ねおすかい、ねおマズラプ!

アニメ、ライトノベル、漫画、その他本、日常生活等から感じたことを書く「雑談」ブログです

本から得た学び投稿まとめ( #マズラプ本 #読書メモ でのポストまとめ) 〜2023年9月①〜

1. はじめに

 マズラプです。273回目の投稿です。

 

 今回は、「本から得た学びまとめ」と題しまして、本から得た学びを一覧にしてまとめていこうと思います。

 

 今回は、2023年9月に投稿したポストまとめ第1弾になります。

 

 

 


 私は「ToshoDan」というアプリを使用して、本から得た学びを『読書メモ』として記録・投稿しています。

 

「ToshoDan」とは

 「ToshoDan (トショダン)」は、本から得た気付きを積み重ねる『読書メモ × SNSアプリ』です。

 詳しくはこちらのサイト(ToshoDan)、もしくは以下の動画をご覧ください。

 (※本サービスは、2023年10月31日をもって終了することが決定致しました。)

 

youtube.com

 

 

 また、ToshoDanアプリの投稿共有機能を使って、毎朝1つ読書メモをX(旧Twitter)にも投稿しています。

 

 しかしながら、ToshoDanやXで投稿しても時間が経てば流れていってしまいますし、投稿を遡るのが大変であとで見返すのも一苦労だなと感じました。

 

 というわけで、それなら自分で振り返りやすいようにまとめておこうと思い立ち、各週ごとにまとめて記事を作成することにしました。

 

 1週間ごとにまとめておくと、「あのときはこんな本を読んでいたのか」といったように、あとで見返して思い出に浸りやすいな〜なんて考えた次第です。

 

 

 自分のための記録が主な目的ではありますが、本記事を読んで、ちょっとした学びや本選びの足しにしていただければ幸いです。

 

 ポストまとめのあとには、読んだ本の情報も載せておきますので、気になったものがあればぜひお手にとってもらえればと思います。

 

 

 

 

 前回の分はこちらです。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

 

2. 本から得た学び投稿まとめ 〜2023年9月①〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 本情報一覧

「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」(大平信孝, 2021, かんき出版)

 

 

 

 

 

冒険の書 AI時代のアンラーニング」(孫泰蔵, 2023, 日経BP)

 

 

 

 

 

「苦しかったときの話をしようか」(森岡毅, 2019, ダイヤモンド社)

 

 

 

 

 

「1日1分読むだけで身につくお金大全100」(頼籐太希, 高山一恵, 2022, 自由国民社)

 

 

 

 

 

「セールスコピー大全: 見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方」(大橋一慶, 2021, ぱる出版)

 

 

 

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 今回挙げた中では

「人は存在しているだけで、贈与の受け手としての価値がある」

「不安は勇敢さと知性の証」

「セールスコピーの本質は、売れるアイデアを探し、魅力的に発信すること。必要なのは『天才的発想力』ではなく『読み手を深く知ること』」

あたりが特に印象に残りました。

 

 

 不安を感じているということは、先が見えていて、自分が本能に抗おうとしているということ。

 不安を感じている自分を信じて、行動していきます!

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

5. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

【感想】「獄門撫子此処二在リ 獄門撫子此処二有リ」印象に残ったこと3選 〜圧倒的和風怪奇譚〜

1. はじめに

 マズラプです。271回目の投稿になります。

 

 今回は、ライトノベル「獄門撫子此処二在リ 獄門撫子此処二有リ」を読んだ感想を書いていきます。

 

 

・「獄門撫子此処二在リ 獄門撫子此処二有リ」(伏見七尾, おしおしお, 2023, ガガガ文庫)

 

 本作品を読んで特に印象に残った以下の3点について書いてきます。

 

①圧倒的な和風怪奇譚の世界

 好きな技は『こんじき』!

 好きな六道鉄鎖は『人間道』!

 

②『撫子』と『アマナ』だからこそ紡げた物語

 アマナが普通の人でないからこそもたらされたもの

 撫子が普通の人でないからこそもたらされたもの

 互いの存在を肯定できるようなかけがえのない出会い

 

③「あなたと出会わなければ…」ネガティブな言葉の裏に見える強い思い

 

 

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の 伏見七尾 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「獄門撫子此処二在リ 獄門撫子此処二有リ」を読んで特に印象に残ったこと3選

①圧倒的な和風怪奇譚の世界

 1つ目は、圧倒的な世界観が印象的でした。

 

 本作品は、圧倒的な知識量に裏打ちされた壮大な和風怪奇譚の世界が広がっていて、世界観だけでも十二分に楽しめました。

 

 

 特に、各話ごとに登場する怪異の姿形や攻撃手段が印象的で、和風テイストのもと一癖も二癖もあるものに仕上げられていて、作品の世界観に浸ることができました。

 

 系で形作られた魚とか、三色の光による攻撃とか、「そんなの何を食べていたら思い付くんだ!?」と思ってしまうものばかりで、もはや感動していました。

 

 

 1つ1つのキャラクター、技、道具などが、この作品の世界を彩る存在になっていたと思います。

 

 

 

 

好きな技は『こんじき』!

 そんな中で、私が最も好きだと感じた技は、幻術の極技『こんじき』です。

 

 作中では『心の傷を体の傷とする奥義』と称されていた技ですね。

 

 

 特殊能力バトルものにおいて、精神干渉系の技は、基本的に物理的にダメージを与えられないイメージがあります。

 しかしこの技は、精神に干渉することで、直接物理的ダメージを与えることができるのです。

 その点が、画期的かつ強力だと思いました。

 

 相手がどんなに強靭な肉体や強固な防御をしていても、ひとたび精神に干渉さえできてしまえば、それらを無視して大ダメージを叩き込むことができるのは魅力的ですね。

 

 

 

 そして何よりも、「相手が『良い人』であればあるほどダメージを負いそう」という点が気に入りました。

 

 心に痛みを感じる場合の多くは、後悔や罪悪感などが原因であると思います。

 そしてそれらは、善人つまりは『良い人』であればあるほど、感じやすいと考えられます。

 

 したがって、こんじきは、相手が良い人であるほど効果を発揮する技と言えるでしょう。

 

 

 そんなこんじきで致命傷を負った撫子は、自分の生い立ちを憎み、母に対して強い罪悪感を抱いていたことが分かりますね。

 対象への効き具合から、間接的にその人がどれくらい精神的な弱みを持っているかが明らかになるのも面白いなと感じました。

 

 

 また、相手が「良心の痛みや過去のトラウマなどない真の悪人」だった場合には、効力を発揮しなさそうな点も、中ボスの技といった感じで、個人的に好きです。

 

 

 

 

好きな六道鉄鎖は『人間道』!

 また、撫子の武器「六道鉄鎖」の中でどの『道』が最も好きかについても触れておきたいと思います。

 

 ズバリ、私が最も好きなのは、『人間道』です。

 

 

 人間道の鎖は、さまざまな武器の形に変化する効果を持っています。

 破壊力や派手さは他の鎖に劣るものの、多彩な攻撃から防御までこなす器用さには目を見張るものがありました。

 

 そのような、人間道の「状況に応じて様々な形に変化する」という性質が推しポイントです。

 

 この人間道の鎖の性質から「圧倒的な力はないものの、状況に応じて最適な状態に変化することができる。それが人間なのだ」というような解釈もできるかもと思いました。

 

 そう言われると、なんだか自分が人間であることが誇らしくなってくるじゃないですか!(※あくまで個人の意見です)

 

 

 こう考えたとき、なんだか人間道の鎖に愛着が湧きました。

 

 

 

 暴走覚悟の最後の切り札的存在の『地獄道』も捨てがたいですが、私は人間道を推します!

 

 

 

 

 

②『撫子』と『アマナ』だからこそ紡げた物語

 2つ目は、この物語は、『撫子』と『アマナ』だからこそ描くことができただと感じ、印象に残りました。

 

 

 撫子もアマナも普通の人間に憧れていました。

 しかし、私としては、2人が普通の人間ではない、今の『撫子』と『アマナ』だったからこそ、2人は出会い、物語が紡がれていったのだと思います。

 

 

 

アマナが普通の人でないからこそもたらされたもの

 アマナは、「自分よりもきれいな存在だから」と、撫子の存在を肯定していました。

 これは、「アマナがただの普通の人間ではなかったこと」が良い影響を及ぼしていると考えられます。

 

 ただの普通の人が言ったのなら、この言葉は、誰にでも言える薄っぺらい慰めになっていたでしょう。

 しかし、アマナが九尾の霊魂を発現していたことで、心からの言葉であることが保証され、撫子の心に届くものになったのではないでしょうか。

 

 

 自分の生を否定する撫子とって、アマナの言葉は、大きな救いをもたらしたのではないかと思います。

 

 

 

撫子が普通の人でないからこそもたらされたもの

 撫子が鬼の血を引いていたからこそ、アマナは『怪奇集めの用心棒』として、撫子を誘うことができたのだと思います。

 そもそも、撫子が普通の人間だったら、アマナと出会うことすらできていなかったでしょう。

 

 

 そして、撫子は、アマナの事情を把握した上でアマナを求めることで、アマナの拠り所となることができていました。

 もし暴走したら自分がアマナを取り戻すなんて言えたのは、鬼の力があったからこそですし、やっぱり撫子じゃなきゃだめだったんだと思います。

 

 

 

互いの存在を肯定できるようなかけがえのない出会い

 鬼と人の狭間にいる撫子、狐と人の狭間にいるアマナだからこそ、この関係は成立したんだと思います。

 

 

 

 アマナも撫子も、もっと自分のことを好きになってほしい。

 アマナにも撫子にも、一緒にいたいと思ってくれる、大切な相手がいるのだから。

 

 そう思わずにはいられないほどに、お互いの存在の肯定につながるような、かけがえのない出会いだったと、私は思います。

 

 

 

 

 

③「あなたと出会わなければ…」ネガティブな言葉の裏に見える強い思い

 3つ目は、「ずっと鬼でいられたのに」をはじめとしたネガティブな言葉を、撫子が放った場面が印象に残りました。

 

 この場面から、撫子の思いの強さが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 私の印象では、この場面は「もっと一緒にいたい」というような言葉を使う流れだと感じました。

 しかし、撫子は「あなたと出会わなければ」や「逃がさない」といった言葉を使っていました。

 

 それはなぜなのだろうか考えてみました。

 

 

 その結果、「あえてネガティブな言い回しを使うことで、思いの強さを感じることができるのではないか」と思い至りました。

 

 「一緒にいると楽しい」ではなく「一緒にいないと辛い」とすることで、同じような内容ですが、後者の方がよりことの重大さを感じられると、私は思いました

 

 

 「これからも関係を継続させてなくてはならないものにしたい」ではなく「もうなくてはならないものになっているから関係を終わらせることを許さない」というか、

 

 「継続の希望」ではなく「喪失の拒絶」というか、

 

 失うことの辛さを語ることで、今得ていることの大切さを表しているというか、

 

 

 ピタッとハマる言葉が見つかりませんが、そのようなニュアンスが含まれた言葉だったのではないかと考えました。

 

 

 

 とにもかくにも、アマナは撫子にとって、かけがえのないものになっていたことは確かだと思います。

 それほどまでに、撫子にとって、アマナの存在が大きなものになっていたのですね。

 

 本当に2人が出会えてよかったなと、改めて思いました。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 上記の内容以外に、本作品では、思わず笑ってしまうような面白おかしい場面もたくさんありました。

 

 「ツンがあまりにも強すぎるツンデレな桐比等さん」「撫子とアマナの軽口の応酬」「食べ物への食い付きがすごい撫子」あたりが、特に面白かったです。

 

 

 もっと撫子とアマナの物語を見ていたくなりました。

 続編の発売を心から願っています! 

 

 

 また、本作品はコミカライズでの展開も決定しているようです。

 そちらも楽しみですね。

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

 

4. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

本から得た学び投稿まとめ(#マズラプ本 #読書メモ でのポストまとめ) 〜2023年8月④〜

1. はじめに

 マズラプです。270回目の投稿になります。

 

 今回は、「本から得た学びまとめ」と題しまして、本から得た学びを一覧にしてまとめていこうと思います。

 

 今回は、2023年8月に投稿したポストまとめの第4弾になります。

 

 

 

 

 私は「ToshoDan」というアプリを使用して、本から得た学びを『読書メモ』として記録・投稿しています。

 

「ToshoDan」とは

 「ToshoDan (トショダン)」は、本から得た気付きを積み重ねる『読書メモ × SNSアプリ』です。

 詳しくはこちらのサイト(ToshoDan)、もしくは以下の動画をご覧ください。

 

 

youtube.com

 

 

 また、ToshoDanアプリの投稿共有機能を使って、毎朝1つ読書メモをX(旧Twitter)にも投稿しています。

 

 しかしながら、ToshoDanやXで投稿しても時間が経てば流れていってしまいますし、投稿を遡るのが大変であとで見返すのも一苦労だなと感じました。

 

 というわけで、それなら自分で振り返りやすいようにまとめておこうと思い立ち、各週ごとにまとめて記事を作成することにしました。

 

 1週間ごとにまとめておくと、「あのときはこんな本を読んでいたのか」といったように、あとで見返して思い出に浸りやすいな〜なんて考えた次第です。

 

 

 自分のための記録が主な目的ではありますが、本記事を読んで、ちょっとした学びや本選びの足しにしていただければ幸いです。

 

 ツイートまとめのあとには、読んだ本の情報も載せておきますので、気になったものがあればぜひお手にとってもらえればと思います。

 

 

 

 前回の分はこちらです。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

 

2. 本から得た学び投稿まとめ 〜2023年8月④〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. 本情報一覧

「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」(三宅香帆, 2023, ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

 

 

 

 

冒険の書 AI時代のアンラーニング」(孫泰蔵, 2023, 日経BP)

 

 

 

 

 

 

「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」(大平信孝, 2021, かんき出版)

 

 

 

 

 

「1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365」(デイヴィッド・S・キダー, ノア・D・オッペンハイム, ブルース・K・ヤング医学博士, 2019, 文響社)

 

 

 

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 今回挙げた中では

「長文を書くにあたって、書き終えることがもっとも大事」

「文章を修正するクセをつけることが、文章を書き終えるハードルを下げることにつながる」

「今分かっていることと分かっていないことを聞き、自分で考えるべきことを明らかにするのが専門家との良い関係」

あたりが特に印象に残りました。

 

 

 まずは書き終えることを念頭に置いて、今後もブログを書き続けていこうと思います!

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

 

5. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

読み終わった本と感想まとめ 〜2023年8月〜

1. はじめに

 マズラプです。269回目の投稿になります。

 

 今回は、2023年8月に読み終わった本とその感想をまとめた記事になります。

 

 

 2023年8月は、実用書・小説・ライトノベル合わせて、計6冊読み終わりました。

 

 

 私の最も推しているコンテンツである「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の待望の小説版や、前々から気になっていた小説、さらには運命のような出会い方をした実用書など、今月も素晴らしい本たちを読み終わることができました。

 

 まさに読書家冥利に尽きる1ヶ月だったと言っても差し支えないでしょう。

 

 

 

 また、毎日行っている読書メモ投稿が始めてからちょうど1年になっていたり、当ブログの累計閲覧数が大台の30000を達成できたりと、何かしら1つの節目を迎えることができた月でもありました。

 

 

 

 

 自己満足ではありますが、節目を迎えられると、ここまで続けることができたのだなと達成感を感じることができますね。

 

 これからも、読書をはじめとした日々の習慣をコツコツ積み上げていきたいと思います!

 

 

 

 

 本記事は、本の紹介というよりは、自分のための記録という意味合いが強い内容になっております。

 

 以下では、本ごとに「本のタイトル」「感想ツイート」「感想ブログ(書いていれば)」を掲載しています。(掲載順は、読み終わった順番になっています)

 

 

 私の読書の軌跡とともに「こんな本もあるのか〜」という姿勢で気軽に読んでいただければと思います。

 

 

 先月の分はこちらになります。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

 

2. 2023年8月に読み終わった本と感想まとめ

「手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜」(喜多川泰, 2007, ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

 

 

 

 

「教室が、ひとりになるまで」(浅倉秋成, 2021, 角川文庫)

 

 

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)」(入間人間, 中谷鳰, 2019, 電撃文庫)

 

 

 

 

 

 

「小説版ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫〜フレイムソード・プリンセス〜」(五十嵐雄策, 火照ちげ, 相良, 2023, 電撃文庫)

 

 

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」(三宅香帆, 2023, ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 

 

「獄門撫子此処二在リ 獄門撫子此処二有リ」(伏見七尾, おしおしお, 2023, ガガガ文庫)

 

 

 

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 余談ですが、今年も「今年読んでよかった本」という記事を書こうかなと思っています。

 2022年版はこちらです。

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 そこで候補を考え始めているのですが、候補が多すぎて困っています!(嬉しい悲鳴)

 

 それくらい読書に励んでいるということなので喜ばしいことではありますが。

 

 候補選びから楽しみながら、記事作成を頑張ろうと思います!

 

 

 では、今後もよろしくお願いいます。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

4. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

【感想】推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術 印象に残ったこと3選 〜推し発信の指南書〜

1. はじめに

 「推し発信をしている今の自分に、こんなぴったりな本があるのか!?」

 それが第一印象でした。

 

 

 

 マズラプです。268回目の投稿になります。

 

 今回は、実用書「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」を読んだ感想を書いていきます。

 

 

 

・「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」(三宅香帆, 2023, ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

 

 以下では、本書の全体的な雰囲気と、特に印象に残ったことを3つ挙げていきます。

 

 

本書の全体的な雰囲気

「推し発信の指南書」

 

特に印象に残ったこと3つ

①感情を保存するために感情を言語化する

②書き終えることが何よりも重要

③個性は誰かの真似から染みだしてゆくもの

 

 

 

 今回の記事は、「印象に残ったことを書くことで自分の記憶に定着させたい」「本書を読んだことのない人が本書を読むきっかけをつくりたい」という考えのもと作成しております。

 

 本記事を読み、本書の内容に触れることで、少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

 

 とはいえ、そんなに気負わないでいただいて大丈夫です。

 ぜひ本記事は「ちょっと知見を広げようかな」といった気軽な気持ちで読んでみてください。

 

 

 

 

 

2. 「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」の全体的な雰囲気

 まずは、私の感じた本書の全体的な雰囲気について書いていきます。

 

 本書を読んでみて、「推し発信の指南書」という印象を受けました。

 

 

 本書では、推しについて語るための心得や、具体的なノウハウが記載されています。

 

 第1章、第2章では、推しについて語る意味や、推しについて語る際の心得や大切にすべきことについて述べられています。

 その後、第3章〜第5章では、推しについて「しゃべる」、推しについて「SNSで発信する」、推しについて「書く」というシチュエーションごとに、ノウハウや重要なことについて書かれています。

 

 

 このように、本書は「推しの素晴らしさを語りたい!」つまりは「推しの素晴らしさを自分の外に向かって発信したい!」という人にとって、力になってくれる本だと言えます。

 

 私自身も、日々自分の好きなコンテンツの感想を発信しているので、本書の内容は非常に参考になりました。

 

 

 「推しについて語りたい!」という思いを持つ方には、ぜひ手にとってほしい1冊です。

 

 

 

 

 では次に、本書を読んで特に印象に残ったこと3つについて書いていきます。

 

 

 

 

 

3. 「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」を読んで特に印象に残ったこと3選

①感情を保存するために感情を言語化する

 1つ目は、「感情を保存するために感情を言語化する」という考え方が印象に残りました。

 

 言葉は、自分の好きな感情、好きな景色、好きな存在がいつかなくなってしまうとしても、いつでも取りだして愛でることができるように、保存するためのものです。あなたの感情を保存しておけるのは、あなたの語る言葉だけなのです。

 ……というわけで、軽率に、気軽に、推しを語ろう!

 

 「感情を保存するために感情を言語化する」という考え方は、この本を読んではじめて知りました。

 

 それにより、推しについての発信の新たなモチベーションを獲得することができ、今まで以上にやりがいを感じることができるようになりました。

 

 

 どうしても時間とともに記憶や感情は薄れてしまいますし、感情のもととなったものも変化したり無くなってしまったりしていきます。

 でも、そのときの感情を自分の言葉で言語化し文章にしておけば、その感動は未来永劫残り続けるのです。

 

 「あのときはこんな気持ちを感じていたんだな」と思い返して心を温められる、そんな未来のために、今感じた感情を言語化していこうと思いました。

 

 

 今では「感情は薄れていく、自分の感情を保存できるのは自分の言葉による言語化だけ、それなら今すぐ語らなきゃ!」そんな熱い気持ちが湧き上がってきます。

 

 

 

 推しについての発信のやりがいをより一層感じることができるようになった言葉です。

 

 

 

 

②書き終えることが何よりも重要

 2つ目は、「書き終えることの重要性」が印象に残りました。

 

 どんな文章でも、アイデアだけなら誰でも思いつきます。でも、その頭の中にあるアイデアを文章にして書き終えて、世に出すまでは遠い道のりなんです。その遠さをいつも実感しています。

 だからこそ、道のりを遠く感じても、とりあえず書ききってほしい。

 

 ぶっちゃけ、書き終えること以外に書き終えるまでに重要なことなんて、ないです!

 とにかく最初は、「書き終えただけ、えらい」と自分で自分を褒めながら、最後まで辿り着きましょう。言葉が変でも、文脈がおかしくても、ここでは書き終えることに勝る目的は存在しません。

 

 この考え方を知ったことで、心が軽くなり、文章を書く気力が得られました。

 

 

 今まで私は、長文において、書き終えることの大切さを認識していませんでした。

 「書き終えることなんで当たり前で、簡単に乗り越えるべき段階」そんなふうに思っていました。

 

 しかし、文章を書き終えることも、十分立派なことだったのですね。

 

 

 このことを知ったことで「今まで書き終えてきた自分、そしてこれから書き終える自分」を褒め、誇っていこうと思いました。

 

 

 今まで様々な文章を200回以上投稿してきた自分のことを、素直に「すごい」と気付け、「今までの自分、よく頑張った!」と自分で自分を褒められるようになりました。

 

 そして「文章はとにかく書き終えればいい。そしてそれを今まで200回もやってきたんだらか、これからも絶対できる」と考えられるようになり、文章を書く心理的ハードルが大きく下がったように感じます。

 

 

 

 文章を書くやる気を出させてくれた言葉です。

 

 

 

 

③個性は誰かの真似から染みだしてゆくもの

 3つ目は、「誰かの真似をしていくなかで、どうしてもはみだしてしまうものが個性」という考え方が印象に残りました。

 

 そして、誰かの真似をしていくなかで、どうしてもはみだしてしまうものが、自分の個性になるんです。最初から個性を出そうと考えるよりも、自分の好きな発信を模倣していくなかで、なぜかお手本と違ってしまうところが個性になる。

(中略)

 個性は、誰かの真似から染みだしてゆくもの。

 

 こちらの内容を読んで、私も自分の好きな文章を見つけて、それを模倣していくことから始めようと思うことができました。

 

 

 

 「個性を出すためにまずは真似をする」という考え方は目から鱗で、驚き心に響きました。

 

 個性というものは、闇雲に自分だけで書くのではなく、手本を真似ていくことで、はじめて形成されていくものなのですね。

 

 よく考えてみれば、確かに、個性というものは、他者との比較によって初めて見出されるものですし、自分の中だけで個性が生まれることはないということにも頷けます。

 

 

 本書でこの考え方とそれに基づいた学習方法を学ばなければ、一生自分で文章を書くだけで、なんの変化も成長も得られていなかったかもしれません。

 

 この考え方に出会えただけでも、本書を読んでよかったと思います。

 

 

 

模倣は手札を増やすことと同義

 また、話は少しズレますが、「自分の好きな文章を書く◯◯さんならどう考えるだろうと考えても、実際に内容を考えているのは自分なため、模倣にならない」という点も参考になりました。

 

 つまり、自分の好きな文章を書く人の文章体をトレースすることは、自分の書き方の手札を増やしていることと同義なのだなと感じました。

 

 そういった意味でも、文章を模倣していこうと思いました。

 

 

 

 

 

 

4. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 冒頭でも述べましたが、本書は「今の私にとってぴったりの一冊」でした。

 この本に出会えたことは、一生の財産になると思います。

 

 本書を書いていただいた 三宅香帆 先生、本当にありがとうございます。

 

 

 さらなる出会いを求めて、これからもたくさん本を読んでいこうと思います!

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

 

5. 出典

「推しの素晴らしさを語りたいのに『やばい!』しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術」(三宅香帆, 2023, ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

 

 

 

 

 

6. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

【感想】「私を喰べたい、ひとでなし」7巻収録 第28話『愛し子』の語りたいことを語り尽くす記事(特に印象に残ったこと2つ+その他たくさん)

1. はじめに

 その『約束』は、目の前の希望と引き換えに、二人を破滅と絶望へ導く__

 

 

 

 マズラプです。267回目の投稿になります。

 

 今回は、漫画「私を喰べたい、ひとでなし 7」収録の第28話『愛し子』の感想を書いていきます。

※ネタバレありです

 

 

 

 単行本第7巻を購入し読了したわけですが、あまりにも第28話の衝撃が強すぎたので、今回は第28話に絞って感想を書いていくことにしました。

 

 また、その分、語りたいことをすべて語り尽くす勢いで、感情を書き綴っていこうと思います。

 

 

 本記事の流れとして、比名子と汐莉が対話する『対話パート』と、約束をし直す『約束パート』の2つに分け、語りたいことを語っていこうと思います。

 

 各パートごとに、まず特に語りたいことを1つ挙げ、その後に他に語りたい内容について簡単に触れていきます。

 

 

 第28話を読んで、印象に残ったことは以下の通りです。

 

①対話パート

パワープレイになってしまう汐莉

 

対話に臨む覚悟を持っていた汐莉

対話直前の会話から心がいっぱい

思いをぶちまける比名子

偶然の何がいけないんですか

 

 

②約束パート

「どちらも絶望することが確定している」その場凌ぎの約束

 

対話を諦めてしまった汐莉

約束の果てには…

汐莉の心も雨模様

汐莉の血を飲んじゃった比名子

 

 

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の 苗川采 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「私を喰べたい、ひとでなし」第28話『愛し子』を読んで印象に残ったこと

①対話パート

パワープレイになってしまう汐莉

 対話パートで最も印象に残ったのは、対話で思うような結果が得られず、パワープレイになってしまう汐莉です。

 

 

 「いったい何度言わせれば気が済むんですか」

 「死ぬな 生きろ と言っているんです」

 

 このときの汐莉は、一見高圧的な態度をとっているように見えますが、同じことをただ強く言い直すことしかできていないとも言えます。

 

 私には『自分の気持ちをうまく表現できずに泣き喚いている子供』のようにも見えました。

 

 

 「どうして自分の気持ちが伝わらないんだ。でも他にどんな言葉を紡げばいいのか分からない。」そんな思いが汐莉から感じられるかのようです。

 

 

 

 いつもは飄々としたり回りくどいことをしたりと、あたかも狡猾な人間のような振る舞いをしている汐莉。

 しかし、その本質は今まで対話を諦めてきた化け物。

 

 対話をする決意をしたといっても、人間のようにうまく言葉を紡げるようにはなれなかったのですね。

 

 

 せっかく対話する決意を固めたのに、比名子に思いが伝わらず、言葉を装飾することもできない。だから語気を強めて押し倒すという力技に頼るしかない。

 そんな汐莉の息苦しさや焦燥感を感じ、胸が苦しくなりました。

 

 

 

 

対話に臨む覚悟を持っていた汐莉

 対話の際の汐莉の姿勢も印象的でした。

 

 

 「死なないでください」と口にしたとき、汐莉は、いつものような笑い顔ではなく、真剣な表情をしていました。

 

 これは、対話を放棄していた普段の汐莉とは違うことの表れとも捉えられます。

 

 つまり、今回の汐莉は対話をするという意志を持っているということであり、汐莉の言葉は嘘偽りのない本心であると言えます。

 

 

 普段飄々としているキャラクターの真面目な表情は、より一層真剣度合いを感じられて好きです。

 

 汐莉がどれだけ比名子のことを思っているのかが伝わってきて胸をうたれました。

 

 

 

対話直前の会話から心がいっぱい

 対話に入る直前の2人の会話も好きです。

 

 比名子の「話すことなんて今の私たちにある?」は、「ある?(いやない)」というニュアンスが込められている、疑問系ではなく確定系の質問のように聞こえました。

 

 笑顔なのも相まって、比名子の心がいかにぐちゃぐちゃになっているのかが感じられるシーンだったと思います。

 

 

 それに対して、ええと断言する汐莉も、対話への強い意志を感じられてよかったです。

 

 

 

 

思いをぶちまける比名子

 汐莉の言葉を受けたあとの「もう放っておいてよ!」「戻れるわけないじゃない!」と泣き叫ぶ比名子も印象深かったです。

 

 

 ここまで声を荒げる比名子は初めてで、比名子が本当にどうしようもない状況に立たされているのだなということが、いやでも伝わってきました。

 もう見ていられなかったです…。

 

 そしてその言葉を聞いた汐莉の気持ちを考えたとき、あまりにも辛くて、心が抉られるようでした。

 

 

 

 話は変わりますが、正直ことを言うと、私は負の感情をぶちまける女の子の姿にも萌えを感じるので、今回の比名子の姿にはグッときていました。

 

 かわいそうはかわいい…。

 

 

 

「偶然の何がいけないんですか」

 汐莉の「偶然の何がいけないんですか」という言葉もよかったです。

 

 

 別の人だったかもしれない『可能性』に注目する比名子に対し、汐莉は、比名子と出会えた『結果』に注目しているのですね。

 

 

 比名子との出会いが良いものでなければ、そうは思わないのではないでしょうか。

 

 つまり、汐莉にとって、比名子との出会いそして比名子はとても大切なものとも言えます。

 

 

 この言葉からも汐莉の比名子への思いの強さが分かりますね。

 

 

 

 

 

②約束パート

「どちらも絶望することが確定している」その場凌ぎの約束

 約束パートで最も印象に残ったのは、結び直された約束です。

 

 

 今回結び直された約束の辛いところは、2人とも希望を叶える代わりに絶望を享受しなければならないことが確定していることだと思います。

 

 

 第2巻収録 第5話『希望の海』で交わされたときには、汐莉の内情は明確になっていなかったため、比名子が絶望することしか分かりませんでした。(詳しくは以前投稿したこちらの記事で話しています。)

pmp68096801.hatenablog.com

 

 

 しかし今回結び直された約束は、"2人“ がしかも“確実に" 希望だけでなく絶望も享受することが確定しています。

 

 汐莉は「絶望のあとに希望が残っている比名子のほうがいいよね?」みたいなことを言っていましたが、結局はお互い絶望することに変わりありませんし、絶望の度合いも希望と同程度のものと言えるので、どちらも精神的につらいことに変わりはないと思います。

 この汐莉の言葉は、どうにか比名子に約束を結び直させるための方便のようなものかもしれません。

 

 

 まさに、今目の前の比名子の命を繋ぎ止めるためだけに結ばれた『その場凌ぎの約束』と言えるでしょう。

 

 

 かりそめの希望と引き換えに、破滅と絶望へ導く約束を結んだ2人。

 果たしてどのような展開が待っているのでしょうか。

 

 

 全く希望を感じられなくて、もはや悟りを開くしかなくなっています。

 だがそれがいい

 

 

 

 

対話を諦めてしまった汐莉

 「約束ちゃんとし直しましょう」と提案した汐莉の顔は、いつもの貼り付けたような笑顔になっていました。

 

 このことはつまり、「汐莉が対話による説得を諦めてしまった」ことを意味するのではないでしょうか。

 

 対話を諦め、その場凌ぎの約束をするという、今比名子を死なせないための最低限の選択をとることしかできない。

 そんな汐莉の心境を想像すると、胸が痛みました。

 

 

 

約束の果てには…

 さて、仮に約束が果たされるような状況になったらどうなるのでしょうか。

 

 

 比名子に生きてほしいという思いを抱えたまま汐莉が比名子を喰らうのか

 

 それとも比名子を守るために美胡が汐莉の前に立ち塞がり、まるでそれを予期していたかのように汐莉は手を抜き美胡に殺されてしまうか

 

 はたまた、契約を無視し、契約を破った代償として汐莉の命が絶たれてしまうのか

 

 

 

 いずれにしても、そんな情景を想像しただけで胸が苦しくなりますし、もしそんな結末だったとしたら、心が壊れてしまう自信しかありません。

 

 

 どうにかしてみんな幸せになってくれませんか…?

 

 

 

汐莉の心も雨模様

 汐莉の頬を伝う雨が、汐莉の涙であるかのように見える描かれ方も印象的でした。

 

 まるで、汐莉の内面を表しているかのようです。

 

 対話はうまくいかず、その場凌ぎの約束でしか比名子を生かすことができない現状を受けて、汐莉も辛く苦しかったのではないでしょうか。

 

 きっと心の中では汐莉も涙を流しているのではないか。

 そう思わずにはいられませんでした。

 

 

 差し込まれる比名子の過去の姿も相まって、胸が痛む描写でした。

 

 

 

汐莉の血を飲んじゃった比名子

 最後に、汐莉の血を飲みこんでしまった比名子も印象的でした。

 

 

 なんか、血を飲み込む女の子にグッときてしまうんですよね。

 

 

 また「飲んじゃった…」というセリフも、「能動的にではなく受動的に」という様子が伝わってきて好きです。

 

 

 最後の最後がこの内容というのも締まりませんが、言いたいことはすべて言ったので満足です!!

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 いつもは「感じたことの中から特に印象的だったものをいくつか挙げる」という形で書いているので、「感じたことをすべて書き尽くす」というのは、今回初めての試みでした。

 

 それほどまでに、この第28話『愛し子』が、私にとって強烈な内容だったということを感じていただければと思います。

 

 

 苗川先生、いつも素晴らしい物語をありがとうございます。

 かげながら今後も応援しております。

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

 

4. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

【感想】「魔法少女にあこがれて (5)」印象に残ったこと3選

1. はじめに

 マズラプです。266回目の投稿になります。

 

 今回は、漫画魔法少女にあこがれて (5)」を読んだ感想を書いていきます。

 ※ネタバレありです

 

 

・「魔法少女にあこがれて (5)」(小野中彰大, 2021, バンブーコミックス)

 

 

 本作品を読んで特に印象に残った以下の3つについて書いていきます。

①あるべき関係性に辿り着くことができたロコとルベル

②個人的に一番刺さった『サルファへのタコ責め』

③「やくそくだからするの?」

 

 

 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。

 

 作者の 小野中彰大 先生並びに関係者のみなさんに届け!この思い!

 

 作者の方に関わらず、読んでいただけるととても嬉しいので、どうぞ読んでいってください。

 

 

 

 

2. 「魔法少女にあこがれて (5)」特に印象に残ったこと3選

①あるべき関係性に辿り着くことができたロコとルベル

 1つ目は、Episode22 のロコとルベルの合体技『フォルティシモ・カノン』が印象に残りました。

 

 見られると強くなるロコを、ロコの影に潜んだルベルが見ることで、ロコの攻撃力を大幅に上昇させていましたね。

 ルベルがロコの影に潜むことで、ロコの攻撃の余波を受けない安全な位置から確実にロコを見ることができるのが、この合体技の強みだと思います。

 

 

 この『フォルティシモ・カノン』を見て、ロコとルベルがあるべき関係性に辿り着くことができたと感じ、胸が熱くなっていました。

 

 また、今回の合体技をにより、ルベルが密かに抱いていた「ロコのために行動したい」という願いが叶ったとも言え、その点でも印象的でした。

 

 

 

互いに満たされることができた新たな関係

 以前は、ルベルが影で他人を操ることで、ロコを満足させようとしていました。

 しかしこのやり方では、ロコの歌は下手なままですし、何よりロコが本当に望んでいる形ではなかったため、なんだか噛み合っていないような印象を受けました。

 

 

 しかし今回、ルベルがロコを見ることで、ロコの歌は上手くなり、ロコは能動的に望みを叶えることができるようになったのです

 そしてルベルは「自分がロコを輝かせている、ロコが自分のために輝いている」という多幸感を得ることにも成功していました。

 

 以前のコンビネーションとは違い、ロコの歌唱力は上昇し、そして何よりロコもルベルも満たされています。

 2人のとろけてしまうような表情がすべてを物語っていました。

 

 

 

 今回の合体技こそが、2人のあるべき形だったのだと感じ、以前の関係からの成長も相まって、なんだか胸が熱くなり、「面白い!」と感じていました。

 

 

 

 このように、本質的な部分を汲み取ると、込み上げてくるものがある感動的な場面だなと思います。

 

 

 

 

 

②個人的に一番刺さった『サルファへのタコ責め』

 2つ目は、Episode 23の窮地に陥るサルファが印象に残りました。

 

 端的に述べると、今回のサルファへの責めが私の好みで感動しました。

 

 

 以前は、ベーゼの責めもすまし顔で突破していたサルファ。

 そんなサルファが手も足を出ず、されるがままに体を弄られるシチュエーションには、萌えを感じざるを得ませんでした。

 

 

 ベーゼの煽りもよかったですね。

 「どうしましたか?いつもの威勢はどちらですか?」は、『普段は強いにも関わらず弱点を突かれ劣勢に陥っている相手の心を弄ぶセリフ』として、かなりの高得点だと思います。(サムズアップ)

 

 

 反論したい、反撃したいのに、うめき声しかあげられず、振り解くこともできない。

 そんな状態のサルファの姿を見て、そしてその気持ちを想像して、ゾクゾクしていました。

 

 

 「抵抗の意志はあるのに、何らかの要因によって抵抗できない」というのは、私の好きなシチュエーションの1つなので、とてもよかったです。

 

 

 また、あまり大きな声では言えませんが、個人的に触手プレイも好きなので、そういった要素もあって良かったです。

 

 

 

 5巻までで様々なシチュエーションがありましたが、このサルファへの責めが個人的に一番ハマりました。

 回を重ねるごとに、様々な責めやシチュエーションが繰り出されているので、私好みのものがさらに登場してくれるのではないかと、期待に胸が高鳴っています。

 

 今後の展開からも目が離せません!

 

 

 

 

 

③「やくそくだからするの?」

 3つ目は、Episode25のキウィの「やくそくだからするの?」が印象に残りました。

 

 この言葉から感じられるキウィのうてなに対する想いに胸が熱くなっていました。

 

 

深層心理から滲み出てきたかのような、キウィの本当の気持ち

 直前の「あぁ うれしいなぁ もっとつづいてほしいなぁ だからさぁ ばか そんなこと かんがえんなよ」も含めて見ると「もっと踏み込んだ、さらに上の関係になりたい。でも何も言わなければ、今の良好な関係のままでいられる。でも、どうしても聞いてみたい」というような葛藤が伝わってきて、胸が苦しくなりました。

 

 

 また、ここまでの一連のセリフが全てひらがなのみで書かれていることも印象的でした。

 これは、気持ちよさにより理性や思考力が低下し、気持ちを取り繕うことができなくなっていることを表しているのではないかと思います。

 

 理性が溶けていく中で、『深層心理から滲み出てきた心の底の本当の気持ち』であることが表現されているように感じられ、そのことからもキウィの思いの強さを感じることができました。

 

 

 

『緩急の鋭さ』が本作品の持ち味の1つ

 普段は、まるでコントを見ているかのような、おもしろムーブが繰り広げられている本作品。

 そんな中で、こういった核心的な言葉が飛び出してくると、一気に引き込まれてしまいます。

 

 この緩急の鋭さが本作品の魅力の1つなのかもしれせんね。

 

 

 

 

3. おわりに

 今回の内容は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 本質的な部分を見ると、いろいろと感じられて面白さを感じることができる本作品ですが、いかんせん表面的な部分がアレすぎます!

 

 おかげで、この作品の面白さを公の場で語れません!

 

 しかしながら、それが本作品の良さでもあるので、致し方ないですね!(サムズアップ)

 

 そんなわけで、こうやってブログに書き綴った次第です。

 

 

 今回の記事を通して「魔法少女にあこがれて」を愛する同志の方々に、私の思いが伝わったのなら、嬉しい限りです。

 

 

 では、今後もよろしくお願いします。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

 

 

 

4. 関連記事

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com

 

pmp68096801.hatenablog.com