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【感想】「ケイヤクシマイ 2」印象に残ったこと・好きなシーン・考察 3選 〜めぐるの新たな一面が見れた2巻〜

1. はじめに

 マズラプです。278回目の投稿になります。

 

 今回は、百合漫画「ケイヤクシマイ 2」の感想を書いていこうと思います。

 ※ネタバレありです

 

 

・「ケイヤクシマイ 2」(ヒジキ, 2023, MFCキューンシリーズ)

 

 本作品を読んで特に印象に残った以下の3つについて書いていきます。

①私の好きが詰まっていた第7話

嘔吐してしまうめぐる

「いかないで」

「一緒にいてくれてありがとう」

②恥ずかしがりながらもご褒美のキスをねだるめぐる

“それなりに強めに"ご褒美のキスを求めていた

「なに……してくれるの?」

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の ヒジキ 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 また、第1巻の感想も書いています。気になった方は読んでいただければ幸いです。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

 

2. 「ケイヤクシマイ 2」を読んで特に印象に残ったこと3選

①私の好きが詰まっていた第7話

 1つ目は、第7条『姉妹は一緒に眠ること。』に、私の好きな要素やシーンがたくさんあり、印象に残りました。

 

 本項では、この第7話のよかった点について熱く語っていこうと思います。

 

 

嘔吐してしまうめぐる

 まず、悪い夢(過去の記憶?)を見てしまい、あまりの精神的ショックから、嘔吐してしまうめぐるが印象的でした。

 

 普通なら胸を痛めてしまう場面ですが、私は「精神的苦痛を味わっている女の子」に萌えを感じるので、グッときていました。

 

 新たなめぐるの一面を見ることができて嬉しかったです。

 精神的苦痛を感じてしまうめぐるもかわいかったですね。

 

 

 まぁまぁ落ち着いて。

 ブラウザバックをするのはまだ早いですよ

 

 

 

「いかないで」

 次に、めぐるの「いかないで、お姉ちゃん」というセリフも印象的でした。

 

 作中の様子から、どうやらこのセリフは無意識下で言われたもののようですね。

 このことから、めぐるは本心から一緒にいてほしいと思っていたことが分かります。

 

 本作品は、基本的に香沙音視点で進行するため、めぐるの本心からのセリフであることが分かるようなシーンは珍しく、印象に残りました。

 

 あまりに辛くてお姉ちゃんに縋りたくなってしまうめぐるもかわいかったです。

 

 

 

「一緒にいてくれてありがとう」

 また、めぐるの「一緒にいてくれてありがとう、お姉ちゃん」というセリフも印象的でした。

 

 このセリフの一番のポイントは、香沙音が寝ているときに発せられたものであるという点です。

 このことから、このセリフも、香沙音を喜ばせるためのものではなく、めぐるの本心が吐露されたものであることが分かります。

 

 めぐるは、心から香沙音と一緒にいられることに喜びや安心感を抱いていたのですね。

 

 

 ただ、それが「『お姉ちゃんとしての』香沙音」によってもたらされたものである場合は、手放しに喜べないかもしれませんが…

 

 何はともあれ、貴重なめぐるの本心を聞けるシーンが見られてよかったです。

 

 

 

 

②恥ずかしがりながらもご褒美のキスをねだるめぐる

 2つ目は、第8条『姉は妹と計画すること。』における、「ご褒美のキスをねだるめぐる」があまりにもかわかったので、印象に残りました。

 

 

“それなりに強めに"ご褒美のキスを求めていた

 この場面のポイントは、「恥ずかしがりつつも、おねだりを続けている」という点にあります。

 

 「…もう はやく」「…わかるでしょ?」と少し恥じらうような様子を見せつつも、あくまでおねだりをやめるつもりはないようでした。

 

 つまりこのことは、多少の恥ずかしさを感じたとしても、ご褒美にキスはしてほしいというめぐるの気持ちの表れであり、めぐるはめちゃくちゃご褒美のキスをしてほしかったと捉えることができるのです。

 

 普段クールなめぐるが断固としてキスを求める姿には、ギャップ萌えを感じ、とてつもない萌えを感じることができました。

 

 

 クーデレ妹(義妹)のご褒美キスおねだり、尊すぎる…!(悶絶)

 

 

 

「なに……してくれるの?」

 また、キスをおねだりする前の「なに……してくれるの?」というセリフも印象的でした。

 

 すぐにしてほしいことを告げるのではなく一旦クッションを挟むことで、緩急がつけられており、さらに作品の世界に引き込まれました。

 

 

 めぐるの表情も相まって、まるでめぐるが心の中に入り込んでくるかのように感じ、なんだかゾクゾクしてしまいました。

 

 

 第2話での「やだ」もそうでしたが、この作品の「順当な返答をしないことでめぐるのかわいさを引き立たせる流れ」がいいなと感じています。

 

 

 ただでさえめぐるがかわいいのに、そのかわいさを際立たせる演出までできているなんて、最強じゃないですか!

 

 ヒジキ先生、ありがとうございます!!

 

 

 

 

③めぐるは『お姉ちゃん』に恋愛的な感情を抱いている…!?

 3つ目は、めぐるが『お姉ちゃん』に抱いている感情について、私が考えたことを書いていきます。

 

 本作品の次巻の発売予定時期が2023年冬であり、本記事投稿現在、次巻発売までまだ時間があるということで、本項では、本作品の根幹的な部分の考察をお話ししていこうと思います。

 

 

 

 ズバリ、「めぐるは『お姉ちゃん』に恋愛感情を抱いているのではないか」と考えました。

 

 

 これは私の願望も込められた推測ですが__

 

 香沙音と出会う前、めぐるが初めて恋愛的な好きを自覚した相手が、実の姉だった。

 しかし、恋愛的な好きについてまだよくわかっていなかっためぐるは、自分は『お姉ちゃん』という立場にいる人に恋愛的な好きを抱いているのだと心の深いところで結論づけてしまった。

 だから、『お姉ちゃん』に固執するのではないか。

 

 そんな風に考えました。

 

 

 つまり、めぐるは「“お姉ちゃん属性を持った人"が好き」な可能性が高いのですが、めぐる自身は「自分は“お姉ちゃんという立場にいる人"が好きなんだ」と思ってしまっているというわけですね。

 

 だから第1話で、心の深いところで恋愛的に好きだと感じた香沙音と、仲を深めるために、まず「お姉ちゃん」になってもらうことを提案したのではないでしょうか。

 

 

 

 そのような仮定をしたとき、最終的には『お姉ちゃんの立場にいる香沙音』ではなく『香沙音』と、仲睦まじく生活するような展開になってほしいな〜なんて思っています。

 

 

 まぁ、どんな展開になっても私はこの作品を肯定し、推し続けていきますけどね!

 

 どんな展開になるか楽しみだな〜!

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 上記の内容では触れませんでしたが、新キャラクター「十來」の登場も印象に残りました。

 「他のメンバー全員と寝た香沙音の元推しアイドル」という破壊力の塊みたいな属性のキャラクターでインパクトが強い上に、第11話の最後には物語を大きく動かしそうな行動もしていて、驚くしかありませんでした。

 

 十來の登場で物語がどう展開していくのか、非常に楽しみです!

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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