ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

『繚乱!ビクトリーロード』感想 印象に残ったこと 〜アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期 ED『夢が僕らの太陽さ』カップリング曲〜

1. はじめに

 

 マズラプです。132回目の投稿になります。

 今回は、先日4/27に発売されたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期 ED「夢が僕らの太陽さ」に収録されている「繚乱!ビクトリーロード」を聴いた感想を書いていこうと思います。

 

 

 今回は、印象的だったフレーズとそのフレーズを聞いて思ったことを箇条書きの要領で挙げています。

 

 みなさんの感想と見比べながら、楽しんで読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

2. 「繚乱!ビクトリーロード」を聴いた感想

 

・『繚乱!虹ヶ咲!』

 「繚乱」「入り乱れること、花が咲き乱れること」という意味を持つ言葉です。(

繚乱とは - コトバンク)

 

 また、繚乱を使った言葉に「百花繚乱」がありますが、この言葉には「優れた人物が一度にたくさん現れること」といった意味もあります。(百花繚乱とは - コトバンク)

 

 こう考えると、「繚乱」は、「個性溢れるキャララクターが一堂に会し、それぞれの良さを披露し合っている、仲間でライバルな虹ヶ咲」にぴったりの言葉だなと感じますね。

 

 

(以下からである調になります)

 

 

・『カワイイカワイイ超カワイイ!』(かすみ)

 「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ファンディスク 〜ときめき活動誌〜」特典のにじよんにて、語彙力豊富なランジュもかすみのことは「とにかくかわいかったわ!」と言っていたくらいだし、かすみにとっては「かわいい」が最高の褒め言葉なのだなと改めて思った。

 

 

・『ほんとだよ、ほんとかな?』(璃奈)

 この歌詞を聴いたら、これを思い出した。

https://youtu.be/pVHsVBg6EXI より引用

 

 

・『才色兼備のAi Ai AI』(愛)

 「Ai Ai AI」→「愛愛愛」→「愛×3」→「愛さん」ということなのか…!?

 

 

・『海を渡ってスイスイスイ』(エマ)

 『スイスイスイ』には、エマがスイスから日本に来たことに掛けていそうなフレーズだと感じた。

 

・『夢を育てるネイチャーガール』(エマ)

 「草木を育てるかのように夢を育てる女の子」「自然豊かな土地で育った女の子」の2つの意味が込められていると感じて、上手い表現だなと思った。

 

 

・『熟した果林は?刺激的ー!』(果林)

 なんて魅惑的な響きの言葉なんだ…!

 

・『夢への道は間違えない』(果林)

 果林の方向音痴という個性に触れつつ、自分の気持ちにはまっすぐに生きていることを表現するフレーズに仕上がっていて、とても好き。

 

 

・『アニメにゲームが大好き!』(せつ菜)

  僕も好き!(クソデカボイス)」

 

・『ホントの自分をさらけ出せ!』(せつ菜)

 やっぱりせつ菜といえばこれだよな(後方腕組み)。

 

 

・『桜坂しずく見参!』(しずく)

 まるで刀を携えているかのようで、「エイエ戦サー」を彷彿とさせる歌詞。

 

・『大きな明日へ飛び立ちます!』(しずく)

 こちらは「Solitude Rain」を思い出させる歌詞。

 「Solitude Rain」は「あの空へと『飛び出す』」なので、厳密には違うが、「飛び立つ」は空へ向かうことを連想させる言葉だし、「空」が、未来つまりは「明日」の比喩だと考えることもできるので、「大きな明日へ飛び立ちます」と「あの空へと飛び出す」は近い意味のフレーズなのではないかと考えた。

 このように、しずくパートは、しずくのソロ曲関連のフレーズが多いなと感じた。

 

 

・『寝ている人ははいぱっちん』(彼方)

 今回は、一緒にすやぴするのではなく、目を覚まさせるスタイルなのか!

 

・『みんな、もっと褒めちゃって!』(彼方)

 褒められまくって照れる彼方が見たい(切実)。

 

 

・ミアパート全体

 ネイティブ英語がめちゃくちゃかっこいい。

 

 

・『余計な心配無問題ラ』(ランジュ)

 アニメ2期1話や、にじよんからも見て取れるように、やはりランジュと言えば「無問題ラ!」だなと感じた。

https://youtu.be/9dUj1pJ1eq0 より引用

 

 

・『勝手な行動No No No』(栞子)

 この歌詞を歌っている栞子を想像したら、なんだかかわいくて笑ってしまった。僕も栞子に正されたい人生だった。

 

 

・『支えてくれるあなたが好き』(歩夢)

 「僕も好き!!」

 

 

・まとめ

 結論:早くライブで見たい

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 「繚乱!ビクトリーロード」は、今までありそうでなかった虹ヶ咲のメンバー紹介のような曲で、とても印象的でした。今からライブで披露されるのが待ち遠しいです(2回目)。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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小話「『タイヤ交換をしていたら感傷に浸っていた話』毎年の恒例行事で時の流れを感じる」

1. はじめに

 

 マズラプです。131回目の投稿になりました。

 久しぶりの「小話シリーズ」です。

 今回も日常生活で感じたことをざっくり書いていこうと思います。

 

 どうぞ気軽に読んでいってください。

 

 

 

 

2. タイヤ交換をしていたら感傷に浸っていた話

 

恒例行事『タイヤ交換』

 

 私は現在、冬には雪が降る地域に住んでいて、通勤等に自家用車を使用しています。

 そのため、年に「冬用→夏用、夏用→冬用」の計2回、自家用車のタイヤを交換をします。

 

 私は、父の教えにより、自分でタイヤ交換をしています。経費削減になりますね!☆

 

 自分でタイヤ交換をするとき、ナットを締める作業が一番疲れますね〜。ナットをしっかり締めなければならないので、工具を持つ手が圧迫されて、軍手をしていても手のひらが痛くなってしまいます。

 

 

 そんな大変さを味わいながらも、ちょうど先日、今年1回目となる「冬用→夏用」のタイヤ交換をしました。

 

 

 

ふと時の流れを感じる

 

 そんなタイヤ交換をしていると、ふと以前のタイヤ交換のときのことを思い出し、そこから派生して、様々な物思いに耽ってしまいます。

 

「大分タイヤ交換も手慣れてきたんじゃないか」

「去年の今頃は、今の職場で働く前だったな」

「冬用に替えたときは大分仕事に慣れてきてたな、あ、でもまだブログは始めてなかったのか」

「(作業中に流している)この曲のアニメ、考えてみれば1年も前からずっとハマってたのか〜」

「とりあえず働けてはいるし、貯金もさせてもらえてるし、ぼちぼちかな」

「仕事辞めて引きこもってた時期もあったけど、なんだかんだで生きていられてるな」

 

 

 

 そしてそんな思考は、未来のことにも向いていきます。

 

「また半年くらいしたら交換するのか〜」

「半年も働けば大分貯金も貯まるし、積み立て投資も増えるじゃん!」

「冬までブログ書いてたらネタ尽きてそう…、いや、自分に限ってそれはないか」

「半年後はまだ今の職場で働けてるよな… 来年はどうだろう」

「来年も今日と同じようにタイヤ交換してるのかな」

「あとどれくらいここで同じようにタイヤ交換できるのかな」

「10年後には見ている景色も変わっているのかな」

「まだ生きていられるといいな」

 

 

 そういったいろんなことを考えていくうちに、なんだか感傷に浸ってしまっていましたね。

 

 

 お盆やお正月といった、年に1度もしくは数回行う恒例行事みたいなものですね。

 

 こう考えてみると、何気なく参加している毎年の1つ1つの行事や出来事も、色付いて見えてきて、しっかり心にしまっておきたくなりますね。

 最近こんなことばかりです…。大人になってきた証拠なんでしょうかね〜。

 

 忘れたくないので、今後もこんな感じでブログに書くかもです!

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 エモい感じに仕上げることができました。

 みなさんも何気ないときに感傷的になってしまうことはありますでしょうか。

 気軽にコメント等していただけると嬉しいです。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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虹ヶ咲2期 第4話挿入歌「Eternal Light」感想 好きなカット4選 〜アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドルアイドル同好会」2期〜

1. はじめに

 

 マズラプです。130回目の投稿です。

 今回は、アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第2期 第4話挿入歌「Eternal Light」の映像の中から、私が選ぶ特に好きなカットを4つ紹介していきます。

 

 みなさんの好きなカットと比較しながら楽しんで読んでいただけると幸いです。

 

youtu.be

 

 

 大事なことなので最初に言っておきますが、直感的にトキメキを感じたカットを好きなカットとして挙げています。

 

 

 

 

2. 「Eternal Light」好きなカット4選

 

 登場するのが早い順に挙げています。

 

 

https://youtu.be/hzA2ddo0wNA より引用

 

 1つ目はこちらです。

 とにかく愛さんの高速ラップがかっこ良すぎました。

 

 ラップパートの中でも、椅子に腰掛けてのこのポーズに一番印象に残りました。

 

 煽っているというか挑戦的というか、そんな表情や仕草にトキメきました。

 

 

 ちなみに、ラップパートになるたびに「かっこいい!!」という思いで頭がいっぱいになるので、ラップの中身は全く頭に入ってきませんでした笑

 

 

 

https://youtu.be/hzA2ddo0wNA より引用

 

 2つ目はこちらです。

 こちらは、滑らかに指を回転させる動きがとても印象に残ったので挙げました。

 

 なぜ滑らかに指を回転させる動きがここまで私の心を掴んだのか、正直全く言語化できません…。歌のリズムとぴったりリンクしていたからでしょうかね。

 

 脳科学的の分野でなんらかの研究結果が示されていて欲しいと思う日々この頃です。

 

 

 まさか催眠術…!?(※あくまで個人の感想です)

 

 

 

 

https://youtu.be/hzA2ddo0wNA より引用

 3つ目はこちらです。

 ニコッと満面の笑みを浮かべる愛さんでございます。

 

 愛さんはウィンクだけでなく、両目が閉じているかのような「いっぱいの笑顔」も非常にかわいく、素敵だなと感じます。

 サイコーハートの『最高のスマイル』の部分の笑顔もそうですね。

 

 やっぱり愛さんには笑顔が一番似合いますよね!

 

 

 いっぱい笑う君が好き。

 

 

 

https://youtu.be/hzA2ddo0wNA より引用

 4つ目はこちらです。

 3つ目のカットの直後の果林さんのウィンクになります。

 

 この果林さんのウィンクを見たとき、果林さんの魅力が脳にダイレクトで届き、言葉を発することができなくなりました。

 

「あ……(大人の魅力に脳が満たさせる様子)」

 こんな感じになりました。

 

 余談ですが、このカットの一瞬あとの「手を閉じているときのカット」とめちゃくちゃ迷いました。

 

 

 果林さんのウィンクは、大人の魅力満載の妖艶な雰囲気を感じさせるもので、私には刺激が強すぎました。

 

 ウィンクにもメンバーそれぞれの個性を感じることができてトキメキっぱなしです。

 

 ウィンク最高!

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 結果的に、愛さん3枚、果林さん1枚の構成となってしまいましたが、自分の感じたトキメキに従った結果なので、後悔はしてません!

 いや、果林さんも好きなんですよ。本当です。信じてください。

 全く、ユニット曲は辛いぜ…!(嬉しい悲鳴)

 

 では、今後ともよろしくお願いします。

 

 

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「虹ヶ咲2期 第4話『アイ Love Toriangle』感想」印象に残ったこと4選 〜アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期〜 2022年春アニメ

1. はじめに

 

 マズラプです。129回目の投稿になります。

 今回は、アニメラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期 第4話『アイ Love Toriangle』を視聴した感想を書いていきます。

https://www.lovelive-anime.jp/nijigasaki/story.php より引用

 

 結論から言うと、控えめにいって最高 でした。

 

 毎話毎話、期待を軽く超えてきて感動しかありません。

 

 というわけで、そんな第4話を視聴して、特に印象に残ったことを4つ挙げていきます。

 

 どこを切りとってもトキメキが湧いてきて、話し始めるとキリがないので、頑張って短めに書いていこうと努力しています。

 

 では、どうぞ読んでいってください。

 

 

 第3話の感想はこちらです。

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2. 第4話『アイ Love Toriangle』を視聴して印象に残ったこと4選

 

 

①愛の本当の気持ちを引っ張り出す果林

 

 第4話で最も印象に残ったのは、「DiverDiva」結成の瞬間です。

 

 愛は、美里の胸の内を聞いたことで、自分を責めてしまい、スクールアイドルを辞めるとまで言い出してしまいます。

 

 そんな愛に対して、果林は「煽る」ような言動を取りました。

 

 そして、「ホントはスクールアイドル…もっともっとやりたいよ!!!」という愛の本当の気持ちを引っ張り出し愛は気持ちを持ち直すことができました。

 

 

 この救い方は、果林が愛に対して行った場合でしか成立しないなと感じ、トキメキを感じました。

 

 「他の人であればこんなことを言ったら心が折れてしまうかもしれない、でも私がライバルとして認めた愛なら、大丈夫、絶対に応えてくれる」そんな果林の気持ちを想像すると、エモさが溢れてしまいます。

 

 

 愛と果林、すなわち「DiverDiva」の2人の「認め合い高め合うライバル」というような関係性は、とてもシビれる、素敵なものだなと強く思いました。

 

 

 

 

②これが「Love Triangle」か…!

 

 ED直前で、美里は、果林のように愛と切磋琢磨できるような存在になりたいと話していました。

 

 果林が愛と美里に出会った意味が見出されていて、この終わり方は天才だなと思い、思わず拍手していました。はい、本当にしました。

 

 

 愛と果林は互いを認め合い高め合うライバル

 愛は美里から「楽しい」をもらい、美里は愛から笑顔そして「頑張る力」をもらう

 そして、果林は今の美里の目標

 

 

 なんて素晴らしい三角関係なのでしょうか。

 

 これが「Love Toriangle」か…!(確信)

 

 

 

 

③いろんな愛の表情にトキメいちゃう〜

 

 愛はいつも「元気で明るく笑顔」な印象を受けます。

 しかし第4話では、「みんなを楽しませたい」という愛の根幹を揺るがす出来事があったこともあり、愛の様々な表情を見ることができました

 

 美里の様子に不安を募らせる愛、「もしかして私のせい…?」と目を見開く愛、「でも本当はずっと傷つけてた…」と落ち込む愛、「そんな私がスクールアイドルなんてできないよ!」と自分を責め傷けてしまう愛、ライブ後に美里の姿を見つけて笑顔の中に涙を浮かべる愛__

 

 

 様々な愛にトキメきを感じ、より一層愛の魅力を感じることができました。

 

 まぁ一番は「ラップをする超かっこいい愛」なんですけどね!☆

 

 

 

 余談ですが、私はいろんな表情を楽しむタイプのオタクなので、今回の愛のように、いつも笑顔なキャラクターが落ち込んだり表情を歪めたりする場面を見ると、ギャップ萌えを感じ、グッときてトキメいてしまいます。

 

 なんだか本来のギャップ萌えとはベクトルが違うような気がしますが、おそらく誤差なので気にしないでください。

 

 

 これ以上深掘りするとヤバそうなのでこのあたりで終わります。

 

 

 

 

④愛の背中を押す璃奈

 

 ライブ前、璃奈が愛に後ろから抱き付き、「大丈夫、愛さんならきっと大丈夫」と声を掛けるシーンも印象的でした。

 

 アニメ1期では、愛に支えられ、一歩踏み出すことができた璃奈。そんな璃奈が、今度は愛の背中を押す___

 

 なんてエモいシーンなのでしょう。エモエモで尊みが深いです。

 

 

 語彙力が足りていませんが、どうしても触れたかったのでご了承ください。

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 いろいろ話してきましたが、結局のところ「『Eternal Light』がかっこよすぎた」に尽きますね。

 次回第5話は、栞子やランジュに進展がありそうな波動を感じているので、どうなるのか楽しみです! もちろん「A・ZU・NA」のストーリーも楽しみです!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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「処刑少女の生きる道 第4話『古都ガルム』感想・考察」印象に残ったこと3選 〜アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)〜 2022年春アニメ

1. はじめに

 

 マズラプです。128回目の投稿になります。

 今回は、アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」第4話『古都ガルム』を視聴した感想や考察を書いていこうと思います。

 

https://virgin-road.com/story/04.html より引用

 

 第4話を視聴して特に印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 余談ですが、いまだに作画が崩れておらず、クオリティが高いままであることにとても感謝しています。毎話の感想ごとに「作画が強い!」と書きたくなるほどです。

 どうか今後もこのままの作画でお願いします。(切実)

 

 では、本題に入ります。どうぞ読んでいってください。

 

 

 第3話の感想はこちらです

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2. 第4話『古都ガルム』を視聴して印象に残ったこと3選

 

①「なぜ殺すのか、それは私たちが悪人だからだ」

 

 第4話では、メノウが神官になるまでの過去にも触れられていましたが、その中で以下のフレアのセリフが印象的でした。

 

「なぜ殺すのか、それは私たちが悪人だからだ」

「そんな救いなど、そんな正しさなど、あってはならない」

 

 

 今まで私は、処刑人は「世界のため」という大義名分を持って、迷い人を処刑しているのだと思っていたので、このフレアの言葉には驚きました。

 

 確かに、迷い人は、純粋概念を持っていること以外は普通の善良な一般市民であることがほとんどで、その人たちを処刑するということは、ほとんど殺人であると言っても過言ではないかもしれません。

 このフレアの言葉は、そのことを忘れないための戒めなのかもしれませんね。

 

 

 もしくは、救いも正しさもない、そんな状況でも迷わず人を殺すことができる強靭な精神力が、処刑人には必要だったから、とも考えられます。

 

 迷い人は強力な純粋概念を持ち、善人ばかりということで、物理的にも精神的にも、決して殺しやすいとは言えません。そんな迷い人を処刑するには、優れた技術に加え、強い精神も必要であると考えれば、フレアの言葉にも辻褄が合います。

 

 

 いずれにしても、フレアの言葉を聞きながら、ナイフを持って敵を殺す訓練をしている様子は、まるで洗脳のようで、強烈に印象に残りました。

 

 

 

 

②誰よりも殺すために成長したメノウ

 

 第4話で描かれていた魂を漂白された直後のメノウと比較すると、アカリと旅をする今現在のメノウの言動は、見違えるように可愛らしい普通の女の子のようになっていました。

 

 しかしそれは、メノウが誰よりも多くの迷い人を殺すための修行を経た結果だったのです。

 

 

 正直な話、私としては、何らかの出来事とか誰かしらの人物の温もり的なものが、メノウの心を満たし、その結果今のような柔らかい表情や物腰ができるまでメノウの魂が修復された、的な話を考えていました。

 

 しかし実際は、より多くの迷い人を殺すために、フレアとの修行を経て身に付いたものでした。

 

 つまり、メノウの接しやすく優しそうなメノウの人柄は、相手と円滑なコミニュケーションをとり、相手を油断させて殺すための技術として形成されたものだったということです。

 

 このことを知ったときは、なんだかゾッとしました。

 

 いや、フレアも完全な悪人じゃなさそうな描写もありましたけどね! でも今のメノウの言動が人殺しのための技術の一環だって考えると、やっぱりエモさより怖さの方が大きいです!

 

 

 処刑人、恐るべし…。

 

 

 

 

③深まるメノウとアカリの仲。その影響は…

 

 第4話でも、メノウ、アカリ、モモの三角関係の構図が見られました。

 

 

 メノウが自分と一緒にいてくれないことに不満な態度を見せるほどメノウに好意を寄せていて、すぐに自分の愚かさに気付き謝ることもできるアカリ。

 

 なんだかんだ言いつつも、メノウを困らせないために行動してくれる、メノウが大好きなモモ。

 

 そして、顔が上の中のメノウ!

 

 

 この三者の絡みは見ていて幸せな気持ちになります。私は百合も好きなのでとても助かっています。

 

 

 

 それはそうと、今回もメノウとアカリの親密度は上がっていると感じました。

 

 メノウは、アカリの、「メノウと一緒にいたい」という心情や、「もうすぐ死んでしまう」という境遇を慮る様子を見せていました。そして、儀式までの時間を、オーウェルの依頼ではなく、アカリと過ごすことにあてることにしていました。

 

 

 「迷い人を処刑する」という任務の達成のみを考えるのであれば、アカリの気持ちなど気にする必要はなく、適当に説得すればいいはずです。しかしメノウは、アカリの気持ちを考えた行動を選択しました。

 

 このことは、メノウがアカリに対して好感を抱いてきている証とも捉えることができます。

 

 

 このままメノウがアカリに対して好意を寄せ続けると、個人的に前々から懸念していた「メノウがアカリに肩入れして処刑できなくなる問題」が発生しかねません。

 

 私としてはそんな展開も見てみたいので特に問題はありませんが、どう転ぶかハラハラさせられます。

 

 

 

 また、「メノウとずっと一緒にいたい」と願った結果、アカリが純粋概念を発動させてしまうのではないかとも考えています。

 

 儀式が行われる直前に、純粋概念を発動させ、『自分がメノウたちの世界に召喚された直後』まで世界を巻き戻し、「『メノウと出会ってから儀式が行われる直前までの時間』を無限に繰り返す」なんて強行に出そうな気がしないでもないので、今から気が気ではないです。

 

 

 

 次回第5話のタイトルが「さよなら」ということもあり、次回の展開から目が離せませんね…!

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 相変わらずメノウがかわいくで、見ていて心が幸せになります。

 前述しましたが、次回第5話が結構重要な回になりそうなので、今からワクワクが止まりません。

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

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「『勇者、辞めます』第3話『ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる』感想」学び、印象に残ったこと3選 〜社会人の方に見て欲しいアニメ〜 2022年春アニメ

1. はじめに

 

 マズラプです。127回目の投稿になります。

 今回は、アニメ「勇者、辞めます」第3話『ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる』を視聴した感想を書いていきます。

 

https://youtu.be/A8FO5aIaohs より引用

 

 今回も、社会を生きる上で大切な学びを得ることができました。

 

 というわけで、第3話で印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 どうぞ読んでいってください。

 

 

 第2話の感想はこちらです。

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2. 第3話『ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる』

 

①先入観を捨てることの大切さ

 

 今回の第3話では、「先入観を捨てることの大切さ」を学ぶことができました

 

 レオは、リリに対して、「幼稚で一筋縄ではいかない人」という先入観を抱いており、「普通に説明して教える」ということをしていませんでした。

 紆余曲折を経て、レオは「リリも普通に教えれば理解し受け入れてくれる」ことに気付くことができました。

 

 これにより、リリは適切な仕事の方法を身に付けることができるようになるでしょう。リリは人を思いやることができるという素晴らしい性格のキャラクターです。適切な方法を習得してしまえば、仕事の効率はどんどん上がっていくことでしょう。

 

 

 このように、ときに先入観は最善の選択をする際の妨げとなることもあり、先入観は捨て去るべきものであると言えます。

 

 

 

 「本当に頭がいい人の思考習慣100」(齋藤孝) においても、先入観を捨てることの大切さが述べられています。

 

 

 同書では「『こうあるはずだ』と決めつけてしまい、趣旨を取り違え、場合によっては解釈が正反対になってしまうこともあります」といったことや、先入観を取り払うことで、前向きに知識を吸収することができ、新たな学びの発見に繋がるといったことが記述されています。

 

 本当は自分にとって有益な情報であるにも関わらず、先入観を持っているがために、その情報を邪険に扱い、損をしてしまう、というのは、残念なことですね。

 

 同書では、投資の話が例に挙げられていました。

 私自身、投資についてはネガティブなイメージを持っていましたが、先入観だけで判断してはいけないなと思いいくつか本を読んでみると、適切に行えば安定して資産を増やすことができるものだというポジティブなイメージに変わっていました。

 

 

 このように、先入観を捨て去ることはとても大切なことなのです。第3話を見て、そのことを学べてよかったと思います。

 

 

 

 

②先入観を誘うようなミスリード

 

 かういう私も、リリにはレオと同じような印象を受けていました。

 

 リリは見た目や言動が幼く、「これは普通に話しても通じそうにないな…」と感じていました。

 極め付けは小学生の絵日記のような提出書類ですね。あれには思わず笑ってしまいました。

 

 

 しかしよく考えてみると、第3話終盤まで、誰かがリリに丁寧に説明しながら教えるといったシーンはありませんでした。(おそらく)

 

 つまりは、リリが「普通に説明して教えても理解せず受け入れない人」であるといった描写は存在していなかったのです。

 ということは、リリが「普通に説明しても理解せず受け入れない人」というのは、完全なる先入観であると言えます。

 

 レオだけでなく、私も先入観に侵されてしまっていたのですね…。

 

 

 そう考えてみると、視聴者に第3話で驚きを与えるために、それまでのストーリー展開は、リリに「普通に説明しても理解せず受け入れない人」という印象を植え付けるようなミスリードを仕掛けていたのかもしれないと考えました。

 

 気付いてみれば、作者の巧みな物語の進め方に拍手を送るばかりです。

 今後の展開も期待してしまいますね!

 

 

 

 

③オシャレなダブルミーニングタイトル

 

 最後に、第3話のタイトルについて触れておこうと思います。

 

 第3話のタイトルは『ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる』でしたが、このタイトルはダブルミーニングとなっているなと感じました。

 

 今回のストーリーで『気付き』を得たのは、リリとレオの2人であったと考えられます。

 

 

 リリは、レオの助言により、仕事をみんなで分担することの有用性に気付くことができました。これにより、物資運搬業務を効率よく遂行できていました。

 

 レオは、リリが普通の説明で教えれば理解し受け入れてくれることに気付くことができました。これにより、リリの教育の方法が確立できて、リリに業務を任せられるようになり、仕事における戦力が増え、魔王軍全体の仕事の効率も上がっていくことでしょう。

 

 

 このように、第3話のタイトルは、リリとレオどちらの視点としても解釈することができるダブルミーニングのものになっていると言えます。

 

 ダブルミーニングは、そのことを理解できたときに嬉しさや爽快感を得られること、なんだかオシャレな感じがすることから、個人的に好きです。

 

 今後のタイトルにも注目していきたいですね。

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 上記では真面目な感じの感想を述べていますが、正直なところもっとエキドナが話すシーンを見たい気持ちでいっぱいです。

 なんだか次回はエキドナの姿をいっぱい拝めそうな波動を感じているので、とても楽しみです!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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4. 参考文献

 

・「本当に頭がいい人の思考習慣100」, 齋藤孝, 2021, 宝島社

 

 

 

 

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「『処刑少女の少女の生きる道』 第3話『禁忌の【赤】』感想・考察 」「この作品、さてはタイムリープものだな…!? 〜アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)〜【2022年春アニメ】

1. はじめに

 

 マズラプです。126回目の投稿になります。

 今回は、アニメ「処刑少女の生きる道(バージンロード)」第3話『禁忌の【赤】』を視聴した感想を書いていこうと思います。

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https://virgin-road.com/story/03.html より引用

 

 始めにお伝えしておきますが、今回の内容は、「アカリの純粋概念」「この作品のストーリー展開、というかジャンル・作風」についての考察が主になっております。

 そして、とても長いです。

 

 というわけで、大変読み応えのあるものになっているかと思いますが、よろしければ読んでいっていただけると幸いです…。

 

 

 第2話の感想はこちらです。

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

2. 第3話『禁忌の【赤】』感想・考察「この作品、さてはタイムリープものだな…!?」

 

 

『処刑少女の生きる道(バージンロード)』はタイムリープもの説を考察

 

 第3話を視聴して、私のこの作品に対するイメージが大きく変わりました。

 

 詳しく述べますと、第3話を視聴して、「『処刑少女の生きる道(バージンロード)』は、タームリープものなのではないか」という考えを抱きました。

 

 タイムリープについては、こちらをご覧ください。タイムリープ - Wikipedia

 私としては、『時間が巻き戻る系』あるいは「過去を改変することができる系」の作品を表す言葉として、「タイムリープ」を使用しています。

 

 というわけで、以下でこの考えに至った理由や、この考えをもとにした考察等をお話ししていこうと思います。

 

 

 

 

第3話終盤のメノウのセリフ

 

 列車を止めたあと、メノウが意味深なセリフを残しています。

 

「もしかしたら、それは一度本当に起こったのかもしれない…

(中略)

 そしてアカリが時間を回帰させた…」

 

 このセリフを聞いたことが、この作品がタイムリープものなのではないかと考えるきっかけとなりました。

 

 

 

 

アカリの純粋概念は世界を巻き込む規模で展開可能!?

 

 メノウの考えていたことがもし本当に起こっていたことだとすると、アカリの純粋概念は凄まじいものであり、アカリの純粋概念がこの作品をタイムリープものたらしめていると言えます。

 

 

 アカリの純粋概念は、『時』を司るもので、『時を回帰させる』力です。

 

 この『時を回帰させる』対象が、アカリ自身や任意の1名のみではなく、世界全てでさえも可能だとしたら、タイムリープは可能になります。

 

 

 今回発生していたかもしれない列車事故を例に挙げてみましょう。

 列車事故後、アカリの純粋概念が世界を対象に発動します。

 すると、列車の脱線事故によって、壊れた列車、亡くなった人、発生した火災等の事象が、全て無かったことになり、世界に存在する人やもの等の全てのものが、列車事故が発生する前のある時点の状態に戻ることになります。

 

 

 これがこの作品のタイムリープの仕組みだと考えました。

 つまりは、アカリの純粋概念を起点として、タイムリープしているということであり、アカリの純粋概念は、この作品の鍵であると言えます。

 

 

 ちなみに、純粋概念は発動するたびに使用者の精神を侵食するから、無限に使用することはできないのではないかという話もあります。

 しかし、アカリの純粋概念が、アカリの純粋概念自身にも作用すれば、その問題は解消できます。

 つまり、アカリの純粋概念が発動した際に、その対象にアカリの純粋概念の成長度も含まれていれば、アカリの純粋概念の成長度も時間が回帰した時点のものにまで戻るので、何度も純粋概念を発動させることができる、というわけですね。

 

 なんかすごく壮大ですね…

 

 

 

 

「私もう残されるのは嫌だから」

 

 アカリがメノウに掛けた「私もう残されるのは嫌だから」というセリフも、タイムリープに関係していると考えられます。

 

 アカリのこのセリフは、メノウがアカリを残して死亡したことを想起させる言い回しで、アカリが実際にメノウが死亡するところを目にしたかのような発言です。

 もちろんメノウには心当たりはなく、何か引っかかるような反応をしています。

 

 このセリフも、アカリの純粋概念を起点としてタイムリープしていることを裏付ける証と捉えることもできます。

 もしかしたら、時間が回帰しても、アカリのみは記憶を持ち越すことができるのかもしれません。

 

 

 

 

時間が回帰する前の出来事を見て抱いた感情が、アカリの魂に刻まれる?

 

 しかしながら、上記のセリフは、後述する、時間が巻き戻ったような演出があるタイミングとは辻褄が合わず、アカリのみ記憶を残すことができるかは、まだ定かではありません。

 

 第2話でアカリが自分自身に対して『回帰』を使用したときは、状況をよく理解できていないようだったので、アカリ自身も記憶を持ち越すことはできないのかもしれません。

 

 

 私の見解としては、アカリも記憶を持ち越すことはできないが、アカリが抱いた強い感情は魂に刻まれ、時間回帰後でもなんとなく残っている、という可能性を有力視しています。

 このパターンは、なんだかエモさを感じるので好きです。

 

 

 第2話で、アカリはメノウとの出会いを運命と評し、初対面にも関わらず、メノウに心を許しています。

 第3話では、メノウを守ろうと自分が代わりに服を脱ごうとしたり、機関部にいるメノウのもとへ駆けつけたりしており、メノウを守りたいという思いを持っていることも分かります。

 これらのことも、アカリの魂に時間回帰前の感情が刻まれておりそれが、「自分でもわからないけどメノウが好き、メノウを助けなくてならない」といった思いを抱かせているのではないかと考えられる根拠と捉えることもできます。

 

 

 とはいえこの考えが真であるならば、アカリは第2話時点ですでに何度もタイムリープしていることになるんですどね… ははは…(渇いた笑い)

 

 

 

 

時間が巻き戻ったような演出

 

 第3話では、メノウが『原色ノ赤』、モモがアーシュナと戦闘していたとき、時間が巻き戻ったことを匂わせるような演出がありました。

 モモやアーシュナは「気持ち悪い」、メノウは「何か奇妙なことが起きた」と評しています。

 

 前述した内容を踏まえて推察するに、これは、列車事故が発生したあとアカリが純粋概念を発動させ、列車事故発生前のある時点まで時間が巻き戻った」のではないかと考えられます。

 

 

 

 

アカリの行動で、列車事故を免れているという事実

 

 実は、アカリの行動のおかげで、列車事故を防ぐことができている可能性が高いのです。

 

 アカリは、メノウのことが心配で、メノウの言いつけを無視して機関部まで移動してきました。

 その後、メノウはアカリが『原色ノ赤』に取り込まれることを恐れ、早急に『原色ノ赤』を撃破します。さらに、アカリと協力して列車を止める魔導を展開しました。それにより、列車は止まり、事故の発生は免れました。

 

 

 確かにアカリがいたおかげで、大規模魔導を発動できましたが、メノウはアカリの行動に激怒していましたし、メノウが導力を大幅に消耗してしまったのもアカリを守るためだったので、アカリの行動のおかげで列車事故を回避できたとは言えないように思えます。

 

 

 しかし、もしメノウがあのまま『原色ノ赤』をゆっくり倒す選択をとっていたらどうだったでしょうか。

 

 メノウが発動させた大規模魔導によって列車は止まりましたが、別の列車にぶつかる直前の状態となっていました。

 

 したがって、あとほんの少しでも大規模魔導の発動が遅れていたら、列車を止められず、事故が発生していたと考えられるのではないでしょうか。

 たとえメノウの導力を温存できていたとしても、『原色ノ赤』に手間取り、大規模魔導の発動が遅れていれば、列車事故は防げていなかった可能性が高いです。

 

 つまり、メノウは『原色ノ赤』を早急に撃破する必要があり、アカリを守るために『原色ノ赤』を強引に倒したことは事態を好転させていると言えます。

 さらに、アカリがいたことで、メノウは導力を大幅に消費してしまっていても問題がない状態になっていました。

 

 

 これらのことから、メノウのもとに移動したというアカリの行動によって、列車事故が防がれたと考えることができます。

 

 

 補足とはなりますが、列車事故の原因となった機関部の破損は、アカリがメノウのもとに移動する前に発生しているので、アカリの行動との因果関係はありません。

 したがって、アカリのとった行動は、事態を好転させる作用のみをもたらしたと言えます。

 

 

 そして、最も重要なポイントは、時間が巻き戻ったような演出の直後に、アカリが現れたことです。

 

 このことは、アカリが時間を回帰させたあとに、以前とは違った選択をとったことを示唆しています。

 過去に戻って前とは別の選択をするというのは、タイムリープものの醍醐味の一つと言えます。

 したがって、このことからも、アカリの純粋概念を起点としてタイムリープしていることが伺えます。

 

 

 

 

OPでメノウを蘇生させるアカリ

 

 最後に、実はOP映像にも、この作品がタイムリープものであることを示唆する表現があったことに気付きました。

 

 この作品のOP映像の終盤では、アカリがメノウの死体(骸骨)に触れ、メノウが生前の姿に戻っている様子が描かれています。

 

 この描写は、アカリの純粋概念の『回帰』により、「アカリが死んだメノウを蘇らせている」「アカリはメノウが死ぬ未来を回避しようとしている」と解釈することができます。

 

 このことからも、この作品がアカリの純粋概念を起点とした、タイムリープものであると捉えることができるのではないかと考えました。

 

 

 

 

3. おわりに

 

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 長々と私の考察に付き合っていただき、本当にありがとうございます。

 しかしながら、今回の内容は私の妄想である可能性も十分にあります。

 そうだったとしても、悔いはありません。

 様々な想像を掻き立てさせるくらい、「処刑書女の生きる道(バージンロード)」という作品が魅力に溢れているということですからね…!

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

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