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【感想】「魔法少女にあこがれて (5)」印象に残ったこと3選

1. はじめに

 マズラプです。266回目の投稿になります。

 

 今回は、漫画魔法少女にあこがれて (5)」を読んだ感想を書いていきます。

 ※ネタバレありです

 

 

・「魔法少女にあこがれて (5)」(小野中彰大, 2021, バンブーコミックス)

 

 

 本作品を読んで特に印象に残った以下の3つについて書いていきます。

①あるべき関係性に辿り着くことができたロコとルベル

②個人的に一番刺さった『サルファへのタコ責め』

③「やくそくだからするの?」

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の 小野中彰大 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「魔法少女にあこがれて (5)」特に印象に残ったこと3選

①あるべき関係性に辿り着くことができたロコとルベル

 1つ目は、Episode22 のロコとルベルの合体技『フォルティシモ・カノン』が印象に残りました。

 

 見られると強くなるロコを、ロコの影に潜んだルベルが見ることで、ロコの攻撃力を大幅に上昇させていましたね。

 ルベルがロコの影に潜むことで、ロコの攻撃の余波を受けない安全な位置から確実にロコを見ることができるのが、この合体技の強みだと思います。

 

 

 この『フォルティシモ・カノン』を見て、ロコとルベルがあるべき関係性に辿り着くことができたと感じ、胸が熱くなっていました。

 

 また、今回の合体技をにより、ルベルが密かに抱いていた「ロコのために行動したい」という願いが叶ったとも言え、その点でも印象的でした。

 

 

 

互いに満たされることができた新たな関係

 以前は、ルベルが影で他人を操ることで、ロコを満足させようとしていました。

 しかしこのやり方では、ロコの歌は下手なままですし、何よりロコが本当に望んでいる形ではなかったため、なんだか噛み合っていないような印象を受けました。

 

 

 しかし今回、ルベルがロコを見ることで、ロコの歌は上手くなり、ロコは能動的に望みを叶えることができるようになったのです

 そしてルベルは「自分がロコを輝かせている、ロコが自分のために輝いている」という多幸感を得ることにも成功していました。

 

 以前のコンビネーションとは違い、ロコの歌唱力は上昇し、そして何よりロコもルベルも満たされています。

 2人のとろけてしまうような表情がすべてを物語っていました。

 

 

 

 今回の合体技こそが、2人のあるべき形だったのだと感じ、以前の関係からの成長も相まって、なんだか胸が熱くなり、「面白い!」と感じていました。

 

 

 

 このように、本質的な部分を汲み取ると、込み上げてくるものがある感動的な場面だなと思います。

 

 

 

 

 

②個人的に一番刺さった『サルファへのタコ責め』

 2つ目は、Episode 23の窮地に陥るサルファが印象に残りました。

 

 端的に述べると、今回のサルファへの責めが私の好みで感動しました。

 

 

 以前は、ベーゼの責めもすまし顔で突破していたサルファ。

 そんなサルファが手も足を出ず、されるがままに体を弄られるシチュエーションには、萌えを感じざるを得ませんでした。

 

 

 ベーゼの煽りもよかったですね。

 「どうしましたか?いつもの威勢はどちらですか?」は、『普段は強いにも関わらず弱点を突かれ劣勢に陥っている相手の心を弄ぶセリフ』として、かなりの高得点だと思います。(サムズアップ)

 

 

 反論したい、反撃したいのに、うめき声しかあげられず、振り解くこともできない。

 そんな状態のサルファの姿を見て、そしてその気持ちを想像して、ゾクゾクしていました。

 

 

 「抵抗の意志はあるのに、何らかの要因によって抵抗できない」というのは、私の好きなシチュエーションの1つなので、とてもよかったです。

 

 

 また、あまり大きな声では言えませんが、個人的に触手プレイも好きなので、そういった要素もあって良かったです。

 

 

 

 5巻までで様々なシチュエーションがありましたが、このサルファへの責めが個人的に一番ハマりました。

 回を重ねるごとに、様々な責めやシチュエーションが繰り出されているので、私好みのものがさらに登場してくれるのではないかと、期待に胸が高鳴っています。

 

 今後の展開からも目が離せません!

 

 

 

 

 

③「やくそくだからするの?」

 3つ目は、Episode25のキウィの「やくそくだからするの?」が印象に残りました。

 

 この言葉から感じられるキウィのうてなに対する想いに胸が熱くなっていました。

 

 

深層心理から滲み出てきたかのような、キウィの本当の気持ち

 直前の「あぁ うれしいなぁ もっとつづいてほしいなぁ だからさぁ ばか そんなこと かんがえんなよ」も含めて見ると「もっと踏み込んだ、さらに上の関係になりたい。でも何も言わなければ、今の良好な関係のままでいられる。でも、どうしても聞いてみたい」というような葛藤が伝わってきて、胸が苦しくなりました。

 

 

 また、ここまでの一連のセリフが全てひらがなのみで書かれていることも印象的でした。

 これは、気持ちよさにより理性や思考力が低下し、気持ちを取り繕うことができなくなっていることを表しているのではないかと思います。

 

 理性が溶けていく中で、『深層心理から滲み出てきた心の底の本当の気持ち』であることが表現されているように感じられ、そのことからもキウィの思いの強さを感じることができました。

 

 

 

『緩急の鋭さ』が本作品の持ち味の1つ

 普段は、まるでコントを見ているかのような、おもしろムーブが繰り広げられている本作品。

 そんな中で、こういった核心的な言葉が飛び出してくると、一気に引き込まれてしまいます。

 

 この緩急の鋭さが本作品の魅力の1つなのかもしれせんね。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 本質的な部分を見ると、いろいろと感じられて面白さを感じることができる本作品ですが、いかんせん表面的な部分がアレすぎます!

 

 おかげで、この作品の面白さを公の場で語れません!

 

 しかしながら、それが本作品の良さでもあるので、致し方ないですね!(サムズアップ)

 

 そんなわけで、こうやってブログに書き綴った次第です。

 

 

 今回の記事を通して「魔法少女にあこがれて」を愛する同志の方々に、私の思いが伝わったのなら、嬉しい限りです。

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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