1. はじめに
マズラプです。136回目の投稿になります。
今回は、アニメ「勇者、辞めます」第5話『仕事を辞めたくなったら一度相談しろ』を視聴した感想を書いていきます。
前々から感じていましたが、「この作品、『異世界ファンタジーの皮を被った社会人向け教材だろ!!』」と思いました。
そんな第5話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。
ちなみに、最初にお伝えしておきますが、第5話は内容が内容なこともあり、今回は「自分語り」が多くなっています。
他者の自分語りが苦手な方は、「あ!自分語りが始まったぞ!」と察知したら、画面をスクロールしていただくことを推奨します。
では、どうぞ読んでいってください。
第4話の感想はこちらです。
2. 第5話『仕事を辞めたくなったら一度相談しろ』を視聴して印象に残ったこと3選
①実はしっかり頑張ろうとしていたメルネス
第5話は、メルネスが悩みを語っていました。
メルネスは、自身のコミュニケーション能力の低さを気にしていて、魔王軍入隊希望者の面接に支障が出ることを危惧していたのです。
このメルネスの悩みには、正直驚きました。
今までの様子から私は、メルネスは自身のコミュ力や、魔王軍の現状についてなどにはあまり関心がないのかなと勝手に思い込んでいました。
なので今回も「どんな突拍子もない悩みが飛んで来るんだ…!」と身構えていたのですが、意外にも、自分のコミュ力を上げたい、自分も魔王軍に貢献したいという、前向きなものだったのです。
今回の一件で、メルネスも他の四天王と同様に、魔王軍に貢献しようとしていたことが分かり、安心というかほっこりというか、そんな気持ちになりました。
いつも無口でぶっきらぼうなメルネスですが、しっかりと四天王としての自覚を持ち、魔王軍のことを自分なりに考えていたんですね〜。
②「仕事を辞めるときに一番重要なのは『自分を後悔させないことだ』」
第5話でも、レオの名言が炸裂しており、私の心に響きまくっていました。
そんなレオの言葉の中で印象に残ったものの1つが「仕事を辞めるときに一番重要なのは『自分を後悔させないことだ』」です。
レオたちの世界はともかく、私たちが暮らす日本でも、転職や休職、早期退職は特別なことではなく、社会人の誰しもが経験し得ることになっています。
そんな現在の仕事を辞めるときに一番重要なことは「自分を後悔させないことである」とレオは教えてくれました。
確かに、勢いに任せて仕事を辞めてから、「給料は良かったからもう少し頑張れば良かった…」「人間関係が変われば働きやすい職場になっていたかもしれないし、辞める必要はなかったのかな…」「もっと学びたいことあったのにな…」というような後悔をしてしまっては、とても悲しいです。
仕事は、人生に大きく関与する要素の1つであり、退職は、現状の仕事を手放すという重要な行為です。
退職したけど思い直したので復職!なんて都合の良い話はありません。
退職が頭をよぎったら、今回の第5話を思い出し、メルネスのように、一度落ち着いて、誰かに相談しながら、後悔の残らないような選択を考えましょう。
ちなみに、なぜこの言葉が印象に残ったのかというと私も仕事を辞めたことがあるからです!!
当時の会社に勤めていた私は、所属する部署が忙しすぎて毎日残業2時間していました。しかもそんなに残業しても通常業務すら完遂できていないのです。
忙しそうにしている人に質問しに行きにくいメルネスの気持ち、よく分かります…!
そして、この会社に居続けたら心も体も壊れてしまいかねないし、昇進したら余計辞められなくなってしまう…!と考えて、入社9ヶ月程度で退職しました。
ちなみに、あまりにもすぐに辞めたかったので、退職代行を使いました。
すぐに安全に仕事を辞めたい方には、退職代行オススメです!
さて、そんな状況の当時の私は、「辞めたい」という衝動のままに、ほぼ自分の判断のみで退職を決めました。
後悔の残らない選択かについては、十分に検討できていなかったのです。
結果として、辞めてよかったとは思っていますが、「辞める前に上司や別の部署の上司に熱心に思いを伝えていたら、待遇が改善したのかもしれない…」といった思いは、何度か頭に浮かびました。
このような「たられば」は、後悔に近いものとも言えます。
したがって、当時の私は、自分を後悔させない選択ができたと自信を持って言えるかと言われれば、首を横に振らざるを得ません。
というわけで、社会人の皆さん、退職を検討する際は、レオの言葉を思い出し、落ち着いて慎重に行動し十分に考えて、自分を後悔させない選択をしてください!
あれ?これアニメ感想記事だよね…?
③ビジネス書レベルのコミュニケーション講座
第5話の目玉と言えば、レオ先生によるコミュニケーション講座です。
「話し上手は聞き上手」「会話は他人との共同作業」「相手の立場に立って話を聞く」などなど、至言のオンパレードでした。もはやビジネス書レベルと言っても差し支えないでしょう。
というのも、これらの内容は、私が以前読んだ「『話のおもしろい人』の法則」(野呂エイシロウ) という本にも書かれていたのです。
こちらの本でも、「相手が話したい話を振れば、自分からおもしろい話を振らなくても、相手にとって自分は『話のおもしろい人』になれる」「『話のおもしろい人』は、相手のことを考え、相手のために行動する人である」といったようなことが書かれており、第5話でレオが話した内容に似ています。
このことから、レオのコミュニケーション講座は、ビジネス書の内容と言っても差し支えないほど、的確で優れたものだったと言えますね。
レオさんマジパねえっす
ちなみに、「『話のおもしろい人』の法則」のもう少し詳しい内容について気になった方は、こちらの記事をご覧ください〜
さて、そんなレオ先生のコミュニケーション講座の中で、私が一番印象に残ったのは「結局のところ、コミュ力は場数と経験だ」です。
確かにそうですよね。何事もちょっとやったくらいでうまくなるわけなく、たくさんの試行錯誤を重ねることで、やっと形になっていくものです。
私は以前、ポケモンやShadowverseといった対戦型ゲームを、大会で成績を挙げることを目指して取り組んでいました。それらのゲームを始めたときも、1週間や1ヶ月では全然大会で勝てるようなレベルにはなれず、1年2年とやっていくうちに、ちょっとずつ大会でも勝てるようになったほどです。
それなのに、少し人と話すのがうまくいかなかったくらいで「私はコミュニケーションの才能がないから無理だ〜」などと言っていては、コミュニケーション力がつくわけがありませんよね。
第5話のこの内容が響いている方もいらっしゃるかもしれません。かくいう私も、このことは胸に突き刺さりました。
コミュ弱を自称している私ですが、それは自業自得の結果であり、やっぱり経験を積んでいかないとな… と思わされました。
がんばれ…! 自分…!!
3. おわりに
今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
第5話の内容は、私にとって身近に感じる話題だったこともあり、今まで以上に印象に残りました。
社会人の皆さん、これからも「勇者、辞めます」を視聴して、社会を生き抜くための術を学んでいきましょう…!
では、今後もよろしくお願いします。
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