1. はじめに
マズラプです。47回目の投稿になります。
今回は本を読んで印象に残ったこと第32弾になります。今回は、再び「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」を読んで印象に残ったことになります。こちらの本の内容を紹介するのは5回目となります。もう見飽きてきた方もいるかもしれませんが、それくらい「ためになる」と感じることが多いのです。今回の内容も「確かに」「なるほどなぁ」と思うようなものですので、どうぞ読んでいっていただければと思います。
2. 人より、まずは自分を大事に
では、今回印象に残ったことを紹介します。
“人より、まずは自分を大事に
こころに心配ごとをかかえたままで、
だれかを助けることはできないよ。
まずは自分のことをちゃんとしないと、
なにを言ってもわかってもらえないんだ。“
(「英訳つき くまのプーさん心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」PHP研究所より)
こちらでは、「人のことよりも、まずは自分のことを大事にしよう」というようなことが述べられています。
残念ながら、私はこのことに関連した科学的根拠や知識については、本を読んでいてもまだ学ぶことはできていないなと思いました。
しかしそれと同時に、この内容を読んだとき、「あれ?なんだかどこかで聞いたことがある気がするフレーズだな…」と感じました。そうです、アニメソング「Don't say "lazy"」で、このような歌詞がありました。
“大事なのは自分かわいがること
自分を愛さなきゃ他人も愛せない“
自分のことを大事にできなければ、どのような行為が「人を大事にする」ことなのか分からず、他人を大事にすることもできない可能性が高いと考えられます。
このように、まずは自分のことを考えることは、人生において大切なことなのかもしれません。このことを裏付けるため、次の項でいくつか例を考えてみました。
3. まずは自分を大事にすることで「説得力」を増すことができる
こちらの項では、自分を大事にすることでどのようなメリットがあるか、例を交えて考えていきます。
・太ったジムトレーナー
よし、ジムで運動して痩せよう!そう考えてジムに通い始めたとき、担当のトレーナーが太っていたらどうでしょうか?「この人の指導で本当に痩せることができるのかな…?」そう感じる方が多いと思います。もしかしたら、本当に適切な指導を行うことができないのかもしれません。
逆に、筋骨隆々でいかにも「ジムで鍛えてます!」のような見た目をしているトレーナーであれば、安心して指導を任せようという気になるのだと思います。技術があることは明白ですが、さらに自身の体により、ジムのトレーニングでことの説得力を高めていると言えます。
・成績の悪い友人
今週末の期末テストに向けて勉強しよう!そう考えていたとき、友人から「勉強を教えてあげるよ」と言われたとしましょう。自分だけでは分からない部分を解決できないかもしれないので、ぜひとも誰かに教えを乞いたいところです。
しかし、その友人の前回のテストの成績が、学年の平均を大きく下回るような悪さであったとしたらどうでしょうか。仮に、前回のテストから心を入れ替え、塾に通い、勉強能力を急上昇させていたとしても、「いや、自分だけでやるからいいよ…」と断ってしまいたくなります。
逆に、前回のテストで学年上位10位に入るような成績を獲得している人であったとしたら、教えてくれることに感謝し、その申し出を快諾するでしょう。こちらの場合では、友人の前回のテストの成績が、友人の勉強能力が高いことに説得力を持たせています。
これらの例から分かるように、人のことよりもまずは自分を大事にする、つまりは自分を磨くことで、説得力を持たせることができると考えられます。このことは、今回取り上げた部分の「まずは自分のことをちゃんとしないと、なにを言ってもわかってもらえないんだ」にも通じる内容だと思います。
自分の大切な家族や友人を助けるためにも、まずは自分のことを大事にしていく必要があることがよくわかりました。
4. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
私も、日々読書やブログ更新をすることで自分磨きに精進していきたいと思います!
では、今後もよろしくお願いします。
5. 参考文献
・「英訳付き くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと」, PHP研究所, 2012, 株式会社PHP研究所
くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉 | PHP研究所編著 | 書籍 | PHP研究所
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