ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

「生きてて偉い! 自分ができることを評価しよう」 本を読んで印象に残ったこと18

1. はじめに

 マズラプです。24回目の投稿になります。

 今回は、本を読んで印象に残ったこと第18弾です。今回は、「自分を評価する」ということに関する内容を取り上げました。私は、正直あまり自分を評価していませんでした。みなさんはどうでしょうか? 今回取り上げた部分を読んで、自分をもっと評価してみてもいいんじゃないか、そう思っていただけたのならば幸いです。

 

 

 

2. 自分ができること、できていることを評価し、精神状態を良好に保とう

 では、今回印象に残った部分を紹介します。

 

“精神状態を良好に保つには、自分ができること、できていることを評価することが大切です。できていないことを意識しすぎると、自分が何もできていないような感覚になってしまいます。(中略)

 実は優れた特技や実績をもっていても、自分では評価できない人のほうが多いのです。“

 

 

 このように、自分ができないことではなく、できることに注目し、そのことを評価していくことが大切です。

 

 しかし、自分で自分を評価するのは難しいことです。現代社会は、インターネットの発達により、どんなに離れている場所の情報もすぐに入手することができます。その影響で、どんな分野でも、天才と呼ばれるような、優れた能力を持つ人をすぐに見つけることができてしまいます。そのように、現代では自分よりも優れている、いわば自分の上位互換とも捉えられるかのような人が目に入り、「自分なんて全然だ」と自分を評価できなくなるといったことが少なからず発生すると考えられます。

 しかし、たとえその分野で頂点に君臨できるほどではないとしても、全くできない者からしてみれば、十分すごいことである場合がほとんどです。今回取り上げた部分が書かれている本では、ピアノの例が挙げられていました。ピアノでショパンを弾くことができる、そのことは私のようなピアノを弾けない側の者からしてみると、特技と言われても十分に納得できる、誇って良いことだと思います。

 

 人に与えられる時間はみな平等です。そして、何かできるようになろうとすれば、それ相応の時間が必要になります。たとえばピアノで一曲弾けるようになるためには、鍵盤のどこがどんな音を出すことを覚えたり楽譜を読めるようになったり(読めなくても弾ける方もいますが)、指が鍵盤を滑らかに叩けるように何度も何度も練習を繰り返えしたりと、様々なことができるようにならなければなりません。それら全てができるようになったときには、多大な時間をピアノを弾くことに費やしていると考えられます。

 さらに、何事においても、ただ時間をかければできるというわけではありません。時間をかけるだけではなく、工夫が必要になってくることも少なくないと思います。工夫が必要になるということは、それだけ苦戦しているということでもあり、精神的にも辛いこともあるかもしれません。

 これらのことから、何かをできるようになった状態というのは、多くの時間をかけ、工夫を重ね精神的辛さも跳ね除けた先の状態と言えます。そんなことを考えると、何かをできるということは、できない側の者から見れば、賞賛を送りたくなるほどすごいことなのです。

 

 人は何かを成そうと時間を割けば、他のことに時間を割くことはできなくなります。したがって、この世の人全てが自分のできることをできる人で溢れている、なんてことはあり得ないのです。自分ができることをできない人は必ずいるのです。そう考えると、自分ができることをもっと評価してもいいんじゃないか、そう思えてはきませんか?

 

 

 

3. 「生きてて偉い!」はネタの範疇にとどまらない!?

 Vtuber(バーチャルユーチューバー)の方の配信で視聴者から、「起きれて偉い!」「配信できて偉い!」「生きてて偉い!」といったコメントが投稿されることがあります。これは、配信者の一挙手一投足までも褒めちぎることによる推しへの愛情表現、いわば「推し活」の一種です(筆者の個人的解釈)が、配信者を笑わせるような、ネタ的な意味も含まれていると思います。

 しかし、前述した今回取り上げた部分を読んでいて、「生きてて偉い!」もあながち馬鹿にはできないかもしれないと思いました。

 朝起きる、学校や会社に行く、生きる、こういったことは簡単にできることのように思えますが、どんな人でもできているかというとそうではないと思います。自分の欲求に逆らえず不摂生になったり、不摂生により体を壊したりと、当たり前のように思えることもできないような状態の人も存在しています。そのことを考えると、当たり前のことを当たり前にできる、それも十分に評価してもいいんじゃないか、私はそう感じました。

 

 

 上記の内容から、私も自分のできていることを評価し、胸を張って、日々生きていければと思いました。

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 正直なところ、私は自分のできないことばかりに目がいっていて、生きる活力を失っていたのかもしれません。「自分はこれができる!すごい!」と開き直ったような気持ちを大切にしていこうと思います。ブログを24日連続で投稿できてすごい!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

5. 参考文献

・「本当に頭がいい人の思考習慣100」,斉藤孝 ,2021 ,宝島者 

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