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私的「2022年 今年読んでよかった本 4選 〜小説編〜 (一般小説2つ+ライトノベル2つ)」

1. はじめに

 マズラプです。203回目の投稿になります。

 

 今回は「2022年 今年読んでよかった本 4選 〜小説編〜」と題しまして、2022年に読んでよかったと感じた一般小説・ライトノベルを4冊紹介していきます。

 一般小説、ライトノベルともに2冊ずつ挙げていきます。

 

 各作品ごとに、読んで特に印象的だったことを端的に述べていこうと思います。

 

 今回は、核心となる部分のネタバレは避けておりますので、気になった方は手に取っていただければと思います。

 

 読んでいただいた方の今後の読書の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

2. 今年読んでよかった本 4選 〜小説編〜 (一般小説2つ+ライトノベル2つ)

①運転者

 1作品目は「運転者」です。

 

 本作品を読んだことで、世界の見え方が変わり、本当に読んでよかったと思いました。

 

 

 本作品には「運」「転機」「役割」などに関する、実用的な内容が書かれており印象的でした。

 もちろんファンタジーな要素もあります。

 しかしながら大部分は的を得ている内容で、人生の本質に迫るような学びを得ることもできました。

 

 まさに、「小説なのに自己啓発本と言えるでしょう。

 

 

 「自分は運が悪い」「どうして自分だけ」そう考えている人にはぜひ読んでほしい1冊となっています。

 

 

 もちろん小説としての面白さもあります。

 ストーリー展開には感動させられますし、驚きの伏線も仕掛けられています。

 読み終わったら最初のページに戻ってみてください!

 

 

 また、本作品は、2022年12月現在、prim reading 対象作品となっており、Amazon prime会員であれば無料で読むことができます。

 

 

 多くの人に読んでほしいと感じた小説の1冊です。

 

 

 

 

②私が恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 3

 2作品目は「私が恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) 3」です。 

 

 

 本シリーズは、女の子同士の恋愛における、繊細な心理描写が丁寧に描かれていることが特徴で、大きな魅力の1つです。

 

 今回の第3巻では、ついに明かされた紫陽花の本心や、不器用ながらも真摯に思いをぶつけたれな子が印象的でした。

 

 

 そして、最も印象的だったのは『瀬名紫陽花の章』の存在です。

 本作品は、基本的に主人公のれな子視点で描かれていますが、こちらの瀬名紫陽花の章では、紫陽花視点で描かれています。

 

 特筆すべきは「プロローグ→第三章→第二章→第一章→エピローグ」の順番で掲載されていることです。

 このように順番を組み替えることで、読者の予想を裏切り、更なる感動を生んでいると感じました。

 

 

 また、萌えシーンや百合シーンが充実していることも本作品の魅力の1つです。

 特に、本シリーズは、各巻にお風呂シーンが必ず登場するので、要注目です…!

 個人的には、『幼児退行した紫陽花さん』がとても好きです。気になる方はぜひ…!

 

 

 

 特に百合好きの方にはぜひ読んでほしい1冊です。

 今回紹介したのは3巻ですが、1巻2巻も素晴らしい作品となっていますので、1巻を読み始めた頃には、気付けば3巻を読み終わっていること間違いなしです!(※あくまで個人の感想です)

 

 

 1巻の商品ページも掲載しますので、気になった方はぜひ手に取っていただければと思います。

 

 

 

 

 

③フィッシュストーリー

 3作品目は「フィッシュストーリー」です。

 

 4つの短編小説が収録されていますが、個人的には「ポテチ」が一番好きな作品です。

 

 

 「ポテチ」は、空き巣を家業としている主人公とその彼女が中心の物語になります。

 本作品の魅力は、なんといっても伏線が回収される終盤です。

 

 物語の真実が明かされる終盤、何気なく書かれていると思っていた言葉たちが一気に回収され、パズルが出来上がっていくかのようにつながっていく感覚に、思わず鳥肌が立ってしまうほど興奮・感動しました。

 

 

 タイトルがポテチになっている意味が分かった瞬間、あなたは凄まじい衝撃を受け、脳がアドレナリンで満たされることでしょう。私はそうなりました。

 

 

 本当に細かいところが物語の核心に繋がっており、下手に話すとネタバレになってしまうので、私からは読んでくださいとしか言えません

 

 というわけでぜひ読んでください!

 

 

 もちろん他の3つの物語も面白いものになっております。

 

 というわけでぜひ読んでください!(大事なのことなので2回言いました。)

 

 

 

 

④わたし、二番目の彼女でいいから。

 4作品目は、「わたし、二番目の彼女でいいから。」です。

 

 

 本作品は、今年、読み終わって一番衝撃を受けた作品でした。

 前述した「フィッシュストーリー」とは違うベクトルの衝撃を受けました。

 

 

 まずなんといっても、「二番目同士で保険として付き合う」という独創的なテーマが印象的でした。

 本作品は、『桐島(主人公)のことが、二番目に好きな早坂』と『早坂のことが、二番目に好きな桐島』が、『一番目に好きな人と付き合えなかったときのための保険として付き合っている』という状況から物語が始まります。

 

 「二番目同士で付き合う」なんて状況は、実体験はおろか、他の作品でも見たことがなかったため、どんな展開になるのか全く読めず、ワクワクドキドキしながら読み進めることができました。

 

 この特殊な状況下で描かれる、キャラクターの言動や心理描写もまた新鮮で、終始楽しませていただきました。

 

 

 

 また、「刺激的な描写」も本作品の魅力の1つだと思います。

 感情の昂りから濃厚なキスシーンに発展したり、ドキドキするとはどういったことか知りたいという名目から耳もとで囁き合うゲームが始まったりします。

 端的に申し上げると、とても刺激的です。

 

 個人的には、ポッキーゲームの真のヤバさが印象的でした。

 ポッキーゲームは、あわよくばキスをできる点よりも、ヤバいことがあったんです…!

 

 気になる方は、ぜひ。

 

 

 

 また、感想記事も投稿しておりますので、本作品を読み終わった方は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 来年も多くの素晴らしい物語に出会えるよう、今年以上に読書していこうと思います!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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