1. はじめに
マズラプです。106回目の投稿になります。
今回は、アニメを見て印象に残ったセリフ第3弾になります。今回は、アニメ「天才王子の赤字国家再生術」第6話からの内容です。
「天才王子の赤字国家再生術」については、こちらの公式サイトをご覧ください。TVアニメ『天才王子の赤字国家再生術』公式サイト
また、以前以下のような記事も投稿しましたので、気になる方は読んでいただけると嬉しいです。
目から鱗の内容でしたので、どうぞ読んでいってください。
2. 信頼は裏切る余地があるからこそ価値がある
(TVアニメ「天才王子の赤字国家再生術」公式サイトhttps://tensaiouji-anime.comより)
では今回印象に残った部分を紹介します。
"「貴殿の提案には一考の価値があることを認めます」
「それでは…」
「だがやはり、一抹の不安は拭えません。全てはここから逃れたいだけの貴殿の虚言なのではないのかと。果たして貴殿を信じていいのかと」
「何を言うかと思えば。だからいいんじゃないか!」
「はい?」
「いいかゼノ殿、信頼とは、裏切る余地があるから価値が生まれるものだ。
嘘かもしれない、騙されているのかもしれない、それでも不安を押し殺して信じるからこそ、相手の心を打つのだよ」
「…!」"
(「アニメ『天才王子の赤字国家再生術』」6話より)
このセリフを聞いて、なるほどと思わず唸ってしまいました。
「可能な限り不確定要素を潰し、ほぼ確実に相手が裏切らないだろうと判断してから、信頼する。」これが最善だと考えていましたが、違う視点の考え方もあるようです。
相手が絶対に裏切らないと確信できる、そんな状況は、「信頼」というよりは、もはや「契約」に近いような気がします。
契約と言えば、漫画「チェンソーマン」ですね。
チェンソーマンの世界における、『悪魔』が用いる『契約』は、「片方が守ればもう片方も守らなければならず、守れなければ死ぬ」という強力な効果を持つものです。(チェンソーマン - Wikipedia より)
これほどまでに「相手が裏切らない」という強い確信があれば、相手の提案を受け入れることでしょう。
しかし、不安を押し殺して相手を信用し、その行動が相手の心を動かしたあとに得られる関係性の方が、心が通じ合ったような、爽やかなというか綺麗というか心地よいというか、そんな雰囲気を感じる、より気持ちの良い関係になるではないかと私は思いました。
私自身の経験を振り返ってみると、約束した時間に遅れず相手が来てくれたときには、気分がよかったことを思い出しました。
相手が約束の時間に遅れることは、「裏切られた!」というほどの衝撃を受けるわけではありませんが、やはり初めて約束をすると少し不安になってしまいます。
その不安を押し殺して相手を信用し、相手が時間通りに来てくれたときには、嬉しいような安心したような、晴れ渡ったような、そんな気持ちになります。
そしてそのことを受けて、「この人は大丈夫だ」と清々しい気持ちで相手と関係を築き始めることができ、より強固な関係を形成できると考えられます。
そう考えてみると、「信頼は裏切る余地があるからこそ価値がある」は的を得た素晴らしい言葉であると考えられますね。
さすが知略の応酬が見所な作品だけあって、奥が深いセリフもいっぱいです。
そんなアニメ「天才王子の赤字国家再生術」、オススメです!
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
実は今回は、アニメを見て印象に残ったセリフシリーズ待望の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル関連ではない」回になっています。はい、それだけです。
今後もアニメを見ながらブログネタも回収する「一石二鳥」作戦でいこうと思います!
では、今後もよろしくお願いします。
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