1. はじめに
マズラプです。148回目の投稿になります。
今回は、アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」第8話『魔薬』を視聴した感想を書いていきます。
今回は、魔薬やマノンの思惑について掘り下げられた回でしたね。
オーウェルも中々の悪役でしたが、マノンもえげつないことをするキャラクターだなと思いました…。
そんな第8話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げます。
どうぞ読んでいってください。
第7話の感想はこちらです。
2. 第8話『魔薬』を視聴して印象に残ったこと3選
①中々にえげつないことをするマノン
魔薬の正体
第8話では、タイトルにもなっていた「魔薬」についての情報が出てきました。
ざっくりとまとめるとこんな感じです。
・服用した者に快楽と依存性を与える。
・服用した者を魔物に変化させることができる。この効果はマノンの任意のタイミングで発動可能な様子。
・生成には生贄が必要。
一番のポイントは、やはり服用した者を魔物へと変化させてしまうことでしょう。しかも、それはマノンの意思で自由に行えるようです。
つまり、魔薬を服用した者は例外なくマノンの人質兼戦力となってしまうのです。
いやぁ、怖いですね〜(直球ストレートな感想)。
魔薬を飲んだら最後、生殺与奪の権をマノンに握られてしまうわけですからね。
なんて恐ろしいものを作ってしまったのでしょう…。
また、魔薬生成の際の生贄については、謎の少女1人の力で補っていると考えられます。
第7話で謎の少女がアイアンメイデンに入り、その後第8話で魔薬が生み出されている描写があったことから、間違いないでしょう。
おそらく、謎の少女は何らかの特殊能力もしくは特異体質などがあり、死んでも蘇ることができるのでしょう。
その力を利用すれば、無限に魔薬を作ることができるわけですね。
すごい!こわい!!
謎の少女の精神が崩壊状態にあるように見えるのは、もしかしたら生贄にされ続けたことによる影響だったりするのかもしれません…
恐ろしすぎる…
ちなみにですが、アカリは謎の少女の代用にはならないと考えられます。
アカリの純粋概念『回帰』は、アカリの受けた傷を元の状態に戻すものなので、飛び散った血肉までアカリの体内に戻っていくと思われます。
それでは、生贄として捧げる血肉を得ることができないので、アカリでは謎の少女のような『無限生贄』にはなり得ないと考えられます。
“再生"や“復活"ではなく“回帰"なのがポイントですね。
日本語って難しい…
マノンの所業
そんな魔薬をマノンは味方のはずのフォース幹部にまで服用させていたのです。
第7話でのマノンの「サンドイッチ、残さず食べてくださいね」という発言や、部屋を出たあとの邪悪な笑みは、このことの伏線だったのですね。
マノンは魔薬の力を使い、捕らえられた者やマノンに歯向かった者を躊躇いなく魔物に変え、排除していました。
物語の悪役としては不足ない活躍ですね!
正直、第7話の雰囲気から、マノンは悪事にはあまり乗り気ではないのかなと考えていました。
しかし実際はそんなことはなく、むしろ一番積極的に悪事を行なっているとまで言えるでしょう。
夜会の意図
そしてマノンは、多くの人を招いて夜会を開催します。
おそらくこの夜会は、参加者に魔薬の仕込まれた食べ物を食べさせることが目的だと考えられます。
夜会に参加する人たちは、何も考えず魔薬による快楽を求めるような下層の住民とは異なり、十分に満たされていたり魔薬の危険性を認識しているような上層の人物で、本来魔薬を口にすることのないような人々だと思われます。
そんな人たちに魔薬を服用させ、自身の手中に収めること、それがマノンが夜会を開いた目的なのだと考えました。
夜会参加者全員に魔薬を服用させることができれば、リベールの住民の生殺与奪の権はマノンが握ったことになり、リベールという町全てをマノンが掌握したも同然の状態になります。
水面下で凄まじいことを展開していますね…。
そう考えると、メノウたちは中々に危険な状況にあると言えますね。
メノウやモモはともかく、アカリが心配でなりません。
まぁ、純粋概念があるからなんとかなるか!(圧倒的楽観思考)
そんなマノンが好き
そんなえげつないことを平然とやってのけるマノンですが、私はそんなマノンが好きだなと感じました。
幼さも残るおしとやかでかわいい姿、柔らかい声。そんな容姿からかけ離れた、強大な闇を内に秘めていて、それが一般人を装っている表にまで滲み出てきている雰囲気、怒りや迷いなどの感情を出さずに淡々と悪事を行う姿。
これらマノンの全てが、私の心に突き刺さりました。
要するに、マノンかわいい、萌え。
今後のマノンの活躍が楽しみです!
②平常運転の三角関係
えげつないマノンの他に、メノウ、アカリ、モモの三角関係が印象的でした。
この三角関係は毎話恒例になっていますが、第8話ではメノウの取り合いが激化していたように思えました笑
夜はメノウとモモが神官として業務連絡を行っていました。この時間はモモがメノウに可愛がられる、モモのターンです。
しかしひとたび朝になれば、起きる前のメノウ目掛けてアカリが飛んできます。日中は、アカリがメノウとイチャイチャする、アカリのターンというわけです。
モモの連絡が終わったかと思えばアカリがベッドにダイブ、モモがウキウキでドレスを作ることを決めた直後には再びアカリがダイブ、そしてモモの作ったドレスを身に纏ったメノウをモモが拝んで終わりかと思ったらアカリがメノウの隣にいることが分かり、最後はアカリのターンで終わり、というような流れでした。
このように、第8話では、モモのターンとアカリのターンが目まぐるしく入れ替わっていて、いつも以上に3人の関係に目がいく内容だったと感じました。
モモとアカリ、二人のメノウに対する思いは凄まじく、互角の戦いを演じていると言えるでしょう…!
果たしてこの戦いの軍配はどちらにあがるのか…!!
メノウ推しの私としては、メノウが笑顔でいてくれればそれで十分です!
まぁそれが一番難しそうな作品なんですけどね!!
③モモとアーシェナ
今回は、モモとアーシェナの関係性についても描かれていた回だったと感じました。
モモは、アーシェナを魔物が跋扈する遺跡に突き落とすくらい、アーシェナを嫌う様子を見せており、この2人は相容れない中のようにも思えます。
しかし、第8話では、アーシェナの提案に対してモモがイライラする態度を見せながらも渋々承諾していたり、モモが不意打ちに失敗するや否や、即座に戦うのをやめて会話をする流れにしたりと、なんだかんだ言いながらうまくやっているような印象を受けました。
そもそもアーシェナはモモのことを気に入ってますからね笑
出会い方は中々激しいものでしたが、対立、共闘を経て、苦い顔をしながらも隣に立って行動する『腐れ縁』のような関係が、2人の間に形成されたんだなと感じました。(モモ視点)
こういう関係も私は好きなので、今後の2人のコンビネーションにも注目していきたいと思います。
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
徐々にリベールに渦巻く闇が姿を見せてきており、今後どうなってしまうのか、今からハラハラしてきます。
とりあえずアカリの挙動が不安です!笑
では、今後もよろしくお願いします。
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