1. はじめに
マズラプです。48回目の投稿になります。
今回は本を読んで印象に残ったこと第33弾です。今回は、睡眠に関する内容になっています。以前も紹介しましたが、「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」(ショーン・スティーブンソン) という本の内容からの紹介になります。睡眠に関する大切な情報となっておりますので、ぜひ読んでいってください。
2. 「午後10時〜午前2時」に寝よう。
では、今回印象に残ったことを紹介します。
“睡眠に適した時間に眠りにつくと、睡眠がもたらすメリットは文字どおり何倍にも膨らむ、高名な神経科医のクリード・チャウダリーも次のように言っている。「いつ寝るかは、株式会社でいつ投資するかと同じ。どのくらい投資するかは問題ではない。いつするかが大事なのだ」
ホルモンの分泌や疲労の回復は、午後10時〜午前2時のあいだに睡眠をとることによって最大限に高まると言われている。この時間帯が、いわば睡眠にとっての「投資タイム」だ。
(中略)
チャウダリー医師は、「午後10時から午前2時という、身体の再生が行われるときの睡眠が慢性的に不足していると、朝目覚めても疲れが残っていると感じることがある」と述べている。"
このように、「午後10時〜午前2時」は最も睡眠に適した時間帯で、この時間帯に睡眠をとることは、ホルモンの分泌や疲労の回復を最大限に高めるのです。
私は、以前は午前0時付近に寝て午前7時あたりに目を覚ますといった睡眠サイクルを行なっていました。また休日には、そのサイクルが後ろにずれ、午前1時に就寝するといったこともありました。しかし、今回紹介した本を読んだ2021年1月頃からは、「午後10時〜午前2時に眠ること」を意識し、午後10時に寝て午前6時に目を覚ますという睡眠サイクルに変更しました。
現在の睡眠サイクルに切り替えてから、切り替える前と比べて、頭がスッキリしたり身体が軽くなったりしたように感じ、日中眠くならずに集中できることが増えたと思います。
ブラシーボ効果ではないのかと考える方もいるかもしれませんが、実際、睡眠サイクルを切り替えてからは、歯医者以外で病院のお世話にはなっておりませんし、体調不良で欠席をしたり予定をこなせなかったりするといったことがなくなりました。このことから、午後10時〜午前2時の間に眠っていることで、身体の再生が十分に行われてるんだなと実感しています。
このようなことから、午後10時〜午前2時に眠っている習慣をつけてよかったと感じております。
3. 深夜労働はガンになる可能性を高める
もう少し、今回の内容の補足をしていこうと思います。
今回取り上げた本には、以下のようなことも書かれています。
“国際がん研究機関による発ガン分類で、夜間シフトがグループAに分類されている。わかりやすく言うと、遅くまで起きている日々を繰り返し、深夜に働くことは、鉛による汚染や紫外線Aを浴びることと同等の発ガン性要因だというのだ。
(中略)
学術誌『インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャンサー』には、夜間シフトで働いていた女性のほうが、そうでない女性に比べて乳ガンの発生率が30パーセント高かったという研究が掲載された。また、夜間シフト経験のある看護師を対象にした別の調査では、夜間シフトに入っていた年数が長いほど、ガンを発症する確率が増大した。"
このように、深夜労働は、ガンを発症する可能性を高めてしまうのです。
深夜労働は、前述した睡眠に最適な午後10時〜午前2時に眠ることができなくなるため、ホルモンの分泌が不足したりホルモンバランスが崩れたりすることにつながります。そのことが、ガンの発症率を高めてしまうのです。
正直、今までは「たかが睡眠不足」と侮っていましたが、今回紹介した内容を読んで適切な睡眠の重要性を学ぶことができました。現在は、日々の生活において、適切な睡眠をとることの優先順位を最も高いものに引き上げました。
もちろん生活スタイルは人様々で、深夜に活動せざるを得ない方々もいらっしゃると思いますが、可能な限り、深夜の活動は行わないことを推奨致します。
今回取り上げた本では、睡眠不足はガン以外にも糖尿病やメタボリック症候群になる可能性を高めることや、睡眠不足のダメージは蓄積されていくことについても述べられています。今回の記事を読んで気になった方は、ぜひ参考文献のURLから、今回紹介した本を調べていただければと思います。
4. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事を書いてみて、改めて適切な睡眠の大切さが身に染みました。この本に出会っていてよかったなぁと切に思います。ありがとう2021年1月の自分、ありがとうメルカリ、ありがとうショーン・スティーブンソンさん……。これからも午後10時就寝午前6時起床生活で健康に生きていこうと思います!
では、今後もよろしくお願いします。
5. 参考文献
・「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」, ショーン・スティーブンソン, 花塚恵 訳, 2017, ダイヤモンド社
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