ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

「『どこに行っても自分と道連れ』結局物事は自分の捉え方次第。」本を読んで印象に残ったこと55

1. はじめに

 マズラプです。95回目の投稿になります。

 今回は、本を読んで印象に残ったこと第55弾になります。今回は、「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールソン)からの内容になります。

 今回の内容も、人生の核心をつくかのごとく、参考になる考え方だと感じました。また、今回は例え話が多いですが、頭の体操にでも活用していただければと思います。

 

 

 

 

2. 物事は自分の捉え方次第。周りが変わっても自分が変わらなければ同じ世界のまま。

 

"どこに行っても自分と道連れ

(中略)

 私たちは、もし別の場所にいたら__休暇中だったら、べつのパートナーだったら、べつの仕事だったら、べつの家だったら、べつの環境だったら__いまよりもっと幸せになって満足するだろうと思い込む。そうはならないって!

 ものごとを悪いほうにとる癖 (中略) があれば、その癖はあなたの行く先々についてまわる。(中略)

 あるひとに「カリフォルニアの人たちはどんなふうですか?」と質問されたとき私はこう聞いた。「あなたの故郷の人たちはどんなふうですか?」。すると彼は「利己的で貪欲ですよ」と答えた。あなたはたぶんカリフォルニアの人たちのことも利己的で貪欲だと感じるでしょうね、と私は言った。"

(「小さいことにくよくよするな!」リチャード・カールソン より)

 

 

 このように、結局のところ物事は自分の捉え方次第なのです。環境が変わろうが、自分が変わらなければ、今までと同じような環境に見えるものなのです。

 今回の内容にも、深く納得させられました。

 

 上記の例について考えてみます。

 この世の中には、様々な人がいます。もちろん利己的な人もいるでしょうが、利他的な人もいます。貪欲な人もいますが、無欲な人もいます。たとえ地域を限定させたとしても同じです。つまり、一言でその地域に住む人の特徴を言い表すことは難しいのです。ましてや「利己的で貪欲」などと言い切ることはできないでしょう。たとえ地域が変わったとしても、それは同じです。

 

 そう考えてみると、上記の例で「カリフォルニアの人たちについて質問した人」の住む地域の人は、「利己的で貪欲な人」なのではなく、その質問した人が、人の「利己的で貪欲な面」にばかり注目していたと考えられます。

 であるならば、カリフォルニアに行こうが、日本に行こうが、その質問をした人は、その地域の人のことを「利己的で貪欲な人」だと思うことでしょう。

 

 

 このことは様々な場合に言えます。

 

 たとえば、宝くじの1000万円のあたり券を譲ってもらったとしましょう。

 普通であれば、「使えるお金が増えた!」「欲しかったものが買える!」「生活が豊かになる!」など、喜びの感情が湧き上がると思います。私も漫画を買い漁れると歓喜するでしょう。

 しかし、別の視点から見てみるとどうでしょうか。

 「高額当選がバレたらお金をせびられるのではないか…」「募金団体が押しかけてきたり、もしかしたら犯罪に巻き込まれたりするんじゃ…」「価値観が麻痺してしまう…」など、視点を変えてみると違う側面も見えてきます。このような負の感情を感じる方もいるかもしれません。

 

 

 たとえば、学校の授業を楽しいものにすることもできます。

 「国語は自分が得意な科目だから、理解できて楽しい」「英語は先生が快活で優しいから、穏やかな雰囲気で楽しい」と言った具合に、楽しいと感じる部分に注目することで、どんな授業も楽しいものにできます。

 

 得意な科目でもなくて先生も苦手だったどうするんだって?

 そんなときは、「文房具を特別にしてみる」などはどうでしょうか。「数学は自分のお気に入りのペンを使えるから気分が上がって楽しい」と感じることができます。

 または、「友達になりたい人と話をするための口実に利用する」なんて方法もあります。「物理は難しくてわからないけど、席が隣の◯◯くんに聞いてみたら、すごくわかりやすく教えてくれた。話しやすくて友達になりたいし、これからも物理の授業の後に聞きに行ける!楽しみ!」といった具合です。

 思いのほか、なんとかなるものですね。

 

 

 このように、物事は自分自身の捉え方次第で、良くも悪くもなるのです。そして、自分が変わらなければ、世界の見え方も変わることはないのです。

 

 見つめ直すべきは自分自身です。自分のネガティブな癖を見つけ、改めることで、世界はもっと色鮮やかに楽しく見えてくることでしょう。私もそうなりたいですね。

 

 

 やはり物事を多角的視点から見るというのは、非常に大切なことですね。日々意識して生きていこうと思います。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございます。

 今回の内容を書いていて、自分も変わらないとなぁ…と思いましたね…。こんな記事を書いているのに自分も変われていないとは、なんとも恥ずかしいです…。

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

4. 参考文献

 

・「小さいことにくよくよするな!」, リチャード・カールソン 著, 小沢瑞穂 訳, 1998, サンマーク出版

https://www.amazon.co.jp/小さいことにくよくよするな-―しょせん、すべては小さなこと-サンマーク文庫-リチャード-カールソン/dp/4763180827

f:id:PmP68096801:20220308201236j:plain