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【感想】「ケイヤクシマイ」印象に残ったこと・好きなシーン3選 〜「お姉ちゃん」と言うクーデレ女の子に萌える作品〜

1. はじめに

 マズラプです。275回目の投稿になります。

 

 今回は、百合漫画「ケイヤクシマイ」を読んだ感想を書いていきます。

 ※ネタバレありです

 

 

・「ケイヤクシマイ」(ヒジキ, 2022, MFC キューンシリーズ)

 

 

 本作品を読んで特に印象に残った以下の3つについて書いていきます。

①クーデレめぐるが最高すぎる

 姉妹契約中のめぐるは素である

 「やだ」

②内心では「win-win」な姉妹契約

 めぐる視点

 香沙音視点

 本心を伝え合えれば…

③めぐるの背景に闇を感じずにはいられない

 

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の ヒジキ 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「ケイヤクシマイ」特に印象に残ったこと3選

①クーデレめぐるが最高すぎる

 1つ目は、めぐるが私の好みで印象に残りました。

 

 

 なんとこの作品、めぐるがめちゃくちゃかわいいんです。

 

 端的に述べると、めぐるの「普段は無表情だけど、一部の人の前では気を許したかのように表情が綻ぶ」ところが、とても魅力的でした。

 

 あまりにもかわいくて、めぐるの一挙手一投足に悶えていたほどです。

 

 やっぱり、普段無表情の女の子が見せる笑顔って、すごいんですよ(熱弁)

 

 

 

姉妹契約中のめぐるは素である

 ここで考察を1つ。

 

 姉妹契約中のめぐるの言動は、おそらく素だと思います。

 

 

 本作品を読んでいて、「香沙音を楽しませるためにかわいい妹演じているのか!?」と一瞬考えましたが、すぐにそれは違うなという結論に至りました。

 

 

 後述しますが、この姉妹契約、めぐるに都合が良すぎるんですよね。

 まるでめぐるの願望が込められているかのようです。

 

 

 そして、誠意の証として、姉に対して報酬を支払っています。

 ここで報酬をめぐるがもらうのであれば話は変わりますが、めぐるが報酬を支払っているにも関わらず、相手に特のある行動をするということは考えにくいと言えます。

 

 

 つまり、姉妹契約時のめぐるは、素です。

 

 甘えたがりなのも素なのです。

 

 「お姉ちゃん」と言うのも素なのです。

 

 

 このことに気づいたとき、あまりの尊さに悶えていました。

 

 

 

 そして、「本心から『お姉ちゃん』をはじめとしたかわいい言動をとるめぐる」を見られるだけでも、十二分に価値のある作品だと強く感じました。

 

 ひじき先生に感謝です…!

 

 

 めぐるのかわいい姿に悶えるために、今後の展開にも注目していこうと誓いました。

 

 

「やだ」

 ちなみに、めぐるのかわいいシーンにつきましては、2話の「やだ」が一番好きです。

 

 このシーンからは、香沙音を契約相手ではなく「お姉ちゃん」として扱い、めぐるが本心からお姉ちゃんにしたい振る舞いをしているということが伝わってきました。

 

 

 「基本的にいい子だけど、全肯定ではなく、たまに自我を出してきて意地悪になるときもある妹」いいですね。

 

 そしてその意地悪が、「気を許している相手にだけしている」「大切な人の一面を見たいが故のもの」というのがまた好きです…!

 

 

 

 めぐるの好きなところを挙げ始めるとキリがありませんが、私の中の一番は今のことろ、この「やだ」ですね。

 

 

 

 

 

②内心では「win-win」な姉妹契約

 2つ目は、姉妹契約に対する2人の考え方が印象に残りました。

 

 姉妹契約について、めぐるも香沙音も「自分のほうが得をしている」と考えていそうだなと感じました。

 

 

 

めぐる視点

 前項でも触れましたが、まずそもそもこの姉妹契約、姉側の制約がめちゃくちゃ多いです

 

 第1話で登場した姉妹契約の項目一覧を見たとき「姉の制約多くね!?」と思いました。

 

 

 実際「姉は◯◯すること」という項目がずら〜っと並んでいます。

 というか、最後以外すべて妹側にメリットがある姉への制約です。

 

 私視点から見ても、めぐるのほうが得をしているなと感じました。

 

 

 めぐるもそのことについては自覚があるようです。

 

 だからこそ、給料を渡すという形で姉に対価を支払い、互いにメリットがある状態にすることで、契約関係を成立させようとしていたわけですね。

 

 

 

 

香沙音視点

 上記の通り、姉妹契約は、めぐるにとって都合の良すぎる契約内容です。

 

 

 しかし、香沙音はそんなこと気にしていません。

 むしろ香沙音視点でも、自分に都合が良すぎる契約内容だと考えています。

 

 なぜなら、香沙音にとって、めぐるは『推し』だからです。

 

 

 前述した姉に対する制約も、香沙音にとっては、推しと時間を共にできる口実になります。

 

 推しと合法的に時間を共にできて、しかもお金までもらえてしまう。

 そう考えると、確かに香沙音に都合が良すぎますね。

 

 私も同じ立場だったら、香沙音と同じようにお金を受け取ることを拒むでしょう。

 

 

 

 このように、めぐるも香沙音も、姉妹契約は自分にとって都合が良すぎると考えていると思われます。

 

 まさにwin-winの関係!なんて素晴らしいんでしょう!

 

 

 

本心を伝え合えれば…

 このことを考えたとき、「2人とも『この契約は自分にとってこれ以上ないものです!』ということを伝え合うことができれば、この物語はよりハッピーになるのに…!」と思いました。

 

 とはいえ、本心を伝えて引かれるかもという気持ちは分かりますし、現状はしかたないよな〜と思います。

 

 

 いつか、相思相愛?なことを理解し合えた2人の姿も見てみたいなと感じました。

 

 

 

 

③めぐるの背景に闇を感じずにはいられない

 3つ目は、めぐるの内情について、闇を感じずにはいられず、印象に残りました

 

 

 本作品では、普段無表情だけど香沙音と2人のときは表情が綻ぶめぐると、そんなめぐるにドキドキさせられる香沙音によるストーリーが展開されており、見ているこちらも癒されたりドキドキさせられたりしました。

 

 

 しかし、どこか闇を感じずにはいられない、そんな印象を受けました。

 

 

 

 なぜって、冷静に考えて__

 

 常人なら、見ず知らずの人に「私のお姉ちゃんになってくれませんか?」なんて言わないんですよ

 

 

 このめぐるの言動からは、お姉ちゃんがどうしても必要とか、お姉ちゃんに心残りがあって香沙音の姿を重ねてしまっているとか、心が追い詰められているとか、とにかくなんらかの尋常ならざる状況に直面していることが推測できてしまいます。

 

 まぁ、私としては、そんな闇を感じさせるような関係も好きなので、本作品にハマったわけなんですけどね。

 

 

 第5話での話だと、めぐるの姉は海外で元気に暮らしており、死別などの悲惨な別れ方をしたというわけではないとのこと。

 

 では一体どういうことなのか…。

 

 めぐるの事情が気になるという点においても、今後の展開から目が離せませんね。

 

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 余談ですが、本作品は、「私のポストをリポストしてくれた人の固定ポストに掲載されていた推し作品一覧の中にあったものの中からなんとなく選んで読んでみたらめちゃくちゃ好みだった」という経緯でハマりました。

 

 ちなみにそのリポストされたポストというのはこちらです。

 

 

 

 何が言いたいかというと、人生どんなきっかけで推しに出会えるか分かりませんねということ。

 

 そして、百合の輪は偉大だということです。

 

 

 これからも百合の輪に導かれるままに、推し作品発掘に精を出していこうと思います。

 

 どんどん広がる百合の輪!

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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