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「『処刑少女の生きる道』第2話『迷い人』感想・考察」印象に残ったこと3選 〜アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」 【2022年春アニメ】

1. はじめに

 

 マズラプです。120回目の投稿です。

 今回は、アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」第2話『迷い人』を視聴してみての感想をお話していこうと思います。

 感じたことや考察したことを交えながら、第2話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 今回も筆が弾んでしまいました。

 どうぞ読んでいってください。

 

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より

 

 

 第1話を視聴してみての感想はこちらになります。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

2.  第2話「迷い人」を視聴した感想・印象に残ったこと

 

①つよつよだったアカリの純粋概念

 

 第2話ではアカリの純粋概念が明らかになりました。

 

 アカリ自身は他人を治癒する能力と言っていて、体を再生させる系統の能力なのかなと考え、ゆったり構えていました。

 そしたら数段上の強力な能力でびっくりしました。

 

 

 アカリの純粋概念は、いわゆる時間干渉系の能力で、『傷を修復する』のではなく『傷をなかったことにする』類のものでした。作中では「時」という系統の「回帰」と記されていましたね。

 

 しかも常時展開型です。

 自分が発動させようとしなくても、条件が揃えば発動するタイプの能力になります。例えるならば、『コンセントに電源コードが刺さっていて、あとは電源ボタンが押されるだけのテレビ』のような状態です。

 

 不意打ちだろうが即死だろうが関係なく起動します。

 

 中々にチート級です。さすが純粋概念と言うべきでしょうか。

 

 そりゃ、メノウも一旦アカリと一緒に逃げるプランに変更しますよね…。

 

 

 作中でも触れられていましたが、「再生」や「治癒」ではなく、「時」を司る能力なので、成長したとき脅威になりそうです。

 今は傷を受けたときに発動というように、受動的な発動をしていますが、成長すれば、傷を受けるという条件などなしに、能動的に時間を巻き戻せるようになるかもしれません。

 

 

 このように、アカリの純粋概念は、非常に強力であることが分かりました。

 大規模災害を危惧するのも頷けますね…。

 

 

 

 

②やけに楽しげなアカリ

 

 アカリは、メノウに助けられ、教会に匿われたあとから、何やらやけに楽しげな態度を見せています。

 メノウに、身の危険を説かれても、「え?そうなの?こわ(もぐもぐ)」とどこか他人事で、余裕を感じさせます。

 

 一方で、元の世界に帰れると言われたあとには、寂しいと漏らし、声のトーンも落ちて、残念がっている様子が見受けられました。

 いくらメノウが優しかったからと言って、普通は元の世界に戻れるとしたら、もっと喜んでもいいのではないでしょうか。ちょっと引っかかりますよね。

 

 

 このことから私は、アカリは元の世界であまりいい思い出がないのではないかと考えました。

 

 メノウの「私はあなたの味方よ」という言葉を受けて以来、メノウを完全に信頼し切っており、厚い好意を寄せています。

 

 もしかしたら、アカリはこのような言葉を言われるのは初めてだったのかもしれません。

 親しい家族や友人がおらず、元の世界では助けられたことや優しくされたことがほとんどなかったということも考えられます。

 そう考えれば、元いた世界ではなく、温かい言葉を掛けてくれたメノウと過ごせる世界にいたいと考えるのも頷けます。

 

 

 そのメノウの言葉は、アカリを殺すために言った嘘でした。

 なんだかとても切ない気持ちになってきます。

 

 

 

 

③メノウはアカリの処分を遂行できるのか…(心理的な意味で)

 

 アカリとともに脱出して以来、メノウとアカリは親しく会話をしています。会って間もないことを感じさせないくらい、楽しく話していました。

 

 このことから私は、メノウがアカリに肩入れしてしまい、心理的に任務を遂行できなくなるのではないかと考えています。

 

 

 メノウは、処刑を続けて心が壊れてしまわないか心配になるほど、性格が良いキャラクターだと感じます。

 迷い人を罪なき人と言ったり、汚れ仕事は自分がやると考えていたりと、メノウは優しい心の持ち主であることが伺えます。

 

 このことがアカリの処刑を躊躇することにつながる恐れがあります。

 

 

 おそらく今までは、会って1日も過ごさないうちに処刑していたため、相手に肩入れすることなどはなかったのでしょう。

 しかし今回メノウは、今までにないくらい長い時間を処刑対象と過ごすことになります。

 このことにより、アカリへの情が湧いてしまう可能性は、十分にあります。

 

 

 しかも、メノウは、自分が処刑対象に情が湧いてしまう可能性について、全く触れていません。

 つまり、自分がアカリに肩入れし、アカリを殺せなくなってしまう可能性があることに気付いていないのです。

 

 

 これは、まずい予感がしてきますね〜。

 

 

 さらに、第2話では、メノウの夢で手を振っていた影がアカリの姿に酷似していることを示唆したシーンがありました。これはメノウとアカリの関係性に深く関連しているように思えます。

 アカリも言っていましたが、メノウとアカリの出会いは『運命』なのでしょうか。

 もしそうならば、メノウがアカリを処刑できなくなる可能性がさらに上昇してしまいます。

 

 

 果たして、メノウにとってアカリが「処刑対象」以上の存在となってしまうのでしょうか。

 今後の展開から目が離せませんね!

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 こちらの作品は、作画やメノウの声、メノウとアカリの掛け合いなど、個人的に好みな部分が多く、見ているとなんだか幸福感が上がっている感じがしてきます。

 今後の展開も非常に楽しみです!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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