そんな陰鬱とした思いを抱いていた私がこの歌詞を聴き、何だか叱責されたような、激励されたような、そんな気持ちになりました。

　何か行動を始めるとき、自分に自信を持つことが必要です。そしてそんなときに、自分に自信を持たせる、つまりは自分を信じさせることができるのは、自分しかいないのです。

　自分に一番身近な存在は、他の誰でもない自分自身で、自分に寄り添ってあげられるのも、自分だけなのだということに気付きました。

　今回取り上げた歌詞を聴いて、少しだけ自分を信じてみようかな、そんな気持ちになりました。

　というわけで、今回学んだ人生観は「自分を信じる」です。これからは、少しずつ、自分を信じていけるようになっていきたいものですね。

3. おわりに

　今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

　余談ですが、最近歩夢の曲にハマっています。スクスタの曲、アニメ挿入歌ともに胸に刺さるような歌詞で、感情移入して感動してます。広がれ虹ヶ咲の輪！

　では、今後もよろしくお願いします。

4. 参考文献

・「東大主席弁護士が教える　超速『7回読み』勉強法」, 山口真由, 2014, PHP研究所