ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

夢を追いかけている人を応援できたら 〜夢を持たず夢を応援する生き方を考えてみた〜

1. はじめに

 マズラプです。しっかり2回目の記事を投稿でき感無量です。

 今回の記事の内容についてですが、タイトルから、また虹ヶ咲関連の内容かと思われた方もいらっしゃると思います。しかし残念ながら、今回は大学生時代(虹ヶ咲には出会っていないというか多分存在していない)に私自身が感じたことを中心に書いています。

 虹ヶ咲関連の記事は今後度々登場するかと思いますので、そちらを楽しみにしてくださっている方は今しばらくお待ちください(笑)

 さて、主題は「自分の夢を追うのではなく、他人の夢を応援する」という生き方についてです。後述しますが、実は私にはこのような生き方が合っているのではないかと考えています。では、どのような経緯でこのような生き方を考えるに至ったかを以下の項目で記述していこうと思います。

 

 

2. 大学生時代のとある講義

 「自分の夢を追うのではなく、他人の夢を応援する」そのような考え方を持ったきっかけは、大学生時代に受けたとある講義でした。

 その講義は、正確に言えば講義というより講演で、その日は甲子園にも出場経験のある某強豪野球部の監督(以後 監督さん)の方が登壇されていました(一応正確な名称の記載は避けます)。監督さんは、その指導によりプロ野球選手を輩出したこともある方でした。そしてその日の講演は、「夢の叶え方」についてでした(何年も前のことですので正確な講演タイトルではありません)。

 監督さんは、教え子たちを指導するにあたって、自分が亡くなるまでのビジョンや、一番達成したい『大』目標とそれを達成するために達成する必要のある『中』目標や『小』目標を、教え子たちに考えさせたというようなお話をされていました。

 

 そんな講演の中で、私の中で特に印象に残ったのは、以下の言葉です。

※以下は、あくまで私の記憶に残っているものから、このようなことを言っていたと思われることを再構築した表現になります。講演内容の正確な表現ではありません。

 

ファイナルファンタジーをプレイすればお金が貰えますか?貰えませんよね。夢を叶えようとするにあたってそのようなことには時間を割くべきではありません。」

 

 そして、その講演が終わったあと、私が思ったことが以下になります。

 

「野球観戦をすればお金がもらえますか?」

 

 この講演を聞き、このように感じたことが、「自分の夢を追うのではなく、他人の夢を応援する」という考えに繋がっています。

 では次の項目で、私が考えたことを詳しく記述していきます。

 

 

3. 夢を応援する人の存在も必要なのではないか

 まず最初に述べておきたいのは、私は監督さんの話を否定したいわけでも、野球やプロ野球選手を否定したいわけでもないということです。夢を叶えるためには、エネルギーや時間を最大限夢を叶えるために使うべきだと思いますし、プロ野球選手として生活していくことも、類稀なる才能と努力がなければなし得ないことだと思いますので、非常に素晴らしいことだと思います。

 

 ではなにが言いたいのかというと、「世の中がまっすぐ夢を追う人のみだった場合、夢を叶えられない人が発生するのではないか」ということです。

 プロ野球選手を例に挙げます。プロ野球の球団の主な収入源は、入場料、放映権料、グッズ販売、広告等のスポンサー料です(Google先生に聞きました)。これらの収入源の根本は、ファンの存在であると言えるのではないでしょうか。入場料、グッズ販売についてはその通りです。放映権やスポンサー料についても、プロ野球の試合を見る人々つまりはファンがいなければ、収入源として成立しないと考えられます。

 そしてここで、前項での私が思ったこと「野球観戦でお金がもらえますか?」について触れていきます。もし、世の中が、監督さんの教えを実行する、「まっすぐに夢を叶えようとする人」のみだった場合、どうなるでしょうか?野球観戦では、お金を貰うことができません。そして、ほとんどの場合、夢を叶えるための行動に当てはまらないことが考えられます。したがって、野球観戦を行う人はほとんどいなくなるのではないでしょうか。そうなるとどうなるでしょう?球団は収益を挙げることができなくなり、プロ野球選手も収入を得ることができず職業として成立しなくなります。したがって、プロ野球選手になるという夢を叶えることができなくなります。

 上記から、世の中がまっすぐ夢を追う人のみだった場合、夢を叶えられない人が発生すると考えられます。

 

 ここで、私が講演を聞いて考えた本題、つまり今回の記事の主題に辿り着きます。「自分の夢を追うのではなく、他人の夢を応援する人も必要なのではないか」ということです。

 前述した野球ファンの人々は、なぜ野球観戦をしに来ているのでしょうか?それは、楽しむため、選手や球団を応援するためであると考えられます。もちろんそのような人の中にも、夢を持ち努力している方もいらっしゃると思います。しかし、少なくとも監督さんの教えを実行しているような、夢を叶えるために必要な行動以外をしない、「まっすぐに夢を追いかけている人」は、あまりいないのではないのでしょうか。しかし、そのような「まっすぐに夢を追いかけている人ではない人」たちが、プロ野球選手たちの夢を支える、つまりは「夢を応援する人」になっているのではないでしょうか。

 このように、夢に向かってまっすぐに進んでいるとはいえないかもしれないような人々も、価値のないような存在ではなく、むしろ夢を叶える人にとって、なくてはならない貴重な存在となっていると言えます。

 

 

4. 自分の生き方

 前項までで、監督さんの講演を聞いて私が感じたことを詳しく記述し、「夢を応援する人も必要である」ということをお伝えできたかと思います。では最後に、前述した内容を踏まえて考えた、私なりの生き方を記述します。

 

ファイナルファンタジーをプレイすればお金が貰えますか?」

「貰えません。でも、誰かの夢を応援することができます」

 

 私には夢がありません。強いていうならば、現状維持です。自分が見たい作品に触れ続けられるような環境に居られればそれでいいです。そんな私でも、誰かの夢を応援することができるのだと気づくことができました。自分が好きな、ときめきを感じた作品を購入し、感想をSNSでつぶやく、これだけで誰かの夢の後押しをすることができます。このことに気がついたとき、私はこの生き方が自分に向いている、この生き方で生きていこう、そう思いました。

 

 

5. 余談: 高崎侑

(※本項のみ、アニメ「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のネタバレが若干あります

未視聴の方はご注意ください。)

 さて、前項までで今回の記事の内容は終わりとなりますが、ここで余談をお話したいと思います。それは、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の登場キャラクターである、「高崎侑(以後 侑ちゃん)」についてです。

 すでに大分長くなっているため詳しいことは割愛しますが、彼女も「夢を応援する人」です。侑ちゃんは、同好会に属しながら、スクールアイドル活動は行わずに、他の所属メンバーのサポートをしています。作中で侑ちゃんは、「私はまだ夢がない」「夢を追いかけている人を応援したい」と話します。そして、侑ちゃんは、歩夢やせつ菜を始めとし、多くのキャラクターを支えました。

 つまり、侑ちゃんは、私の考えた「夢を応援する生き方」を体現するようなキャラクターだったのです。私が虹ヶ咲にハマったのも、もはや運命かもしれません。ときめいちゃいます。

 ちなみに、侑ちゃんは、私とは違って、自分の夢を見つけています。第2期での活躍も楽しみです。

 

 

6. おわりに

 今回の記事の内容は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。今回は大変長い記事となってしまい申し訳ありませんでした。しかしながら、学生時代からの思いを文章にすることができてよかったです。

 実は、ブログの投稿を始めてみたのも、夢を応援することにつながればと考えてのことです。自分の考えを述べることが中心ではありますが、自分が好きになった作品等を紹介していければと思っています。

 みなさんも、好きな作品や推している人(バーチャル含む)の配信等の感想をぜひSNSで発信してみてください。きっと夢を応援することができると思います。