ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

「個性捨てたら死んでるのと一緒だよ」私的アニメ名言紹介 〜ぼっち・ざ・ろっく!〜

1. はじめに

 マズラプです。188回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメを見ていて印象に残ったセリフ第5弾です。

 

 今回の名言は、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」第4話『ジャンピングガール(ズ)』からの言葉になります。

https://youtu.be/F6WaMSZo0ok より引用

 本を読んで学んだ内容を交えながら、名言について語っていこうと思います。

 

 今回も人生の本質を捉えている素晴らしい言葉になっております。

 また、今回は比較的短めな内容になっています(当社比)。

 どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 自分のこだわりを捨ててしまったのなら、死んでいるのと同じ

 では、今回印象に残ったセリフを紹介します。

 

個性捨てたら死んでるのと一緒だよ

(「ぼっち・ざ・ろっく!」第4話より)

 この言葉は、バンドの歌詞制作に悩む主人公に対して、バンドメンバーの先輩が、過去の経験をもとに発したセリフになります。

 

 

 「死んでいるのと一緒」というかなり強い言葉が使われていることで、個性、つまりは自分自身や自分のやりたいことを大事にすることの大切さを、改めて考えることができました。

 

 正直なところ、この言葉は私の中にかなり響いたので、私の座右の銘の1つに加えることにしました。(私の座右の銘を複数採用するシステムを採用しています笑)

 

 

 実を言うと、一番言いたいことはこれで終わりで、ここまでで今回の記事の内容がほとんど終わりと言ってしまっても過言ではありません。

 

 この言葉を聞いて、直感的に「いい言葉だ!」とか「『ぼっち・ざ・ろっく!』が見たくなった!」と思っていただけたのであれば、今回の記事の目的は果たされたも同然ですので、以下の内容は読まずに、ぼっち・ざ・ろっく!を視聴してください!

 

 とはいえ、このままではさすがに短すぎるので、以下では補足として、参考文献を挙げながら、論理的側面から今回の名言の良さについてお話ししていこうと思います。

 

 

 

自分のやりたいことをすることが豊かな人生を過ごすことにつながる

 「嫌われる勇気(岸見一郎, 古賀史健)では、「自由とは、他者から嫌われることである」と述べられています。

 世の中の全員から好かれることは不可能です。ましてや自分のやりたいことをやろうと思ったなら尚更です。

 つまり、誰かから嫌われているということは、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きているしるしなのです。

 

 このことは、今回紹介した名言にも通じるところがあると思います。

 全員に好かれるように生きることが不可能なように、全員に好かれる曲を作ることも不可能です。

 であるならば、自分の作りたい曲を作ったほうが、人生を楽しく豊かに生きることができるのではないでしょうか。

 

 

 このように、人生を豊かに生きる本質は、他人に好かれることではなく、自分のやりたいことをやる、つまりは個性を大事にすることであると考えることができるのです。

 

 今回挙げた名言は、直感的だけでなく、論理的にも、素晴らしい名言であることが少しでも伝わっていたら幸いです。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 今回紹介した「ぼっち・ざ・ろっく!」は、ギャグと主人公の成長の割合が絶妙な、非常に面白い作品となっていますので、ぜひ視聴してみてください!

 また、アニメを視聴していて印象に残ったセリフを記事にしていくという私の個性も大事いしていこうと思います!

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

4. 参考文献

・「嫌われる勇気」, 岸見一郎 古賀史健, 2013, ダイヤモンド社

 

 

 

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自身の感想ツイートまとめ 〜機動戦士ガンダム 水星の魔女 編〜 Prologue〜第3話 (#マズラプアニメ #水星の魔女 での感想ツイートまとめ) 2022年秋アニメ

1. はじめに

 マズラプです。187回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメ機動戦士ガンダム 水星の魔女」prologue〜第3話の感想ツイートまとめになります。

 「#マズラプアニメ」「#水星の魔女」が含まれたツイートです。(最初の方は使用するハッシュタグに迷走してますが、気にしないでください…。)

 

https://youtu.be/dVLIl2lct_A より引用

 

 以前は別作品で、最終話まで終わってから全ての感想ツイートをまとめたものを書いたのですが、いかんせん作成に時間がかかったので、3話ごとで分割して作成することにしてみました。

 

 

 以下では、その話で特に印象に残ったことや感想ツイートの内容の掘り下げ、ツイートには書ききれなかったことや補足などを書いていきます。

 

 みなさんの感想と見比べながら読んでいただけると幸いです。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」感想ツイートまとめ

prologue

 

 prologueでは、今作の世界観やガンダムの立ち位置について知ることができました。

 今作におけるガンダムは、ただの兵器ではなく、「身体機能拡張システムが搭載されている」「条約で禁止された機体」であるという点が、キーポイントになりそうだなと感じ、印象に残りました。

 

 

 補足というか余談になりますが、のちの第1話で登場する、スレッタが母から教えてもらったという言葉に「逃げれば1つ、進めば2つ手に入る」というものがあります。

 その言葉は、prologueで、エルノラがエリと確実に逃げるためにナディムを見捨てたという経験から来ているのではないかと、私は考えています。

 

 エルノラは逃げることを選んだので、エリを守ることができました。

 しかしあそこで逃げずに一緒に戦っていれば、もしかしたらナディムも助けることができたかもしれません。

 

 このように、「逃げれば1つ、進めば2つ手に入る」という言葉には、エルノラの後悔の念が込められているのかもしれませんね。

 

 

 

第1話

 

 第1話では、最後の展開に驚きを隠せませんでした。

 主人公が女性のガンダム作品は珍しいなとぼんやり思っていましたが、まさか女の子同士で婚約してしまうとは…!しかも法的にも問題ないらしい…!

 私は百合作品には目がないので、すぐに最終話まで視聴する決意を固めました笑

 

 実際のところは、第2話以降の内容から、本作品はそんなに百合を推し出していくわけではないことが分かりましたが、それでも魅力的な作品であることには変わりはないと考えていますので、今後も視聴継続していこうと思います。

 

 

 他には、スレッタがオドオドしながらも正論をぶつけたり、エアリアルにより無双する姿が、とてもかっこよくて印象に残りました。

 

 

 

第2話

 

 第2話は、学校やミオリネの実情が印象的でした。

 特に、出身地やバックの企業の違いで校内に根強い差別が存在することは、今後のストーリーにも大きく関わってきそうだなと思いました。

 

 

 第2話では、スレッタやミオリネ以外のキャラクターにも触れられていました。

 エランのような普段は人に興味がないキャラクターが他人に興味を持つ流れや、シャディケのような未知や困難を楽しむキャラクターは好きなので、作品を満遍なく楽しめそうだなと感じワクワクしました。

 

 

 あと、審問会関連も面白かったです。

 武力による戦闘だけでなく、言葉による駆け引きも好きなので、今後もこういった展開があるといいなと感じました。

 

 

 なんだかいろいろあったけど、最後はスレッタの驚き声で締められていて面白かったです笑

 

 

 

第3話

 

 第3話では、いくつか印象に残る言葉ありました。

 

 グエルの「いい親なんだな」は、スレッタの親への賞賛と同時に、グエル自身の親への不満も垣間見えるシーンだなと感じ、個人的に印象に残りました。

 

 エランの「決闘は平等じゃない」は、この作品における決闘だけでなく、社会や人生における様々なことについても言えることであり、この世の真理の1つなのかもしれないと感じ、心に響きました。

 相手の持っているものを羨んだり、平等を欲したりするのではなく、「自分の持っているものをどう活かすか」「自分の手札でどう勝つか」といったことを考えながら生きていきたいなと思うことができました。

 

 

 また、第3話と言えば、なんといってもスレッタとグエルの決闘でしょう。

 

 道中いろいろありましたが、個人的には、スレッタが、小型遠隔操作機器?だけでなくビームサーベルで勝ち切っていた点が良いなと感じました。

 エアリアルの機体性能だけでなく、スレッタのパイロットとしての技術の高さもあってこその勝利だったことが分かる内容だったと言えると思います。

 

 

 最後にグエルの爆弾発言と、もはや恒例なのかもしれないスレッタの驚きで幕を閉じたわけですが、グエルのこの発言に込められた感情を考えると、胸が熱くなりました。

 

 父親や弟、取り巻きの生徒など、多くの人がバックの企業や機体性能の高さに目を向けていた中、スレッタだけが、グエル自身の戦闘技術の高さを評価してくれたのです。

 

 初めて自分の強さが認められたとなれば、感情の昂りはひとしおなのではないでしょうか。

 

 

 でも私はスレッタとミオリネのカップリが見たいのでグエルには引き下がって欲しいです!(本性を表したオタク)

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 他作品につきましても、今後も今回のような形で、定期的に感想ツイートまとめをしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

4. 関連記事

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自身のアニメ感想ツイートまとめ 〜リコリス・リコイル編〜 (#マズラプアニメ #リコリコ でのツイートまとめ) 2022年夏アニメ

1. はじめに

 マズラプです。184回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメ感想ツイートまとめと題しまして、私がアニメを視聴したあとにTwitterにて発言した「アニメ感想ツイート」をまとめて掲載しようと思います。

 

 「せっかくツイートしたし、まとめてみようかな」という軽いノリで、今回書いてみることにしました。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」の感想ツイートのまとめになります。

「#マズラプアニメ」「#リコリコ」が含まれたツイートです。

https://youtu.be/rvu_s7Vp4KE より引用

 

 以下では、各話ごとに、感想ツイートと、補足やその回で特に印象に残ったことについて簡単にお話しします。

 

 みなさんの感想と見比べながら読んでいただければと思います。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 また、リコリス・リコイルに関しては、感想ブログも書いておりますので、興味のある方はそちらも読んでいただけると幸いです。下記の関連記事や、当ブログのカテゴリーの「2022年夏アニメ」にてまとめています。

 

 第1話の感想ブログはこちらになります。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

2. リコリス・リコイル感想ツイートまとめ

第1話

 

 第1話を視聴して、作画の強さをはじめとした、本作品のすべての要素に魅力を感じました。

 これは面白いアニメが始まったぞ!と思い、視聴継続を決定しました。

 

 このときは、千束とDA野考え方の違いが今後の物語に響いてくるのかな〜とぼんやり考えていました。

 

 たきなが護衛対象を囮に使ったことは、今思い出しても面白いですね笑

 

 

第2話

 

 第2話は、ウォールナット護衛作戦の内容の入念さに驚いたことが記憶に残っています。

 アクションもかっこよく、熱く盛り上がれた回でした。

 

 あと、ウォールナットがとてもかわいくて萌えました。

 

 このあたりから、千束が強いのは、相手を殺さずに済むように特訓したからでは?という推測を立てていますね。

 まぁ、千束の強さは天性の部分も大きく、この説は外れてしまったわけですが…。

 それでも、予想しながら視聴することも楽しみの1つなので、今後もしていければと思います。

 

 

 

第3話

 

 第3話は、噴水でのシーンが思い出深いです。

 初めて感情を露わにしたたきなと、それを優しく諭す千束の姿が脳裏に焼き付いています。

 このとき千束がたきなにかけた言葉は、私を含めた生けるすべての人のためになるものだと感じました。

 

 

 

第4話

 

 第4話は、パ○ツ回もとい、ギャグと萌え強めの日常中心回で、いっぱい笑顔をもらったことを覚えています。

 私は「無自覚お茶目たきな」と書いていますが、たきなの独特な言動には、思わずにやけてしまいました笑

 

 また、この頃からたきなが笑顔を見せるようになって、本作品を視聴する楽しみが1つ増えていました。

 おそらく、このあたりからたきなが推しになっていたと思います。

 

 

 

第5話

 

 第5話は、リコリコ VS ジンの高度な戦いが印象的でした。

 読み合いや駆け引きによる二転三転する激戦から目が離せず、かなり興奮しました。

 ツイート内容を見ても分かるように、相当盛り上がっていますね笑

 

 補足ですが、千束の心臓が人工心臓であることがサラッと明かされて、かなり驚いていました。

 

 

 

第6話

 

 第6話は、千束が劣勢に陥る展開がとにかく印象に残りました。

 今まで敵なしだった千束が、あそこまで追い込まれる様子には、思わず目を背けたくなってしまいました。

 

 しかし、たきなをはじめとしたリコリコメンバーが救出に来てホッとしました。

 エースのピンチをカバーできるとは、素晴らしい組織だなと感じました。

 今まで千束に助けられていたたきなが、今度は千束を助けるという流れもエモくてよかったです。

 

 また、このあたりから、真島のことを見直し始めています。

 

 

 

第7話

 

 第7話は、リコリコメンバーの愉快な日常の裏に隠れて、千束の秘密が掘り下げられており、僅かに不穏さを感じた内容でした。

 

 この時から、真島&ロボ太のコンビもクセになり始めていますね。

 

 

 

第8話

 第8話は、感想ツイートをするのを忘れていました…。

 そんなときもあります。

 

 真島が千束の家を訪れて普通に会話するという奇妙なシーンや、たきなが千束にプレゼントをする仲睦まじいシーンあたりが記憶に残っています。

 

 また、真島の特殊能力が優れた超人的な聴力というのが明かされた回であることも印象深いです。

 

 

 

第9話

 

 第9話は、千束の秘密がすべて明かされたことと、それにより千束とたきなの様子がいつもと違うものになってしまったことが印象的でした。

 

 たきなの中で、千束が一番になっていることが分かり、とても感慨深かったです。

 

 

 

第10話

 

 第10話は、千束の過去の掘り下げによる感動と、真島&ロボ太 VS DAのやり合いによる興奮が同時に向かってきて、感情がすごいことになっていました

 

 補足として、このあたりから、クルミって結構「情に熱いタイプ」なんだなと思い始めました。まさに、映画の中のハッカーとは異なる属性で、クルミらしいなと感じました。

 

 

 

第11話

 

 第11話では、DAに戻ることを捨ててまで千束を助けに行くたきなの姿を見て、たきなの人生の優先順位の1位が、DAから千束に変わったことを確信し、エモさを感じました。

 

 また、千束の目を封じつつ自分の耳を生かす盤面を形成した真島の隙のなさも印象的でした。

 この回で、真島は強者であることをやっと認めました笑

 

 あと、フキの「アイデア募集中だ」はツボでした笑

 

 

 

第12話

 

 第12話は、前半では千束、たきな、シンジが織りなすやりとりに心を抉られ、後半ではウォールナットの圧倒的実力に鳥肌が立ち、感情がフリーフォール状態でした

 

 殺意剥き出しのたきなと、自分のためであると理解しつつたきなを止める千束の姿を目の当たりにし、あまりの辛さに目を覆いたくなりました。

 

 一方で、本気を出したウォールナットは本当にかっこよくて、第12話視聴後にはウォールナットの信者になっていました。

 

 

 補足として、楠木が処分が決定したリコリスたちを救出しようと尽力していたことから、楠木もリコリスたちを道具ではなく大切な人として扱っていたのかなと考えました。

 

 

 

第13話

 

 第13話は、とにかくリコリコ再始動で最終話が終わってよかったなと第一に感じました。

 

 真島の内面がやっと明らかになった、最後の最後で大活躍するもなんだか怖さを感じてしまったミカなども印象的でした。

 

 

 そして最後の「アロ〜ハ〜(ビヨ〜ン)」で爆笑しました笑

 

 最後までリコリコって感じで最高でした!

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 振り返ってみると、やっぱりリコリス・リコイルは素晴らしい作品だったなと思いました。

 この作品に出会えて本当に良かったです!

 

 また、今回のような記事は、今後も各クール終盤にやっていこうかなと思っていますので、今後も読んでくだされば幸いです。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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「リコリス・リコイル 第13話『Recoil of Lycoris』感想・考察」印象に残ったこと3選 〜2022年夏アニメ〜

1. はじめに

 マズラプです。183回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」第13話『Recoil of Lycoris』を視聴した感想を書いていきます。

https://youtu.be/-CQsijUeBis より引用

 今回の第13話は、この作品の最終回だったわけですが、まさに大団円と言える終わり方だと感じ、とても楽しむことができました。


 この物語が終わってしまうのは大変名残惜しいですが、得られた満足感の方が大きく、温かい気持ちになりました。

 

 

 そんな第13話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 第12話の感想はこちらです。

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2. 第13話『Recoil of Lycoris』を視聴して印象に残ったこと3選

①真島の行動方針

 第13話でまず印象に残ったのは、深掘りされた真島の内面についてです。

 

真のバランサーな真島

 まず、真島は根っからのバランサーであることが分かりました。

 「俺は弱い方の味方」「DAが劣勢ならそちらにつく」といった発言から、真島は本当にただバランスを取りたいだけで行動していたんだなと感じました。

 

 つまり、真島は、テロ行為をするための名目としてバランスをとりたいと言っていたのではなく、バランスをとりたいから結果としてテロ行為をしていたと言えます。

 

 いやぁ、真島は「バランスをとること」を自分の正義に掲げた、真のバランサーだったというわけですね〜。

 なんだか感心してしまいますね。テロリストですけど。

 

 

生と死のバランスをとる

 そして、真島は、恐怖を感じる相手と戦いたかったから、執拗に千束に挑んでいたということも印象的でした。

 

 このことは、真島は自分より強いものと戦い恐怖を感じることで、『生』を感じたかったということではないかと考えました。

 

 ただ生きているだけでは生きている喜びを実感できない、死を意識して初めて生の喜びを感じることができる」といったような考えに基づいての行動だと考えられます。

 第10話でも平和は自分たちの手で掴み取るものだというような話をしていましたし、今回もそれに近い話だと感じました。

 

 まさに「生と死のバランス」をとる行為と言えますね。

 う〜ん、なんとも真島らしいですね笑

 

 

 しかしこれは、今のところ、真島の心を満たしてくれる存在は、千束しかいないと言い換えることもできます。

 わざわざ爆破するという嘘をついたり、自分のことを「依頼主」と言っていことも、どうしても千束と戦いたかったからだと考えられます。

 

 こう考えてみると、なんだか悲しさを覚えるような気もします。

 生きてて楽しいこともいっぱいあるし、他人に貢献することで自分の存在価値を感じることもできる(「嫌われる勇気」より)よ〜

 

 

 

 これらのことから、真島の行動方針は、「バランスをとること」「生を感じること」だったと言えます。

 このように考えてみると、真島も一貫性のあるキャラクターだったというわけですね。

 

 

 自身の行動方針が明確なキャラクターは、見ていて清々しさ感じられて好きですし、憧れさえも抱いてしまいますね。

 

 でも真島はテロリストなのでホント早く捕まって欲しいです。

 

 

 

 

②かっこよくも怖いミカ

 第13話では、ついに本気を出したミカの姿も非常に印象的でした。

 

 千束を襲ったシンジの部下を軽くあしらったこと、足が不自由なことは完全なフェイクですでに普通に戦えること、シンジを殺し千束の心臓を回収したことなど、まさに大活躍でした。

 

 しかしそんな大活躍のミカに対して、クルミ「お前が一番怖えからな」と言ったシーンが印象的でした。

 

 そこで、ここではミカの怖さについて考えていこうと思います。

 

 

1番を守るためなら2番以降を切り捨てることができる

 前述したように、ミカは、旧友のシンジを殺していました。

 これは、ミカの中での優先順位が変わったことを示唆していると言えます。

 

 以前は、DAでの自身の立場やシンジとの関係のために千束の存在を利用していたミカでしたが、千束と過ごすうちに、いつしか千束の存在が自分にとっての1番になっていたのでしょう。

 シンジの「狂わされたな、お前も。あの子に」という言葉が、このようなミカの内情を表していると言えますね。

 

 

 このことから、ミカは1番を守るためなら2番以降を切り捨てる覚悟を持っていることが分かりました。

 ミカにとってシンジの存在は、2番とは言わずともおそらく上位5つのうちに入ると思われます。

 そのシンジの命を、ミカは自らの手で奪いました。

 

 このことは、ミカは、一番守りたいものを守るためなら、手段を選ばず、無慈悲に残虐になれることの裏付けであると捉えることもできます。

 

 味方であれば心強いですが、敵には回したくない存在ですね…。

 

 

真実を自分の胸のうちに抱え続けることができる

 今回ミカはシンジを殺し千束の心臓を回収したわけですが、そのことは千束には伝えていません。

 

 ミカはシンジが仕込んでいたメッセージカードもしっかり抜き取っていました。

 これにより、千束は自分の生き方を曲げずに生き延びることができたと考えることができるでしょう。

 

 

 このことから、ミカは強靭な忍耐力を持っていることが分かると考えました。

 

 第10話で、ミカは初めて千束に対して、人工心臓にまつわることの真実について話していました。

 つまり、ミカはそれまで千束のために、真実を自身の胸のうちにずっと抱え込んでいたわけです。

 

 第10話で真実を告げたあと、ミカは涙を流していました。他人を欺き真実を隠し続けることはそれくらい大変なことだと言えます。

 しかしミカは、第10話まで真実を隠し通すことができていたこともまた事実です。

 これは、ミカが高い忍耐力を持っていることの証と言えると思います。

 

 

 そして、今回シンジを殺して心臓を回収したこともまた、ミカは隠し続けると思われます。

 千束を守るために千束には真実を見せず、自分の胸のうちに抱え込み続け、何食わぬ笑顔で立ち振る舞うことでしょう。

 

 加えて、足が完治していることを誰にも気取られていなかったほどの狡猾さも持ち合わせているときました。

 ミカの隙のなさには脱帽せざるを得ませんね。

 

 

 

 上記で述べてきたように、ミカは高い技術とともに、強靭な精神力も持っていることが分かります。

 これらのことを考えると、クルミがミカを一番怖いと評したのも分かるような気がしますね。

 

 あのウォールナットに怖いと言わせたのですから、実はミカがこの作品一番の大物なのかもそれませんね…。

 

 あんな笑顔で和菓子作ってたり、数字打ち込むのめっちゃ遅かったりするのに…

 

 

 

 余談ですが、千束に気づかれず千束の命を守るミカは、まるで秘密裏に日本の平和を守るDAのようだなと感じました。

 果たしてこのことには何か意味があるのでしょうかね…。

 

 

 

 

③戻ってきたリコリコの日常

 最後に、リコリコの日常が戻ってきたことが、感慨深く、印象に残りました。

 

 様々なことがありましたが、リコリコメンバーの活躍により、千束の心臓問題は解消され、また今まで通りのリコリコの姿を見ることができました。

 一度失いかけたかけがえのない日常が、再び見られることは、とても感動的で、胸が熱くなりました。

 

 またあのおもしろおかしく賑やかな様子を見られるのかと思うと、自然と笑顔になっていくようです。

 まぁもう最終回なんですけどね!笑

 

 

 とにかく、また千束とたきなが笑あえるようになって本当によかったです!!

 

 

 そして、最後のクルミ「アロ〜ハ〜(びよ〜ん)」には爆笑しました笑

 

 最後の最後までギャグを差し込んでくるあたり、本当にリコリコらしいと思いました。

 

 正直なところ、これが言いたかっただけなので、③の本体はこれです笑

 

 

 リコリコ、今まで最高の時間をありがとう!

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 え?最終回なのに千束とたきなに関する内容が少ないですって?

 それは今まででいっぱい書いてきたからいいんです!!

 

 改めて、リコリス・リコイルは、笑えて、萌えて、熱狂できて、感動できる、素晴らしい作品でした!

 今後はコミカライズ等も展開されるそうなので、そちらも追っていければと思います。

 

 あと、続編期待してます!!!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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4. 参考文献

・「嫌われる勇気」, 岸見一郎 古賀史健, 2013, ダイヤモンド社

 

 

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「リコリス・リコリル 第12話『Nature versus nurture』感想」印象に残ったこと3選 2022年夏アニメ

1. はじめに

 マズラプです。181回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」第12話『Nature versus nurture』を視聴した感想を書いていきます。

 

https://youtu.be/4pTsVezFk7A より引用

 今回は、千束の心臓と生き方をめぐる心を引き裂かれるパートと、胸踊るウォールナット無双パートに分かれており、視聴していて感情がジェットコースターを超えてフリーフォールになっていました。

 

 抱く感情は逆方向でしたが、両パートともにめちゃくちゃ面白かったです!

 「やっぱりリコリス・リコイルは最高だぜ!」となりました。

 

 

 そんな第12話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 

 第11話の感想はこちらです。

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2. 第12話『Nature versus nurture』を視聴して印象に残ったこと3選

ウォールナットこそが世界最強のハッカー

 まずは、なんといっても、めちゃくちゃかっこいいクルミが印象に残りました!

 

 正直、第11話で千束の新たな心臓の在処を発見しただけでも、クルミがリコリコに所属したことの意味を十分に果たしていて、さすがウォールナットだなと感心していました。

 

 しかし、ウォールナットの本気はまだまだこんなものではなかったのですね。

 

 

 「USBを差し込めばあとはなんとかしてやる」と言い、リリベルへの対処、ラジアータの復旧、リコリス殺処分問題などを含め、本当に全てなんとかしてしまいました。

 まさに圧倒的辣腕ですね!

 

 

 中でもウォールナットに任せろ」「100年早いわ!」は本当にかっこよかったです。

 聞いた瞬間に鳥肌が立ちました。

 

 

 ロボ太もラジアータを機能停止に追い込むほどの実力を有しており、決して雑魚キャラではありません。

 しかし、ウォールナットラジアータポンコツ呼ばわりし、果てには介護までしてしまうほどで、全く格が違いましたね…。

 余裕の「もしもしポリスメ〜ン」には笑いました笑

 

 

 今回の大活躍っぷりを見てウォールナット信者になりました。

 

 ウォールナットしか勝たん!(事実)

 

 

 

 

②シンジの狂気的なまでの才能への執着

 第12話では、シンジの狂気的なまでの才能への執着も印象的でした。

 

 シンジは、真島や自身の部下、そして自分の命を差し出してでも、千束を「殺しの才能」を生かす道に引き摺り込もうとしていました。

 

 またシンジは執拗なまでに、千束に一度人を殺させようとしていました。

 これは、一度人を殺してしまえば、もう元には戻れず、殺しの道に向き合うしかなくなるという確信があったからだと考えられます。

 実際、たきなを助けるために苦肉の選択でシンジを撃ってしまった千束は、耳を塞ぎたくなるほどの悲痛な叫びをあげており、精神にかなりの負荷を受けた様子をしていました。

 

 

 シンジは、世界の利益にしか頭になく、より世界の利益となる選択を常に選んでいるようですね。その選択には、人の心や命さえも関係なく、合理的を極め、もはや機械的とさえ言えます。これがアラン機関の方針なのでしょう。

 しかしこのことは、「自ら考えることができる」という人の良さを無視しているとも考えられ、神から与えられた才能に従って生きることだけが、人類に幸福の未来をもたらすかと言われると、疑問符がついてしまいます。

 

 

 シンジは行動に一貫性のあるという点では、素晴らしいキャラクターですが、上記の内容から考えると、嫌悪感を抱かざるを得ませんね。

 どれくらい嫌悪感を抱かせるキャラクターかと言われれば、あのクールビューティーなたきなの顔を、憎悪や怒り、そして殺意に満ちさせるほどです。

 

 

 しかしながら、シンジ、そしてアラン機関の存在がなければ、千束は命を落としており、リコリコをしたり、たきなと出会うことができなかったことも、また事実です。

 う〜んもどかしい…。

 

 融通をきかせることも人間の美徳ということで、どうにか手を打ってくれませんかね…。

 

 

 

 

③千束とたきなの選択

 第12話で最も印象的だったのが、千束とたきなの選択です。

 

 壮絶な描写がいろいろありましたが、以下では私が特に印象に残ったことを中心に触れていこうと思います。

 

 

千束の選択

 前述したように、シンジは千束の才能を生かすため、千束に殺しの道を歩ませようとしていました。

 またたきなは、シンジを殺してでも、千束を助けようとしました。

 

 しかしそれでもなお、千束は、「人を救う救世主になる」という自身の生き方を貫き通すことを選びました。

 つまり千束は、「シンジを殺して、自身の生き方を曲げ、生き延びること」ではなく「シンジを殺さず、自分の生き方を貫き、余命に抗わない」ことを選択したのです。

 

 

 確かに、生き延びることができれば、出会えたリコリコを中心とした人間関係、そしてたきなともっと長い時間を過ごすことができます。それはきっと、楽しく幸せなことだと思います。

 

 しかし、それらの出会いは、千束が掲げた「人を救う救世主になる」という生き方のもと、人を殺さず、みんなを幸せにする行動をしてきたからこそのものだったこともまた事実です。

 千束が今の生き方をしていなければ、リコリコのメンバーやたきなとは出会うことはなかったかもしれないのです。

 

 そのようなことを考えた結果、千束は、あくまで今の幸せな時間を作り出してくれた自身の生き方を守り抜くことを選択したのかなと、私は考えました。

 

 

 シンジは才能を命より価値あるものと考えているようでした。

 それに対し千束は、自身の生き方に命以上の価値を見出したと言えるのではないでしょうか。

 

 

 いやぁ、改めて千束の“強さ"には、感嘆と称賛の声をあげざるを得ませんね。

 

 この作品を通して、千束は、本当に魅力的なキャラクターだと感じました。

 たくさんの笑顔と感動をありがとう。

 

 

 だがまだ私は千束が生き延びてくれる可能性を信じていますよーーー!!

 

 今の千束の在り方こそ、世界に残すべき価値あるものでしょーーー!!!

 

 

 

たきなの選択

 たきなは、前述したように、シンジを殺すことなど厭わず、千束の命を最優先に考えていました。

 このことから、たきなにとって千束と過ごした日々をどれだけかけがえのないものだったかということが、痛いほど伝わってきます。

 

 

 しかしたきなは、最後には、千束の言葉を聞いて、千束を生きながらえさせるよりも、最期の時間を安らかに過ごすことを選びました。

 つまりたきなは、「千束の生き方を否定して千束を生かすこと」ではなく、「千束の生き方を肯定して千束を生かす手段を手放す」ことを選択したのです。

 

 このことは、たきなが千束を真に大切に思っていることの裏付けであると感じました。

 

 千束に生きてほしいということは、突き詰めればたきなのエゴでしかありません。

 したがって、千束の生きる手段を手放してまでも、千束の生き方を肯定するということは、千束を真の意味で尊重・敬愛していると言えるのではないかと考えました。

 

 

 改めてになりますが、物語を通して、たきなの価値観は大きく変わり、千束の隣がたきなの居場所になったのですね。

 

 

 

 きれいにまとめたわけですが、正直なところ、たきなさんはまだ諦めていないんじゃないかとも思います!

 

 最終話、どうなるのか、本当にワクワクドキドキです!

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございした。

 早いもので、長らく感想を書き続けてきた「リコリス・リコイル」も次回第13話でついに最終回を迎えることになります。

 思い返せば、笑いと興奮、驚き、そして感動をくれた、本当に素晴らしい作品でした。この作品に出会えたことを本当に嬉しく思います。

 

 この物語の結末をしかと見届けたいと思います!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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「リコリス・リコイル 第11話『Diamond cut diamond』感想」印象に残ったこと3選 2022年夏アニメ

1. はじめに

 マズラプです。178回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」第11話『Diamond cut diamond』を視聴した感想を書いていきます。

https://youtu.be/2SXZNNCOraA より引用

 第11話は、物語が佳境を迎えていき、結末への期待と興奮を駆り立てる内容でした。

 要するに、視聴後「次回どうなるんだ!?めっちゃ気になる!」となりました!笑

 

 

 そんな第11話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 第10話の感想はこちらです。

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2. 第11話『Diamond cut diamond』を視聴して印象に残ったこと3選

①やっぱりウォールナットが最強のハッカーだぜ!

 第11話でまず印象に残ったのは、クルミが新たな千束用の人工心臓の存在を見つけたことです。

 

 第2話でリコリコのメンバーにクルミが加わってから、私は、バックアップ以外に、クルミにしかできないなんらかの役割があるのではないかと考えていました。その答えが今回ついに明らかになったわけです。

 

 正直なところ何をしているのかよく分かりませんでしたが、ネットに溢れた情報の中から、千束の人工心臓を見つけ出したクルミの手腕には、圧巻させられました。

 

 やはり我らがウォールナットこそが電脳世界最強ですね!

 

 

 喫茶リコリコを離れ、飛行機に搭乗しつつも、離陸するまでの間という直前の直前まで、千束の心臓の在処を探し続けるクルミの姿には胸を打たれ、私も画面の前で応援していました。

 ここまで全力を尽くすということは、リコリコで千束と共に過ごした日々は、クルミにとってもかけがえのない時間だったことの裏付けとも言えると思います。

 人工心臓の情報を手に入れるやいなや、即座に飛行機を降りたきなに連絡を入れ、リコリコに引き返していたことも、リコリコの日々の楽しさを物語っていると言えますね。

 

 クルミもまた、たきなと同じように、千束に心を動かされていたのですかね。

 

 

 クルミしか勝たん!

 ありがとうクルミ

 

 

 

 

②狂気的頭脳派系テロリスト真島

 第11話では、真島の頭の良さが表れている点がいくつもあり、想像を超えた真島の頭脳派な一面に驚きました。

 

 以下で、真島の頭脳派シーンについてお話ししていきます。

 

 

・延空木の上層にリコリスたちを誘導するシーン

 最初の配信ジャックで真島が自身の位置を間接的にバラしたのは、リコリスをカメラのある場所まで来させ、リコリスの姿を日本中に発信するための作戦であったことが分かりました。

 真島の考える本来の平和のありかたを取り戻すという目的を達成する真の作戦は、「秘匿された存在であるリコリスを公にすること」だったのですね。

 DA同様、私も度肝を抜かれました。

 しかも真島自身は、延空木にはおらず、似たような構造である旧電波塔におり、万が一にもリコリスに襲われない構えをとっていたことにも驚かされました。

 

 

 

・千束との戦闘シーン

 真島は、シャッターを下ろし、室内を暗闇にしました。

 これは、自身の武器である『耳』は生かしたまま、千束の武器である『目』を封じる作戦だったのです。

 自分の武器を最大限に生かしつつ、相手の武器は使用不能にすることで、真島側が圧倒的有利な盤面を形成することに成功していました。

 これは千束の実力を侮っていないことの表れであり、真島の堅実さが垣間見えました。

 

 さらに、「いいのか?そりゃ実弾だぞ?」と千束の信念すらも利用していました。

 全くもって余念がありませんでしたね。

 

 

 このように、今回の内容で、真島がいかに頭の切れる人物であるかがよく分かりました。

 

 さらに真島は、超人的な聴力も持っています。

 聴力を生かした戦闘は真島の独壇場とも言える強力さを誇っており、むしろこちらが本命と言えるでしょう。

 

 

 これらのことから、まさに真島はラスボスにふさわしい存在と言えますね。

 

 

 正直な話をすると私は、真島が登場した当初は、「ただの頭のネジが飛んでいる弱めの人」と勝手に思い込んでいました。

 まさか真島がここまでにやるやつだったとは…!

 

 

 見直したぜ!真島さん!

 

 でもテロリストだから早く捕まってくれ!!!

 

 

 

 

③たきな到着!

 そして、第11話で最も印象的なことといえば、やはり千束の元に駆け付けたたきなでしょう。

 

 

 DAに戻る最後のチャンスだと言われてもなお「ここでは千束を救えない。それだけです」と言い切る姿には、類い稀なるかっこよさを感じました。

 

 第9話の感想でも触れましたが、この言葉を受けて、物語を通してたきなの中の価値観が変わったことがより明白になりましたね。

 たきなは、自分の居場所をDAではなく「千束の隣」に決めたのですね。

 

 

 このたきなの価値観の変化は、この作品を語る上で欠かすことのできない重要な要素の1つだと考えているので、今後も何かあるたびに触れていきたいと思います。

 いやまぁ、たきなが推しキャラだからなのもありますけどねっ!

 

 

 

 これで役者は揃いました!

 千束!たきな!真島を倒してくれ!!

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 書き終わってみて、今回は結構コンパクトにまとめられているのではないかと思いました(当社比)。

 また上記で挙げた他には、「最後のチャンスなんだぞ」と、たきなを気遣うフキも印象的でした。フキはめちゃくちゃ真面目なだけで、根は優しい子なんですね〜。

 「卍アイデア募集中だ卍」には思わず笑ってしまいました笑

 

 残すところあとわずか!最後まで楽しんでいこうと思います!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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「リコリス・リコイル 第10話『Repay evil with evil』感想」印象に残ったこと3選 2022年夏アニメ

1. はじめに

 マズラプです。176回目の投稿になります。

 

 今回は、アニメリコリス・リコイル」第10話『Rpay Eli with evil』を視聴した感想を書いていきます。

https://youtu.be/sn-RBlHNGuU より引用

 第10話は、人生の最後を迎えつつある千束の切なさと、ついに始まった真島VS DAによる面白さが入り混じり、感動と興奮を同時に得られた回でした。

 

 あまりにもテンションが上がり、こんなツイートをする始末です笑

 

 

 そんな第10話を視聴して印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 第9話の感想はこちらになります。

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2. 第10話『Repay evil with evil』を視聴して印象に残ったこと3選

①千束との最後の時間

 第10話でまず印象的だったのは、自分のために他人の時間を奪いたくないからと、喫茶リコリコの閉店を決意した千束の姿です。

 

 今までみんなでワイワイしながらもしっかり連携し数々のミッションをこなしてきたリコリコの様子からは想像もできないほどのあっさりとした解散で、私自身も感情が全然追いつきませんでした。

 しかし、リコリコから離れていくクルミやミズキ、閉店準備を進める千束とミカを見ていると、リコリコは終わりを迎えたのだという実感が湧き、感慨深くなりました。

 

 さらに、千束の命も残りわずかであることも思い出され、クルミやミズキとの絡みやリコリコでの活動などの、楽しかった日常がこれで終わり、繰り返されることはないのだと考えると、胸に込み上げるものがありました。

 

 

 中でも、クルミ「世話になった」はとても印象に残りました。

 あのクルミが素直に礼を口にすることは意外でしたし、別れによる悲しさなのか千束を助けることができなかった悔しさなのか、感情を隠しきれずに声に出てしまっているように感じ、記憶に残りました。

 この一言から、クルミも、千束をはじめとしたリコリコでの日々、そして千束自身を、かけがえのないものとして考えていたことを推察でき、エモさを感じました。

 

 

 そして千束の「やっぱり、寂しいですよ」は最も印象的でした。

 リコリコ閉店間際も、いつものようにむしろそれ以上に明るく振る舞っていた千束ではありましたが、実際はやっぱり寂しかったんですね…。

 私の心は感動の渦に飲み込まれていました。

 

 そんな千束の姿を見ていると「みんな千束といて楽しいと思うし、時間を奪っているなんて考えなくていいよ…!」と伝えたくなりました。

 

 

 あとはたきなが頼りだ…!なんとかしてくれ…!!

 

 

 

 

②真島の真の狙い

 今まで延空木が次の標的であることを匂わせてきた真島でしたが、今回ついに真島の本当の狙いが明らかになりました。

 

 

 真島の真の狙いは、延空僕の破壊ではなく、作中日本の平和維持体制を崩壊されることだったのです。

 

 真島は、街の様々な場所に銃を設置し、そのことをセレモニーの配信を通して日本中に拡散しました。

 真島が延空木を狙ったのは、折るためではなく、セレモニーの配信をジャックし情報を拡散させるためだったのですね。

 

 そして、銃取引で得た銃は、真島たちテロ組織の武装ではなく、民間人のもとにばらまくためのものだったのです。

 第1話から今まで解明されていなかった銃取引の謎が、やっと明らかになったわけですね。

 

 

 銃を持った民間人が暴れれば、少なからず被害が発生しますし、もっと言えば被害が未然に防がれたとしても、目撃者は発生するでしょう。目撃者が発生すれば、瞬く間に情報が拡散され、日本にもテロ事件の危険は例外なく存在していることが周知されてしまいます。

 そうなれば、事故が全く発生していない(ことになっている)という現在の日本の平和は崩れ去ることでしょう。

 

 真島は、今の平和は見せかけの平和であることを知らしめるという目的を達成することができます。

 

 

 しかし、銃を持った民間人確保のためにリコリスを動かしてしまえば、警察以外の組織の存在が明るみになってしまいます。

 なぜなら、銃を持っただけの民間人は、テロリストと異なり完全な悪とは判断できず、殺害することによる、完全な口封じができないからです。

 

 

 これにより、リコリスを動かさなければ平和は崩壊し、リコリスを動かせばDAの存在が知られ、DAの存続が危うくなり、将来的に平和は崩壊するという、八方塞がりな状況に追い込まれてしまいました。

 

 果たして、DAはこの危機をどう脱するのか、千束不在の中たきなをはじめとしたリコリスたちはどう立ち向かうのか、今後の展開が非常に楽しみです。

 

 

 

 

③自分で選択することの大切さの示唆

 第10話では、千束と真島の発言で「自分で選択することの大切さ」について触れられており、印象に残りました。

 

 

自分の人生歩ませてくれたことに感謝する千束

 今回ついに、ミカの口から千束に向けて「ミカとシンジが千束を助けた本当の理由」が語られました。

 そしてそれを聞いた千束は「ありがとう先生。私に決めさせてくれてありがとう」と、変わらずに感謝の言葉を口にしました。

 

 シンジが自分に殺しをさせるために自分を助けたこと、自分の人助けはシンジの意向には沿わない行動であることなどを知ってもなお、千束はミカとシンジに感謝の思いを持っていたのです。

 千束は、戦闘力だけでなく、心も強い子なのだなと感じました。

 

 ミカの苦悩と千束の思いで、今回1番の感動の波が押し寄せてきたシーンでした。

 

 

 そして同時に、この千束の言葉は、自分の選択をすることの大切さについて示唆されていると思いました。

 「才能を活かせる与えられたこと嫌々する人生よりも、才能は活かせなくても自分のやりたいことを楽しくやる人生のほうが、幸せなことである」そんなメッセージを感じることができました。

 まぁ千束の戦闘技術は存分に生かされているわけで、千束の場合は、自分のやりたいことを楽しくやるために強引に才能を活用する人生と言ったほうが正確かもしれませんね。

 

 

 このことは、千束に限らず、私たちにも言えることなのではないでしょうか。

 自分で考え、選択した結果の人生を歩んでいきたい、そして自分が選択できる自由があることに感謝して生きていこう、そう思いました。

 

 

 

真島の思想

 今回は、真島と楠木がバチバチに議論を交わすシーンもありました。

 おそらく真島の場所を特定するための時間稼ぎを楠木が仕掛け、真島はそれに乗ったという場面だとは思いますが、議論は学術的に考えても非常に興味深い内容で楽しめました。

 

 特に「悲惨な現実を知らなければ、平和の意味さえ人々は忘れてしまうんじゃないのか?」は、耳にしたことのある「物事には必ず慣れがある」や「人々は日常の大切さを忘れがちである」というような考えを想起させ、『悪意の存在すら感じない平和』を的確に否定している発言で、面白いと感じ印象に残りました。

 

 

 そしてこの議論の中でも、自分で選択することの大切さに触れた発言がありました。

 それは、真島の「善悪の天秤ってのはな、どっちに傾くにしてもお前らみたいな存在に操られるべきじゃねぇ。バランスを取り戻さなきゃな」です。

 

 このことは、「善悪は人々の意思によって判断されるべきである」つまりは『人々が善悪の判断を下す余地を残すべきである』と捉えられ、自分で選択することの大切さを意味しているのではないかと考えました。

 以前の真島の「やりたいようにやる」「興味があったから依頼を受けた」といった発言から、真島は、自分の意思による選択であることを重んじているキャラクターであると見受けられるため、このような解釈も十分にできるのではないかと思われます。

 

 与えられた見方を鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えてみることが大切なのだなと考えさせられました。

 

 

 

 これらの2つから『自分の選択のもとで人生を歩んでいくことの尊さ、大切さ』が、このリコリス・リコイルという作品が提示しているテーマの1つなのではないかと考えました。

 

 第3弾PV発表後の公式サイトに表示されている Visual 03 には『選びとる未来』というフレーズが書かれていますし、信憑性は高いのではないでしょうか。

 

 各キャラクターのどんな『選択』が描かれていくのか、非常に楽しみです。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 「よしさんも確保する真島」「強行手段もとれちゃうたきな」「現場に同行する楠木司令」「お前には興味ないミラーのたきなと真島」「晴れ着千束」「ミカも出陣」など、今回も見所満載でした。

 一気に加速した物語が、どう展開されていくか、今から次回が待ち遠しいです!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

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