1. はじめに
マズラプです。163回目の投稿です。
今回は、アニメ「リコリス・リコイル」第3話『More haste, less speed』を視聴した感想を書いていきます。
第3話は、たきなの千束への信頼度がぐーんと上がり、千束とたきなの仲が深まった、まさに『ちさたきてぇてぇ』な回でした!
やはり、若い女の子同士の触れ合いは良いものですね…!(確信)
そんな第3話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。
どうぞ読んでいってください。
第2話の感想はこちらです。
2. 第3話『More haste, less speed』を視聴して印象に残ったこと3選
①自分の気持ちを吐き出すたきな
第3話の中でまず印象的だったのは、感情を爆発させたたきなの姿です。
今までのたきなは、自身の感情をあまり表に出さず、論理的に正当な主張のみを中心にしていたようなイメージがありました。
それが今回、自分がすぐにはDAに戻ることができないことを突きつけられたことで、たきなの秘めていた思いが溢れ出しました。
中でも「あなたはDAに必要とされているからいいですよね!?」の言葉は、感情的に相手の悪口は言わない普段のたきなとは一線を画すもので、今のたきながどれほど心理的に追い詰められているかが分かり、私の胸にも強く響きました。
しかし、千束の言葉を受け、最後には心理的に回復・成長し、軽口を叩けるまでになっていました。
「これでおあいこですね」や「ええ(最後の電車内のシーン)」などでは、たきなの新たな一面を見ることができ、さらなるたきなの魅力を感じることができました。
真面目たきなも良いけど、軽口を言っちゃうたきなもまた良い。(腕組み)
むしろまとも枠リコリスだったたきな
少し話はそれますが、今回の話を通して、今までのたきなは、DAの従順な駒としての役割をしっかり果たそうとしていたんだなと感じました。
第1話の、たきなの機銃射撃や護衛対象囮戦法を見ていて、たきなはDAの中でもぶっ飛んでいる部類に属するのかなと思っていました。
しかし、DA本部にいたリコリスをみてみると、陰口を叩くわたきなを煽り倒すわでびっくりしました。
確かに考えてみると、いくら正義の味方とはいえ、まだ思春期の少女ですし、出生が孤児ということによる精神的な揺らぎもあると思いますので、ある程度の素行の悪さは仕方ないのかなと思いました。
そう考えてみると、人格が優れているリコリスの方が少数派で、感情をあまり表に出さないたきなは、ぶっ飛び枠ではなくむしろまとも枠に属するのかなと考えを改めました。
たきなは、自身の感情を抑え、DAの命令を遂行する駒という役割を成し遂げようと考えていたのかなと思い、またたきなを推す気持ちが強くなりました。
千束との出会いによって成長を遂げたたきなの、今後の活躍に期待ですね!
②千束が掛けた言葉
自分の気持ちを表に出したたきなと同じくらい、千束がたきなに掛けた言葉も印象的でした。
自分の居場所を失ったと嘆くたきなを、優しく包み込み、気持ちを前を向かせるかのような千束の言葉は、たきなだけでなく私の心にも染み込んでいくようでした。
「今は次に進むとき」「失うことで得られることもある」「チャンスは必ずくる、そのときやりたいことを選べばいい」などは、たきなだけでなく、人生を生きる人全員の背中を押すような温かい言葉だと私は思いました。
失敗をしても、生きている限りは人生は終わりではないのです。成功した先と失敗した先で道が別れているだけで、道を進んでいけばそれぞれの道で得られるものはきっとあるはずです。
あの発明家のエジソンの言葉に、「私は失敗したことがない。単に何万通りものうまく行かない方法を発見しただけだ」というものがあります。
始まりは君の空(ラブライブ!スーパースター, Liella)という曲には「失敗は成功の準備運動」という歌詞もあります。
このように失敗は悪いことではないですし、そもそも失敗なんてものはないのかもしれませんね。
いくら嘆き後悔しても過去は変えられません。変えられるのは未来だけです。そして未来を変えるには今を変えていく必要があります。
「大人の脳科学常識」(トキオ・ナレッジ, 2016)には、ネガティブ思考に陥っている間は、脳の働きは鈍り、脳の活動が停滞したり正常に機能しなくなったりする、といったことが述べられています。
このことから、過去を嘆いて行動しないよりも、切り替えて前を向いて歩みを進めたほうが良いと言えますね。
このように、千束の言葉は、温かいだけでなく、非常に理にかなったものであることがわかります。
上記のことを理解していたつもりでしたが、今回の千束の言葉を聞いて、私も背中を押されるようたような気持ちになっていました。やっぱりかわいい女の子から言われるとまた違うものですね(迷推理)。
そして千束がたきなを抱き上げながら言った「私は君と会えて嬉しい!」は、実際にたきなを必要としている存在はいることを身を持って持って証明する言葉であり、上記の内容の信憑性を高めていると言えます。
そして何より尊い。
かわいい女の子2人が密着する光景は、なんとも素晴らしいもので、心を浄化されますね…!
いろいろ書きましたが、これからも千束×たきなてぇてぇを見続けていたいというのが結論になります。
仲が深まった2人のこれからの活躍が楽しみです!
③めちゃくちゃゆるいノリのクルミ
最後に個人的に印象的だったのが、非常にゆるいクルミでした。
クルミは、あのDAのシステムにハッキングを仕掛けられるほどの凄腕ハッカーです。
そして私は、そんなハッカーは、いつ命を狙われてもおかしくないというイメージを持っていました。実際第2話では殺されかけてましたし。
なので、クルミも自分の身の安全に最新の注意を払い、自分の居住スペースである押し入れから一歩も出ないような姿を想像していました。
しかし、そんなイメージとは裏腹にクルミは、「おっ時間だ」と呟き、意気揚々とボードゲーム大会に参加していきました。
しかも、リコリコのメンバーだけでなく、リコリコの常連客もいる中、なんの躊躇いもなく自分の姿を晒し、「じゃあ、順番決めるぞ〜」と楽しむ気満々でした。
いや、さすがに無防備すぎないか…?
確かにリコリコ店内は味方しかいないセーフエリアなのかもしれませんが、客まで信頼できるかは怪しいと思います。今回のボードゲーム大会にはいませんでしたが、常連客の中にはクルミを殺そうとしたシンジもいるんですよ!
そんな状態にも関わらず、無警戒で遊びに興じる姿には、一周回って安心感や貫禄を感じました…笑
ネット社会で生き抜いていくには、これくらいの胆力が必要なのでしょうか…。
もしかすると、単に私が映画の見過ぎなのだけなのかもしれませんね。
お後がよろしいようで☆
それはそうと、ゆるーいノリのクルミもかわいくてよかったです!
今後のクルミの姿にも注目していこうと思います!
喫茶店リコリコは、いろんな系統の可愛さを堪能できる素晴らしい場所ですね!(迫真)
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
仲良くなった千束&たきなコンビ、そしてゆるくも優秀なクルミが、これからどんな活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみです!
ちなみに、アニメの感想なのに参考文献が登場するのは当ブログの仕様なのでどうぞお気になさらず。
では、今後もよろしくお願いします。
4. 参考文献
・「大人の脳科学常識 頭が冴えわたる脳の鍛え方」, トキオ・ナレッジ, 2016, 宝島社
・「小さいことにくよくよするな」, リチャード・カールソン, 2000, サンマーク出版
・「学びを結果に変えるアウトプット大全」, 樺沢紫苑, 2018, サンクチュアリ出版
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