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私的おすすめ百合漫画3作品紹介 〜ささこい、ロンガル、わたたべ〜

1. はじめに

 マズラプです。189回目の投稿になります。

 

 今回は、「私的おすすめ百合漫画3作品紹介」と題しまして、私が今まで読んだ中から、特によかった、おすすめしたいと感じた作品を3つピックアップし、紹介していこうと思います。

 

 各作品ごとに簡単なあらすじの引用と、私が思う一番の魅力、読む際のポイント・注意点を書いていきます。

 少しでも何かの役に立てれば幸いです。

 

 また、作品の魅力や作品を読む上での注意点を紹介する際に、多少のネタバレを含みます。

 表紙やあらすじを見て「読みたい!」と感じたら、即座にブラウザバックして作品を読んでいただくことを強く推奨致します。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

2. おすすめ百合漫画3選

①ささやくように恋を唄う

 1作品目は「ささやくように恋を唄う」です。

 略称は「ささこい」です。

 単行本は現在6巻まで発売されています。

 

 

 

あらすじ

桜舞うその日、ひとめぼれから始まる恋模様。
新入生歓迎会のバンド演奏でボーカルの依に憧れ、ひとめぼれしたひまり。ひまりに声をかけられ、その笑顔にひとめぼれしてしまった依。憧れと恋心。ちょっぴりすれ違ったひとめぼれから始まる少女たちの胸キュン学生百合をお楽しみください!

(ささやくように恋を唄う - 竹嶋えく(著者)|一迅プラスより引用)

 

 

作品の魅力

 この作品は、「好きになる、キスをするまでの過程が非常に丁寧に描かれていること」が一番の魅力だと思います。

 

 この作品のメインカップルはひまりと依になるのですが、恋人関係になるまで、キスをするまでにかなりの時間がかかります。

 ネタバレ関係の都合上、具体的に言うのは難しいのですが、一般的な恋愛に発展するタイプの百合作品と比較すると、かなり長いと思います。

 

 しかし、それまでの時間が退屈してしまうというわけではなく、むしろ「恋愛的な好きとは何か」「モヤモヤしたままで初めてのキスはしたくない」といったような、過程における心理的変化がじっくり描かれていることで、ゴールに到達したときの感動がひとしおなものになっています。

 

 そして何より絵が本当にかわいいです。

 絵に関しては、今回紹介する作品をめた、私が今まで読んできた漫画の中で一番好きと言っても過言ではありません。

 この絵のクオリティの高さにより、ゴールに至るまでの長めの道のりも、楽しみながら読み進めることができます。

 

 

 

 

作品を読む上でのポイント・注意点

・会話による萌え展開が中心で、スキンシップは少なめだと思います。

・基本的に甘くニヤニヤする内容ですが、たまに辛さを感じてしまうような場面もあります。

 

 

 

 

②ロンリーガールに逆らえない

 2作品目は「ロンリーガールに逆らえない」です。

 略称は「ロンガル」です。

 単行本は現在5巻まで発売されており、2022年12月に最終6巻が発売される予定となっています。

 

 

 

あらすじ

桜井彩花は文武両道な優等生。しかし、本番に弱いという弱点から、高校受験では志望校には受からなかった。事情を知る担任教師と「不登校の生徒・本田空を説得する代わりに、好きな進学先を推薦する」という秘密の約束をした彼女だったが、肝心の説得相手である空にその約束がバレてしまう。空は「毎日一つお願いを聞いてくれたら、黙って学校に来てあげる」と言い、突然彩花にキスをして…。うかつな委員長とアンニュイ問題児、二人の秘密な青春ラブコメディ!

(ロンリーガールに逆らえない - 樫風(著者)|一迅プラスより引用)

 

 

作品の魅力

 この作品は、徐々に深くなっていく彩花と空の関係が1番の魅力だと思います。

 

 あらすじにあるように、彩花と空の2人は序盤からキスをします。

 

 なんとも鮮烈な展開ですが、このあたりでのキスは互いの打算によるものであり、心は繋がっていない体のみの関係と言えます。

 

 しかし、2人での時間を過ごすうちに「『お願い』の回数以上のキスをしてしまう」「本当は一緒にいたいことに気づく」といったように関係は進展していき、キスはやがて心も体も繋がった行為へと変化していくのです。

 関係が変化していく際の心情が丁寧に描かれており、読んでいて心を揺さぶられます…!

 

 

 他には、普段は感情を表に出さない空のデレや本音の吐露、彩花と空のキスシーンが多く描かれている点なども大きな魅力だと感じました。

 

 

 

 

作品を読む上でのポイント・注意点

・序盤からキスをします。

・行為は、キスやスキンシップが中心で、それより上にはいきません(5巻現在)。

 

 

 

 

③私を喰べたい、ひとでなし

 3作品目は「私を喰べたい、ひとでなし」です。

 略称は「わたたべ」です。

 単行本は現在5巻まで発売されています。

 

 こちらの作品は、前述した2作品と異なり、いわゆる百合百合な展開はありませんが、また別の魅力を持った作品となっております。

 

 

 

あらすじ

海辺の街にひとり暮らす女子高生・比名子(ひなこ)は、凄惨な過去の記憶に囚われ、海の底にいるようないきぐるしさを覚える日々を送っていた。

そんな彼女の前に、ある日汐莉(しおり)と名乗る海色の瞳をした少女が現れ…。

「私は君を食べに来ました。」
「君が美味しく育つまで、私が君を守ってみせます。」

この邂逅がもたらすのは破滅か、それとも――。

(私を喰べたい、ひとでなし | 私を喰べたい、ひとでなし | シリーズ一覧 | 書籍情報 | KADOKAWA より引用)

 

 

作品の魅力

 この作品は、主人公である比名子の歪んでしまった価値観や考え方が1番の魅力だと思います。

 

 比名子は、ある一件から死にたいけど能動的には死にたくない、つまりは受動的に死にたいと考えるようになりました。

 比名子がその目的を持つに至った経緯やその目的を果たすためにとる行動、そしてそんな比名子の姿を見ていると、なんとも言えない気持ちになってくるのです。

 私はこんな気持ちになれる作品には今まで出会ったことがなかったので、気づけば作品の虜になっていました。

 

 感傷的な気持ちになりたい方にはおすすめの作品です。

 

 

 

作品を読む上でのポイント・注意点

・付き合ったりキスをしたり等の百合的行為はなく、簡単なスキンシップさえもほとんどなく、広義の意味での百合作品と言えます。

・かなり重く暗い内容です。

 

 

追記

 「私を喰べたい、ひとでなし」単一での紹介記事も書きました。

 比名子の行動指針について、もう少し詳しく触れています。

 

 気になる方はこちらもぜひ!

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 改めてになりますが、少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ手にとっていただければと思います。

 

 今後も素晴らしい作品に出会うことができたら、今回のような形で紹介していければと思います。

 

 また今回紹介した漫画の感想を書いた記事もいくつか投稿しておりますので、興味があったらそちらにも足を運んでいただけると大変嬉しいです。

 

 では、今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

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