1. はじめに
マズラプです。3回目の投稿になります。三日坊主のボーダーラインを迎えているのでなんとか踏ん張っていきたいです。
さて、今回はShadowverse(以後 シャドウバース)の「フラウロス」というカードについてのお話になります。シャドウバースといっても競技系の話ではなく、一休さんのような、とんちというか言葉遊びのような内容になります。2回目の記事と比較すると遥かに短く薄い内容になりますので、どうぞ気楽に読んでください。
2. フラウロスについて
まず、フラウロスについて簡単に説明します。
フラウロスは、アプリゲーム「シャドウバース」内のカードです。当時最新の能力である「直接召喚」を持ち、自分のターン中に自身のリーダーの体力にダメージを与えることで真価を発揮する「自傷ヴァンパイア」の中核を担っていました。簡単に強力なスタッツのフォロワーを場に出すことができたり、ラストワードにリーダーの体力の回復を持っていたりと、自傷ヴァンパイアにはなくてはならない存在となっていました。
ローテーションで使用できなくなってからも、直接召喚は強力で、アンリミテッドの自傷ヴァンパイアを支えているようです。
今回の記事は、そんなフラウロスの、あるボイスについてのことになります。
3. 「嘘以外口にしないとも」は「嘘」!?
シャドウバースには、ボイスがついているカードもあります。フラウロスはフォロワーのカードなので、プレイ時や進化時等にボイスがありました。そのボイスの中で、以下のようなものがありました。
「嘘以外口にしないとも」
これは、「私は嘘以外は口にしませんよ」という意味であると考えられます。
実はこの発言は「嘘」で、フラウロスは「嘘以外も口にする」ことになります。
どういうことなのか、以下で記述していきます。
まず、「嘘以外口にしないとも」が「嘘」である場合を考えます。
この場合は簡単で、「嘘以外口にしない」ことが「嘘」なので、本当は「嘘以外も口にする」ことになります。
では次に、「嘘以外口にしないとも」が「本当」の場合を考えてみます。
この場合も、一見なんの問題もないように思えます。「フラウロスは嘘以外口にしないんでしょ?」それで終わりのように見えます。
しかし、ここには矛盾が生じています。それは、「嘘以外口にしない」が「本当」のことであり、「嘘以外口にしない」と言った時点で「嘘以外口にしている」つまり「本当のことを口にしている」ということです。
したがって、「嘘以外口にしないとも」は「本当」である場合は成立せず、必ず「嘘」になってしまうのです。(大分結論が早い気がしますが、私の文章力ではこれが限界です許してください)
というわけで、フラウロスの「嘘以外口にしないとも」は「嘘」で、「本当のことも口にする」ことになります。
このことを思いついたとき、私は、「フラウロスはキャラ付けのセリフすらも嘘をつくことで、さらなる『嘘をつく系キャラ』として進化を遂げているキャラクターだ…!」と思いました。
ちなみに、「(この発言以外では)嘘以外口にしないとも」と解釈するのが最も自然でわかりやすいと思います。
4. おわりに
今回の内容は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回の内容は、前回前々回と比較すると、謎に溢れている回だと思います。しかし、私は胸の内に秘めていた謎考察を披露できて満足しています笑
このようなとんちや言葉遊びは好きで、能力バトル系作品の奥の手とか裏技とか例外とか相性の逆転とかは毎回楽しみにしています。
次回の記事もよろしくお願いします。