ねおすかい、ねおマズラプ!

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「ロンリーガールに逆らえない 2」感想 好きな場面について話す回

1. はじめに

 マズラプです。68回目の投稿になります。

 今回は、百合漫画「ロンリーガールに逆らえない」(樫風) 第2巻を読んで、特に好きだと感じた場面について書いていこうと思います。

 今回取り上げる「ロンリーガールに逆らえない」は、新たな百合作品を求めてネットサーフィンしていたときに発見した作品になります。そしてこの第2巻は、メインキャラクターの関係性が大きく進展しており、印象に残りました。

 

 では本編をどうぞ。

 

 

 

2. 「ロンリーガールに逆らえない」の概要

 感想をお話しする前に、「ロンリーガールに逆らえない」の概要について簡単に記述します。

 この作品は、うかつな委員長とアンニュイな問題児、二人の秘密な青春ラブコメディです。そして、百合作品です。詳しくはこちらの作品紹介をご覧ください!(雑!)

(作品紹介 | コミック百合姫 | 一迅社)

 

 あと付け加えるのであれば、キスシーンがあります。以上です。

 

 

 では以下の項で、「ロンリーガールに逆らえない」第2巻を読んだ感想に移りますが、もちろんネタバレを含みます。もし、この作品を読んだことがなく概要を見て「この漫画面白そう!」と思った方がいらっしゃれば、ブラウザバックすることを強く推奨します。

 

 

 

3. 「ロンリーガールに逆らえない 2」の好きな場面2選

 では、「ロンリーガールに逆らえない」第2巻を読んで、印象に残った好きな場面2つについて話していこうと思います。

 

 

①「い…1回多い」周辺シーン (第7話)

 好きなシーン1つ目は、空と彩花が5日ぶりにキスをする場面になります。

 

 このシーンでは、彩花の空に対する気持ちの変化を感じ取ることができ、ときめきを感じることができました。

 

 第1巻での彩花は、空との関係づくりを、あくまで自分が推薦をしてもらうためにしているという気持ちが強かったように感じます。また、空の「お願い」を聞いているときも、キスなどの行為自体に意識が向いていたように感じます。

 

 対して第7話のシーンでの彩花は、キスの回数を間違えてしまうことからも分かるように、キス自体よりも、空と触れ合うことで感じる気持ち・感覚に意識が向いています

 このことから私は、彩花の中で「推薦してもらいたい」よりも「空と触れ合いたい、一緒に過ごしたい」という気持ちのほうが大きくなっているということを感じることができました。実際に「寂しいと思ってたかもしれない」と口にしていることからも、彩花の気持ちに変化が生じていることが分かります。

 

 彩花と空の関係が、「お互いの利害のための関係」から「一緒にいて心地良い関係」に変わりつつあり、より親密な『百合』に近づいていて嬉しいばかりです。(うまくまとめる言葉が見つけられませんでした)

 

 

②「だから…お願い』で『利用』した わたしもずるい」のシーン (第10話)

 好きなシーン2つ目は、体育祭後の保健室での場面になります。

 

 このシーンでは、彩花が空への謝罪の気持ち、そして第5話での空の問いへの回答をし、それを受けて、空も今まで隠していた自分の素直な気持ちを話しています。この「互いに呼応して胸のうちをさらけ出し合う」展開で、まずときめきを感じます。

 

 そして、空の「利用した」という言葉のチョイスには胸を打たれ、さらにときめきを感じました。

 これは、彩花の「推薦のために空を『利用した』」という発言に、意図的に対応させていると思いました。そこから、空の「決して彩花だけが悪いんじゃない、自分も同じ、だから気を悪くしないでほしい」という思いを感じました。

 

 このような「相手をお落ち込ませないように自分を下げる」ような行為は、個人的にとても胸にくるし、心に刺さるので、このシーンも非常に感動し、印象に残りました。

 

 兎にも角にも、このシーン周辺を経て、彩花と空の関係が一歩前進し、読者としては嬉しい限りです。今後の展開も期待しています!

 

 

◯その他感想

 正直なところ、和奏のような、グイグイ系キャラクターはあまり好きではなく、和奏の登場で、彩花と空の関係が私の好きではない方向に壊れてしまうのではないかという危惧も若干ありました。

 しかし読んでみると、和奏の立ち回りによって彩花と空が急接近し、2人の関係が一歩進展していました。和奏は物語に必要なキャラクターであったことがよく分かりました。和奏さんにマジ感謝。そしてこのストーリー展開を考えた「樫風」先生には脱帽しました。

 

 改めてになりますが、今後の展開も非常に楽しみです!

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 Twitterでも呟いたのです「ロンリーガールに逆らえない」2巻まで読んでみて、買ってよかったなぁと心から思いました。今後もこのような作品に出会えるように、気になった作品はどんどん手に取っていこうと思います。

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

5. 参考文献

・「ロンリーガールに逆らえない」, 樫風, 2020, 百合姫コミックス, 一迅社

ロンリーガールに逆らえない(2) (百合姫コミックス) | 樫風 |本 | 通販 | Amazon

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