ねおすかい、ねおマズラプ!

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【感想】「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない 印象に残ったこと3選

1. はじめに

 マズラプです。218回目の投稿になります。

 

 今回は。ライトノベル「『一緒に寝たいんですよね、せんぱい?』と甘くささやかれて今夜も眠れない」を読んだ感想を書いていきます。

 

 

 本作品を読んで、特に印象に残った以下の3つのことを挙げていきます。

①思わず悶えるシチュエーション

②『普通じゃない』からこそ描けたストーリー

③魔法の言葉『しかしもカカシもバッカルコーン

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の ヰ森奇恋 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 『一緒に寝たいんですよね、せんぱい?』と甘くささやかれて今夜も眠れない」を読んで印象に残ったこと3選

①思わず悶えるシチュエーション

 1つ目は、2人で安眠を目指すときの行動が印象に残りました

 

 本作品では、獏也(もしくは君鳥)を安眠させるためという名目で、様々な方法を試しています。

 

 それらの描写が、率直にとても刺激的でした。

 

 ただ安眠しようとしているだけなのに、おかしいですね。(すっとぼけ)

 

 

 また、獏也は耳が弱いからか、シチュエーションもどこか音声作品を彷彿とさせるものが多いと思いました。

 そのため、音声作品をよく聴く方は、特に情景を想像をしやすかったのではないでしょうか。

 

 かくいう私も音声作品をよく聴いているので、キャラクターたちがどんなことをしているのかが容易に想像できてしまい、悶えていました。

 また、吐息の温かさをはじめとした、音声作品では味わえないことの描写もあり、音声作品とは違った魅力を味わうこともできました。

 

 

 中でも耳かきの描写は特に刺激的で印象的でした。

 小悪魔な君鳥ちゃんになすがままにされるのも、逆に君鳥ちゃんをいじめぬくのも、至高でした。

 耳かきって、されてもしても、最高ですね…!

 

 

 あとがきで、作者の方自身も音声作品が好きと述べられており、作者の経験が見事に生かされているなと感じました。

 

 

 

 

②『普通じゃない』主人公だからこそ描けたストーリー

 2つ目は、狂気さえ感じる『普通じゃない』主人公と、その主人公にしか描けないストーリーが印象に残りました。

 

 

常軌を逸した主人公

 本作品を読んでいて、率直に、主人公である獏也の性格が常軌を逸しているという印象を受けました。

 

 完膚なきまでに拒絶されてスッキリしたり、コペルニクス的発想でパンツを脱いだりノーパンを選択したり、君鳥に会うために飲まず食わずで何日も公園に居座っていたり…

 

 正直、面白さを通り越して、恐怖すら感じていました…。

 

 ライトノベルを読んでいて、ここまで感情移入できなかったキャラクターは初めてです…。

 

 

『普通じゃない』からこそできたこと

 しかし、そんな『普通じゃない』キャラクターだからこそ、君鳥の支えとなることができたのだと思いました。

 

 狂気さえ感じさせるほどの『普通じゃなさ』を持った獏也だからこそ、君鳥と打ち解けることができたのだと思いますし、君鳥は「寄り添ってもらえた」と感じることができたのではないでしょうか。

 

「つまり、こんなオレでも今日も元気に生きているということだ! だから、君鳥ちゃんも気にすることはない。普通じゃなくてもいいんだ。」

獏也が普通ではなかったことの意味が、すべてこの言葉に込められている、そう感じました。

 

 

 そう考えると、獏也のことをここまで常軌を逸した存在であると私に思わせたのは、作者の戦略であり、作者のキャラクター描写の巧みさを感じさせますね。脱帽しました。

 

 

 

 

③魔法の言葉『しかしもカカシもバッカルコーン

 3つ目は、「しかしもカカシもバッカルコーンが印象に残りました。

 

 この「しかしもカカシもバッカルコーン」は、君鳥と獏也が度々口にしており、語呂の良さやワードの面白さも相まって、記憶に残りました。

 そして、この言葉が、様々な用途で使用できされている言葉であると感じ、印象的でした。

 

 

 「しかしもカカシもバッカルコーン」は、最初は君鳥が『何の意味もないのだからウダウダ考えても無駄』という意味を込めて使用していました。

 

 しかし、物語が進むにつれて、以下のように、この言葉は様々な用途で使われていると感じました。

 

・決意を固めるため

・相手に気遣いをさせないため

・(相手に有無を言わせないことで)相手を助けるため

など

 

 

 このようにこの言葉は、多様な使われ方をし、物語の進展を支えていたと感じました。

 

 「しかしもカカシもバッカルコーン」は、本作品におけるキーワードの1つと言えますね。

 

 

 用途が多く、語感も好きなので、私も使っていこうと思います。

 …やっぱりやめておきます。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 余談ですが、本作品購入の決め手は、タイトルです。

 決して、君鳥ちゃんの豊満なぼでいに目が釘付けになったとか、そういうわけでは、決してありません。

 決して…

 

 まぁ嘘なんですけどね。

 

 今後も欲望に忠実に、いろんな作品を読んでいこうと思います。

 人生は短いですからね。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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