ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

小話「『ながら』アニメ視聴をしなくなったら、より感動を享受できるようになった話。マルチタスクよりもシングルタスクをしよう。」

1. はじめに

 

 マズラプです。103回目の投稿になります。

 今回は、最近アニメを見ていて感じたことについてお話しします。つい先日もドメスティックな彼女を最終話まで見て、「いい作品だったなぁ」と感慨に耽っていました。

 今回の内容が読んでいただいているみなさんの何かの役にたてば幸いです。

 

 

 

 

2. 『ながら』アニメ視聴をやめたら、いっぱい感動できるようになった。シングルタスクが一番。

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 当ブログでは度々アニメの話題を出していますが、何を隠そう私はアニメオタクです。

 いわゆる深夜アニメの視聴や、各クールごとの新作アニメのチェック等をするようになってから、なんと、かれこれもう10年になろうとしています…! 私がアニメオタク活動を始めるきっかけとも言える作品、「きんいろモザイク」の1期が放送されたのがもう9年前(2013年)ということで、時の流れをひしひしと感じますね…。

 

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 さて、そこで今回の話題ですが、最近アニメを見ているときのほうが、以前アニメを見ていたときに比べて、感情の高まり、つまりは感動を強く感じているような気がしています。

 

 最近の私のTwitterを見れば分かると思うんですけど、アニメについての語りがたくさんツイートされています。これはアニメを見てたくさんの感動を感じていると言えますね!笑

 

 

 そこで、なぜかと考えたとき、「ながらアニメ視聴」をしなくなったことが関係しているのではないかという結論に至りました。

 

 

 

 はてなブログのフロフィールにも書いておりますが、私は学生時代からつい最近まで、ポケモンやShadowverseといった、対人対戦型ゲームをプレイしていました。

 

pmp68096801.hatenablog.com

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 そして、それらのゲームは、極めるのに、時間がいくらあっても足りません。

 人対人の戦いであることや、最強の戦法や戦術が存在しないことにより、時間が経てばいくらでも流行や環境が変わります。使用する駒やルールにほとんどの変化が生じない将棋であっても、流行している戦法は時代とともに変化していくのですから、新しい要素(ポケモンやカード)が定期的に追加されるゲームの環境の変化は、目まぐるしいものであると言えます。

 ちなみに、ポケモンというゲームで本格的に対戦をしようとすると、「厳選」という作業が必要になってきます。これも時間を消費する代表的な行為ですね…。

 

 

 そのような対戦環境の変化に対応するためには、日々それなりの時間をゲームのプレイや環境の調査に割く必要があり、最前線で戦い続けるためには必然的に毎日ゲーム三昧の生活を送ることになるわけです。

 

 

 かくいう私もそんなゲーマー生活を送っていました、しかし、私はゲーマーであると同時にアニメオタクでもありました。そんな私がとった行動が「ながらアニメ視聴」というわけです。

 

 要するに、ゲームをしながらアニメを見ていました。

 並行して二つのことをすることはマルチタスクと呼ばれ、脳への負担が大きくなる行動で、効率も落ちることが言われています。しかし、当時の私は、環境についていけないことへの恐怖が大きく、常にゲームを触っていたかったのでしょう、ついつい「ながらアニメ視聴」をしていました。

 

 

 

 それから時は経ち、最近はゲームを競技的にプレイすることもやめ、「ながら」ではなく落ち着いてアニメを視聴するようになりました。

 

 

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 そうしたら、「ながら視聴」をしていたときよりも、アニメを見ていて感情を揺さぶられることが多くなったように感じます。

 「ながらアニメ視聴」をしていたときは、あまり感動した覚えがありませんでしたし、そのとき見たアニメの内容もあまり思い出せません。

 しかし、「ながらアニメ視聴」をやめてからは、アニメを見るたびに何かしらの気付きや感動を得られていますし、内容もある程度思い出せるようになりました。

 

 アニメの視聴のみをしているので、アニメの内容に集中でき、キャラクターに感情移入できたり、予想外の展開に強く反応できているように感じます。それが、アニメにより感情を揺さぶられることや、内容を覚えることに繋がっていると考えられます。

 

 

 

 「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールソン) にも、以下のようなことが述べられています。

 

"私たちは人と話しながら頭ではほかのことを考えていたり、三つ四つのことを同時にやろうとする。一度に多くのことをやろうとすると、目の前のことに意識が集中しなくなる。そうなると、いましていることに楽しみを見いだせないばかりか気が散って能率が上がらない。

(中略)

 時間をくぎって一度に一つのことだけをする練習をしよう。

(中略)

 すると二つのことが起きるのに気づく。まず、皿洗いやクロゼットの整理といった退屈なことでも楽しんでやっていることに気づく。それがなんであれ、気を散らさずに集中すれば没頭できて興味がわいてくる。次に、能率よくさっさと仕上がることにびっくりするはずだ"

 

 

 このように、一度に複数のことをするより、一度に一つのことのみをしたほうが、楽しくでき能率も上がるのです。

 

 

 というわけで、これからは、一度に一つのことだけをする「シングルタスク」を意識して生活していこうと思います。

 

 いっぱいアニメを見てトキメキを感じようと思います!

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 私含め、ついついマルチタスクをしてしまうこともあるかと思いますが、ぜひシングルタスクにシフトしていっていただければと思います。シングルタスクしか勝たん!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

4. 参考文献

 

・「小さいことにくよくよするな」, リチャード・カールソン 著, 小沢瑞穂 訳, 1998, サンマーク出版

https://www.amazon.co.jp/小さいことにくよくよするな-―しょせん、すべては小さなこと-サンマーク文庫-リチャード-カールソン/dp/4763180827